「報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない」
by 芦田愛菜
桜花賞より一足早く人間社会でクラシックの登竜門を制覇した
早熟の女傑の名言であり座右の銘である
言葉にも質量があるとすればまさに重みが違う
先週は痺れるような勝ちっぷりでキタサンブラックが圧勝
正直、ラブリーディと同程度の馬と見ていたが
キタサンブラックもまた猛トレーニングでその強さを努力で
磨いてきた馬である
情けない話だが私はまだまだ見る目がない、努力不足が露呈してしまった
さて、芦田女史のような鋼の精神を持つ女性かどうかを見極めるのが
今回の桜花賞
今週から桜がようやく咲き出し
暖かくなり、これぞ春到来
新しい季節の到来で新入学、新社会人、の歓迎ムード
やはり桜花賞はこのうきうき気分の中、始まるからこそ
他のG1よりも格調高く、記憶にも残る
今年は大本命ソウルスターリングの登場
土曜18時台のオッズは驚きの1.1倍（笑
2番人気のアドマイヤミヤビの単勝でも14倍
保険で2人気から買っておいても結構つくじゃないかと思わせる
さらに不吉なデータ
メジャーエンブレム
ルージュバック
クロフネサプライズ
ジョワドヴィーヴル
過去5年間で1人気が4回、馬券圏内からぶっ飛んでいるということから
分かる通り
実際の桜花賞は新人への歓迎どころか
「出る杭は打たれる」を地で行くような社会の厳しさを教え込むレースである
クロフネサプライズ、ジョワドヴィーヴルは置いておくとして
ルージュバックとメジャーエンブレムに関しては
嫌がらせと言うくらい、位置取りをもらえなかった
圧倒的1人気でこの桜花賞を勝とうと思うのは非常に難しい
まず予想通りの展開になることがない
とは言えである
6年連続連対中のディープインパクト産駒がサロニカが取り消しで
出走はカワキタエンカだけであり
演歌は先週で充分とは言わないが、
この降りしきる雨、どこかの国のようにミサイルでも降ってこない限り
今回はディープインパクト産駒に出番はないとみる
去年のモーリスしかり、馬の距離適性を見極めるのも調教師の仕事であることを鑑みると
本質的なマイラー至上主義者藤沢調教師
一時期なんでもかんでもマイラーにしていたくらいであったが、
そんな彼もまた時代に抗えず、トレンドを取り入れることで
悩んでいたのであろうか
最近は1800やら1400やらが適性の馬が多く、G1ではあまり名前がみえなくなりかけたが
去年から迷いがなくなったのか
サトノアレス 、ソウルスターリングと言う名マイラー予備軍の育成での復活はさすがの一言
武幸四郎技術調教師も今は藤沢厩舎で学んでいると聞く
1.1倍でもやはりソウルスターリングである
芦田女史の鋼の精神を受け継いだ馬に出る杭など不要
一旦、世間に認知されれば日本社会は平身低頭
トップの邪魔をすることは野暮と言う民族性
モーリスの引退した後の混迷したマイル界において次代のトップマイラーはこの馬と
みなに思わせるくらいのレースぶりを期待する
1人気が来るときはあまり荒れないレースなので
相手は
○アドマイヤミヤビ
▲アエロリット
この2頭を2着軸
△リスグラシュー
△ヴゼットジョリー
×ミスバンテール
に流す
当然、ロマンだけでは食えないので2～8人気までの馬の単勝も買う
さらに努力に報いるため14～18人気の馬の単勝も買う
以上
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