【弥生賞 2017】レース回顧|チューリップ賞・オーシャンステークスも!!

高松宮記念って無くなったんや・・・。と、ションボリしながらこれを書いているキャメロットです。
先日から放映されているJRAのCMによると、次のGⅠは大阪杯。春の電撃戦は、やらないみたいですね。一陣の春風の様に、ビュンと駆け抜けるスプリンター達の姿を見るのを楽しみにしていたのに・・・。

・・・。あと2回までは許してやる。

さて今週も、重賞回顧をやってまいりましょう。

あ。この重賞に出てきた馬達は『パドックでシッカリ仕上がり具合を見せ、馬場で精一杯走った』馬達ですよ!(・・・ホンマ、アホとちゃうか?あのCM。)

 

3/4 中山 オーシャンS【GⅢ】

1着 メラグラーナ
スタート決め、控えて好位から。少し頭の高いフォームだったが、特に問題ない。外目へ持ち出されると、伸び抜群。坂も苦にするどころか、登ってもう一段加速する走りを見せつけV。
とにかくパワフルさが目立つ走りでした。好位でソツなく立ち回れ、終いもシッカリしている。前半がビュンビュン飛ぶような流れになれば、この馬は確実に上位へ食い込んでくると思います。
新たな新星の誕生か?

 

2着 ナックビーナス
終始、内を立ち回る。直線も内から進撃を開始も、少し進路に迷うところがあった。捌いてからも、追い出されを待たされる。ここで脚を使った結果、終いの一踏ん張りが利かなかった。
1200m、舞台は中山。この条件で内目は、かなり難しい競馬を強いられると思います。若干スムーズさを欠きましたが、よく2着に持ってこられたと人馬を評価してやりたい。

 

阪神 チューリップ賞【GⅢ】

1着 ソウルスターリング
発馬は完璧。道中は、少し騒がしい走りだったが、他馬の後ろへ入れて上手く落ち着かせていた。直線は追い出されると、素晴らしい加速力を見せつけて後続を圧倒。
いやはや・・・これは強いわ。この一言に尽きる走りでした。3歳になって、更にスケールアップしたように思います。ただ、一つ気になるのは、追い出されてからの走り。かなり内へササっていました。今現在、桜の女王候補の先頭にいますが、今年の3歳牝馬はレベルが本当に高い。この走りを見ると、付け入る隙は、まだあると思います。ただ彼女がしっかり勝ってくれたので、桜が本当に楽しみになりました。

 

2着 ミスパンテール
後方で溜めて直線勝負。力強い伸び脚が目立った。
坂までは2着はリスグラシューか?と思い見ていましたが、本馬はその坂からの伸び脚が強烈でした。登り切ってから、リスグラシューを捩じ伏せるように競り負かした脚は見事だったと思います。後方から終いまで脚を使える持続力もあるので、展開問わず、見せ場のある競馬をやってくれるでしょう。

 

☆リスグラシュー&ミリッサ
前者は叩いて良くなりそうですが、果たして良化したところでどこまでやれるか?ソウル、アドマイヤ、ファンディーナの3頭に追いつくのは、少し厳しいかと思います。後者はまだまだ。これからの成長を待ちたい。

 

3/5 中山 弥生賞【GⅡ】

1着 カデナ
中団後方から。道中はマイペースに走らせ、4角は大外へ。追い出されてからの反応も鋭く、伸びも相変わらず強烈。ワープするように伸びるディープ産駒らしい走りを見せつけV。
チューリップに続き、弥生も”強い馬が更に強くなって”戻ってきましたね。牝馬に比べ、混戦を極める牡馬クラシック戦線。この勝利で、本馬が主役の座へ一歩前進したと思います。ただ本番、内枠を引いたらどうでしょうか?頭を過る、昨年秋のスプリンターズS。

 

2着 マイスタイル
マイペースに逃げて、直線は完全に振り切ったと思われたが・・・。
今日は勝ち馬の末脚が上でした。本馬は、この弥生賞まで逃げた経歴がなかった。そんな馬を、逃げて連へ持ってくる横山典弘の技術は流石ですね。パパジョッキーの典さんですが、まだまだ超一流。息子達は、この父の背を見てジョッキーとしての腕を磨き、そして追い抜け。

 

☆サトノマックス
直線入り口あたりで、一瞬だけビックリするような伸びを見せました。しかし、そこからがフラフラとした走り。この辺りは経験不足の分でしょう。後々は、重賞でも結果を出しそうな素質を感じます。

 

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第35回 中山牝馬S(G3)

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古馬牝馬同士によるハンデ重賞は紛れが生じやすく波乱決着が大前提。当然、この中山牝馬Sも例外ではない。現に3連単の配当は、近10年で7度も10万馬券オーバーとなっており、うち4回が50万円以上。阪神競馬場で行われた2011年には、200万馬券という長徳大万馬券決着まで飛び出している。

高配当決着が続出しているのには、ハンデ戦であることや、小回り中山の1800mという舞台設定も関係しているが、レースが実施されるタイミングにも理由がある。それは、社台グループ生産牝馬のほとんどが6歳春での引退・繁殖入りが既定路線になっているからだ。つまり、このレースがラストランになる牝馬が存在し「有終の美」を飾るべく“メイチ勝負”をかけることもあるというワケだ。無論、全ての6歳牝馬が勝負という訳ではなく、馬券的中へと繋げるためには、確かな関係者情報を入手して、陣営の勝負度合いを見極める必要がある。

さらにこのレースは、GI・ヴィクトリアマイルの前哨戦でもある。現役続行する馬にとっては叩き台になるわけだから、引退前のメイチ勝負の馬たちとは、仕上がり具合やヤル気にも温度差があるのは言うまでもない。

今年も超波乱決着の可能性が十分にある中山牝馬S。既に我々シンクタンクは、ブ厚く狙うべき“激走穴馬”の情報を掴んでいる。今週、シンクタンクを初めてご利用頂く会員様に限り、中山牝馬Sの【爆穴3連単情報】を特別無料公開させて頂く。情報通りに嵌まれば特大万馬券も十分に有り得る爆穴3連単情報を、是非ともその目でご確認頂きたい。

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