ダービーのレースを振り返っておきましょう。
いろいろ見えたので今後の備忘にしておきます。
馬券的にはアドミラブルを大外という理由でバッサリ行ってますので3連系は全滅。
2列目に配した2頭、ダンビュライトとベストアプローチはともに馬券に絡まずで、全体的にどうやっても勝てないレースでした。
そもそも東京9レース・むらさき賞ブレイヴリー。こちらはメルマガ配信の単複予想ですが、クビ差の4着。
この時点で嫌な予感しかありませんでした。
概ね予想通りの流れでしたが、あと一歩粘れず。
当日の最初の馬券で流れを掴むかどうかは大事ですね。
では日本ダービーの反省文といきましょう。
スローな流れとなるや、すぐに動いたレイデオロ＠ルメールの好騎乗が光るレースでした。
展開予想としてこの流れは予想できたか？
という点ですが、十分視野に入っていました。
アルアインが先行につけるも距離に一抹の不安あり。
となるとアルアインはペースが上がりません。
アルアインより前でレースをするマイスタイルやトラストなどは、当然アルアインを後ろに置きながらスローでギリギリまで粘りたい。
ここまでの展開予想は当然です。
逆に乱すとしたら、先行勢の馬同士が競り合う形となり、2頭3頭でかかり気味にいくことでしたが、そっちは事故なのでまずは当然の流れだったと思います。
展開予想としての結論は、中団から差し馬、後方からだと届かない。
穴馬は前残り。もしくは中団から予想以上の切れ味を発揮する馬。
ここにポイントを置いていたので、展開予想は問題なし。
この前提を踏まえて各馬を見ていくと、
1着レイデオロ
対抗の○指名で、スタートで後方になってヤバいと思いましたが、そこからすぐに動いたルメールはさすが。
今、ルメールに逆らうのは得策ではないですね。安田記念も引き続きルメールは押さえが必要でしょう。
レース内容はホープフルSや皐月賞で掴んでいたイメージ通りで4コーナー立ち上がりで先頭に並びかけて、そこから押し切るもの。
この馬は強い、と思っていましたがその通りの結果になりました。
体質的な強さがどうかなと思いますが、ここで休養に入るので、秋もどういうローテであれ、「叩き2走目」が買い時でしょう。
この馬の強さは、「操作性、上がり3F、ロングスパート」にあります。
今後も大崩れはないのですが、古馬との戦いでは基礎ペースが上がるので、
その時にスタミナ面でどうでしょうか？狙いたいのは菊花賞ではなく天皇賞秋ですかね。
ただ、秋初戦のセントライト記念・神戸新聞杯もある程度はやれると思うので2着3着で狙いたいところですね。
2着スワーヴリチャード
共同通信杯で見せたこの馬らしい競馬でした。
もう少し後ろから行くと思っていたので、印は△でしたがこちらも四位の好騎乗があったと思います。
共同通信杯とダービー2着から、この後のレースは厳しいところしか使えませんが、菊花賞やジャパンカップよりはアルゼンチン共和国杯で見たいですね。
菊花賞はスタート直後のポジション取りが明暗を分けるレースですが、そこまでの器用さがあるとは思えません。
かといって天皇賞秋に出てもまだ古馬G1のペースにはついていけないでしょう。
神戸新聞杯を使ってくると思いますので、そこではガッツリ勝負でいいと思いますが、その後は難しいと感じます。
もう一段階成長待ちです。
3着アドミラブル
大外からスタートで直後に後方2番手から。向こう正面でレイデオロが動くと付いていくように進むが中団をキープ。
そこから青葉賞のように4コーナー捲りを見せるかと思いきや、直線勝負に出ました。
まだ余力を残していたと思うので勿体ない競馬と感じます。
大外なので不利はあったと思いますが、逆にこの馬の強さをまざまざと感じます。
菊花賞はこの馬でいいのではないでしょうか？
今年に入って3月5日から4連戦。お疲れ様でした。
まずは無事にこの夏を過ごして、秋に万全の体調で来てもらいたいですね。
暮れの有馬記念でも面白い存在と思います。
4着マイスタイル
典さんの好騎乗が光りました。
好枠を得たのも大きかったのですが、直線でもしっかり粘れていました。
今回馬体重が＋10kgでしたが、この内容から行くと今が成長期でしょうか。
このまま夏もレースを使いながら育てていけば、来年は楽しみな一頭になりそうです。
内ラチ沿いを取れればある程度やれる目途が立ったので今後のこの馬の馬券検討は簡単に行けそうですね。
内枠でラチ沿いを走れるか？外枠でも逃げ馬不在で自分のポジションが確保できれば。
この点で買えるか買えないかが判断できそうです。
5着アルアイン
好スタートから2番手3番手をキープ。
いい流れでしたがレイデオロが動いてからは好位を譲る形で馬群の中へ。
あれでは馬も走る気をなくしてしまうのではないでしょうか。
結果、馬群のままで押し上げて混戦の3着争いの中の1頭。
マイスタイルを交わせなかったところが、今日の惨敗ぶりを物語ります。
松山騎手にとってはいい経験になったと思うので、ダービーでも堂々とした競馬ができるように精進してほしいですね。
馬は操縦性も高く、スタートもいいです。距離不安はありますが、菊花賞でも戦えると思います。
展開一つでゴールドシップ以来の2冠馬のチャンスはあると思います。
13番カデナ
◎指名でしたが、福永が安定の糞騎乗です。
スタートから最後方を取るとか、何を考えているのかさっぱり分かりません。
こんな福永に◎を入れた自分を殴りたい、とは言いませんがカデナは強い馬だと今でも考えています。
福永以外の騎手で有馬記念に出走するなら買いたい。
菊花賞はおそらく出番がないでしょう。
その他気になるところは特にありませんが、古馬と戦うようになってもやれそうなところを。
7着ペルシアンナイト
マイルがベストの馬だと考えているので今回は印を入れませんでした。
レイデオロについて上がったときにはガス欠するなと思いましたが、あとから振り返ると最後までソコソコ。
この馬の根性は立派なものがありますね。
マイルCS、3歳には厳しい舞台ですがこの馬と現在の相手関係なら戦えると感じます。
今後の路線に注目です。
ダービーの回顧は以上です。
土曜日にあったダービー除外馬の集う白百合ステークス。
こちらはダービー除外になったサトノクロニクルが勝ちましたが、辛勝。
レース内容に見どころもなく、菊花賞に向けてと思っていましたがサトノクロニクルも厳しいですね。
菊花賞に向けて現時点での評価です。
◎アドミラブル
○アルアイン
▲不在
☆マイスタイル（内枠取れれば）
ダービー組2頭と夏の上がり馬の組み合わせで行けそうですね。
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