今週は古馬牝馬の春のNo1決定戦ヴィクトリアマイルです。
ドバイターフを制したヴィブロスがいないのが寂しいのですが、概ね順調にメンバーが集まりました。
東京マイルは荒れてナンボのところがあるので、今週も懲りずに100万馬券を狙っていきましょう。
特別登録馬の優先出走順です。フルゲート18頭に対して19頭の登録がございます。
馬名 年齢 調教師
ウキヨノカゼ 牝7 菊沢
ミッキークイーン 牝5 池江
クイーンズリング 牝5 吉村
レッツゴードンキ 牝5 梅田
ルージュバック 牝5 大竹
スマートレイアー 牝7 大久保
ソルヴェイグ 牝4 鮫島
アスカビレン 牝5 中尾
アドマイヤリード 牝4 須貝
ヒルノマテーラ 牝6 昆
ジュールポレール 牝4 西園
クリノラホール 牝4 谷
フロンテアクイーン 牝4 国枝
リーサルウェポン 牝6 武市
アットザシーサイド 牝4 浅見
デンコウアンジュ 牝4 荒川
—除外候補—
オートクレール 牝6 中野
各馬思うところを記載しておきます。
ウキヨノカゼ
前走福島牝馬Sでは◎に応えてくれての完勝。
ただ、展開に左右されるタイプですので、後方からの追込み一手では厳しいでしょう。
今回は買えないと感じていますが、状態が良ければ紐に加えます。
ミッキークイーン
オークス以来G1勝利がありませんが、堅実に走っています。
前走阪神牝馬Sのように中団に付けれれば決め手は持っていますので届きます。
出遅れなどがあり後方からだとウキヨノカゼ同様厳しいでしょう。
東京適性も問題ないので◎と言いたいところですが脚質から○候補筆頭です。
クイーンズリング
昨年が5番人気8着と着順の内容も見るところがありませんでした。
秋にエリザベス女王杯を勝利して2つ目の戴冠を狙っています。
前走はあまりにも仕上がりが緩すぎました。
今回どこまで仕上げているかで最終決定したいと思います。
調教後馬体重も気にしておきたいですね。460kg台中盤が理想です。
レッツゴードンキ
昨秋から復調を見せ京都牝馬で久しぶりの重賞勝利。
高松宮記念の2着も勝った馬が運にも恵まれた、という内容だったので今は逆らう必要ないでしょう。
高松宮記念が当初の目標だったと思いますので、反動を気にする必要はございます。
こちらも追い切りと調教後の馬体重を確認して決定していきましょう。
△以上は確定。馬券では必ず絡めます。
ルージュバック
未完の大器が未完のまま終わりそうな気配が漂ってきました。
そろそろ勝ってもいい頃だと思いますので、確実に馬券には加えますが、
近走レース内容や脚質からは決め手はありません。
スマートレイアー
京都記念が緩い仕上げで2着に踏ん張りました。展開や馬場等に恵まれた感は否定しませんが、能力は高い馬です。
昨年が4着とあと一歩でしたが今年こそは獲りたいタイトルです。
展開は有利ですので、馬場がどれだけこの馬に味方してくれるか？
ソルヴェイグ
ここが格好の穴馬です。スプリント路線で一定の力は示しています。
脚質も逃げるのは賛成しかねますが、好位を取ったらチャンス到来です。
ここ2戦のスプリント戦から距離を長くした方がいいだろうと考えてます。
好位でしっかり折り合って直線で伸びる形が現状この馬に合っているでしょう。
スマートレイアーを前に置いて競馬をしたいですね。
アスカビレン
マイルから2000mに勝ち鞍があり上がり馬のポジションです。
中団からの競馬で決め手も持っていますが、全体時計で見ると時計がかかった方がいいタイプ。
例年1分31秒台から32秒台前半で決着するので、この馬には厳しい流れとなると思います。
今の充実度は侮りがたいのでノーマークにはしませんが、印を回すにはギリギリ厳しいところですね。
アドマイヤリード
昨秋に自己条件に戻ってから5連続連対、2勝とパーフェクトな競馬です。
上がり3Fも常にトップ。馬の完成度が今まさにピークと言った印象です。
ただしこちらも全体時計は持っていない為、スピード決着になりそうな今回はどうかなと。
一雨くれば単勝勝負でもいいと思っていますが、天気と馬場は土曜に判断したいと思います。
前半の9頭を見ていきました。後半は明日か明後日にアップします。
東京の馬場次第で逃げ先行の粘り込で荒れる競馬となるか、差し追い込み台頭で人気サイドの決着となるか。
今回も馬券の組み立てには苦労しそうです。
今週はヴィクトリアマイルのデータ分析や追い切り診断などをブログに掲載して最終予想をメルマガで行く予定です。
来週にはオークス、そして日本ダービー。クライマックスの足音が近づいてきました。
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過去10年の人気馬の成績は、1人気[3.3.0.4]、2人気[1.0.1.8]、3人気[0.1.2.7]と2.3人気は僅か2連対と凡走するケースが多い。1番人気で勝ち上がったのはヴィルシーナ、アパパネ、ウオッカの3頭のみ。6連対の1人気は安定しているが確固たる本命馬不在の年は大波乱となっている。15年には12人気ケイアイエレガント、18人気ミナレットが馬券圏に入り2070万馬券、07年にも12人気コイウタ、9人気アサヒライジング、8人気デアリングハートの3頭で228万馬券が飛び出しているように人気薄の好走が目立つレースでもある。
今年は05年のクラシック2冠馬ミッキークイーンが昨年2着の雪辱に燃えている。3つ目のＧⅠタイトルを手にすることができるのか？05年桜花賞馬レッツゴードンキは前走の高松宮記念で2着。今では折り合い面の進境も見られ充実一途で、マイルの距離でも好戦可能か？京都記念では強敵牡馬相手に2着と大健闘のスマートレイアー。悲願のＧⅠ初制覇なるか？前走の阪神牝馬Ｓ2着と本格化した感のアドマイヤリード。上り馬らしく調子を上げて来た。今ならＧＩでも好走可能か？無冠の大器ルージュバックもＧＩ級の能力の持ち主で牝馬限定ＧＩなら差はない？
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