日本ダービーの追い切りを確認しておきます。
とその前に、政治の話を。
現在加計学園問題が取り上げられています。
昨夜ニュース23を見ていて、ガッカリしたので吐き出します。
文科省の前事務次官の前川さんですか。インタビュー受けていましたが、ニュース23の映像では
前川さんのバッグから例の「官邸（首相）の意向」などの書類が8枚（以上あったように見えましたが）が出てくる。
という状況がありました。
さてさて、前川さんはどうやってこの書類を入手したんですかね～。
１、退任時に今後問題となりそうな資料は、こっそり自宅に保管していた
２、騒動を受けてかつての部下に資料を回してもらうように手配した
３、その他
文科省は内部資料の取り扱いをものすごく簡単に考えているんでしょうね。
今は無関係、一市民だと思う前川さんが「レク資料」を入手できている、という事実に、唖然ですよ。
何より、ニュース23はその入手については触れることがないというお粗末さ。
おかしいと思わないのかな、と思います。
もっとも、あのニュースを編集した人は、あえて「前川さんのバッグから資料が出された」と紹介したので、ニュース23そのものも現場とトップでは姿勢に乖離があるのでしょう。
前川さんをつついてはいけない＝安倍叩き、というトップの指示の下、現場はそれとなく前川さんの疑問点を紹介した、という構図ですね。
この件は、どうでもいい茶番のオンパレードで政治家もマスコミもご苦労様という印象です。
そんな茶番をやっている最中に、農林水産省管轄のJRA主催、東京優駿（日本ダービー）が日曜日に開催されます。
そんな政治の話とは無縁な競走馬たち。
この世に生を受け、このレースために存在し、ここまで厳しい調教に耐え、関係する人々が全力を尽くす、その舞台が日本ダービー。
どの陣営も現在持ちうる限りの力で、馬の状態面をアップさせていきます。
最近の気温の急激な変化等もなかったので体調面は概ね各馬順調でしょう。
あとはデビュー以来、ここへ向けて無理なローテを続けている馬が多いです。
陣営はローテを踏んで「大体こんな感じ」というので2月3月から逆算して予定を作りますが、各馬がそれ通りに来て来るとは限りません。
馬は年ごとにすべて違うので、その辺で「疲労感」がある馬がいれば消していきたいと思います。
全馬短評を入れていきます。
1番ダンビュライト
2番アメリカズカップ
音無厩舎の2頭が一緒に坂路で併せ。
状態面はアメリカズカップの方が良さそうに見えましたが、ダンビュライトは追い切りがアテニならないタイプなので、どちらもいい状態といえるでしょう。
3番マイスタイル
弥生賞・皐月賞と今回、いずれも追い切りの雰囲気は変わらず。
この馬なりの力は出せるでしょう。
4番スワーヴリチャード
こちらも共同通信杯、皐月賞当時と同じようなデキ。
雰囲気はいつもいいです。
5番クリンチャー
皐月賞同様坂路で最終調整。最終調整という感じの追切です。
上手く言えませんが、買いにくい印象です。
皐月賞より悪い気がします。
6番サトノアーサー
CWで川田騎乗だと思います。素晴らしい伸びですね。
これぞダービー仕上げといった印象です。
消したかったのですけど、消せなくなりました。
7番アルアイン
皐月賞当時と比べて現状維持。きれいなフォームです。
疲労感は全く感じませんし、いい伸びをしています。
今回もキッチリ走ってくれる仕上がりでしょう。
8番トラスト
NHKマイルCは公開追切だったみたいです。
今回は変わり身を見せそうな雰囲気で、いい仕上がりです。
状態面はダービー仕上げ、あとは力関係と展開の助けか。
9番マイネルスフェーン
これまでは坂路で最終追いでしたが、今回は南Wでした。
走りは軽快でいい状態です。
青葉賞当時より上昇を感じます。
10番ベストアプローチ
CWで併せですが、岩田が乗っているのでしょうか？
相変わらずやり過ぎな印象を受けますが、馬は下降かなと決めつけていましたけど、雰囲気いいですね。
買いたくなる追切です。
直前情報が欲しい一頭です。土曜朝の状態を新聞でチェックしましょう。
11番ペルシアンナイト
動画が「十分な撮影ができませんでした」と表示されています。
わずかに映っている遠めの映像からは状態は良さそうですね。
中間の時計などは皐月賞当時と変わらないかむしろ上向いている印象です。
いいと思います。
12番レイデオロ
追い切りの雰囲気は皐月賞当時と変わらず。
藤沢厩舎なので3頭併せの緩い最終調整ですので、判別が難しいです。
13番カデナ
首をグッと下げたいい追い切りです。
皐月賞の時は坂路で今回はCW。ダービー仕上げですね。
いい追い切りです。
14番ジョーストリクトリ
結果論ではありますが、NZTの追い切りが一番良く見えます。
NHKマイルCと今回は同じような追い切りで悪くはありませんが良くもない。
同じ東京という舞台を考えると、変わり身への期待は薄いでしょう。
15番ダイワギャグニー
美浦の坂路で併せです。弥生賞の時が坂路で比較が難しいのですが、今回はレースモードになっていない印象です。
どこか集中力に欠ける印象です。
16番キョウヘイ
CWで単走も大きく走れています。状態は良さそうですね。
この馬の力は十分に出せる仕上がりでしょう。
17番ウインブライト
皐月賞の最終追い切りは最後だけキッチリ走っていましたが、今回は映像に映っている範囲はすべて勢いを感じさせます。
スプリングS当時とも比較しましたが、一番いい出来に見えます。ダービー仕上げですね。
買いたくなる仕上がりで、枠の点から取捨を悩みたいと思います。
18番アドミラブル
栗東坂路で最終追い切りは青葉賞と同じ。
中間の時計は青葉賞では特に強い時計は出していませんが、今回は一週前に一本入れています。
最終追い切りは終い重点で状態を確認する内容でしたが、青葉賞当時と変わらない状態です。
いい出来でしょう。
以上18頭をざっと見ていきました。
目についたのは
アメリカズカップ
サトノアーサー
トラスト
マイネルスフェーン
ベストアプローチ
カデナ
ウインブライト
アドミラブル
頭数が多くなりましたが、ダービー仕上げで各馬いいですね！
その中でも一頭上げるとすれば、
カデナ
でしょうか。
いいと思います。
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