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ヴィクトリアマイル2018 前走高松宮記念組に注目

ヴィクトリアマイルの展望を行っていきます。
本日は、出走馬の確認と前走の内容を少し触れておきましょう。

特別登録は18頭で、フルゲート丁度ですね。
回避があればフルゲート割れです。

一旦、出走馬の一覧です。

ヴィクトリアマイル 特別登録馬

各馬の前走について、前走のラップやペースを中心に思うところを記しておきます。

なお、例年のヴィクトリアマイルは、11秒台の平均ラップを刻んで、ラストは消耗戦といった形です。
後ろすぎて上がり最速を出しても届かないことがほとんどで、過去5年上がり最速で勝利したのは16年のストレイトガールのみ。

ただ、昨年は道中緩んでアドマイヤリードが押し上げて、差し切り勝ち。
今年も昨年同様ペースが緩くなりそうな気がしますので、そこの見極めが必要ですね。

アエロリット 55.0
中山記念は12.0を刻んだラップで、例年のVMならハマります。
昨年のNHKマイルCやクイーンSも、一定のラップを刻んで勝利していますので、例年通りならチャンスですが、スローに緩むと危険です。
カワキタエンカ次第で勝つか着外か、というイメージです。

 

アドマイヤリード 55.0
前走阪神牝馬Sはミスパンテールがゆったりと逃げて、好位から進めるも同じ脚色で4着。
叩いてナンボのタイプですので、叩き3走目の今回は狙い目ではありますが、スローで折り合った前走で勝ち負けできなかった点は引っ掛かります。
ただ、VMは連覇の多いレースです。その点ではノーマークにはできないですね。

 

エテルナミノル 55.0
愛知杯で勝利した後2戦が案外な結果。一つ言えるのは後ろから行くとダメで、5番手くらいの好位から進めた方が合っています。
G1の激流に耐えれるかどうかも厳しいと見るべきですが、大穴枠では注意をしています。
あまり根拠はないんですけど、左回りで好位に付けてさえいれば、残しそうな気配を感じています。

 

カワキタエンカ 55.0
さて、ペースを握るのはここです。基本的に緩く逃げて、終いも粘る競馬です。
G1の流れに耐えれるかどうか。騎手次第で考えたいですね。
3走前の洛陽Sは休み明けでもありますし、混合戦で女の子を出したと見ていますので気にしなくていいでしょう。

 

クインズミラーグロ 55.0
小倉大賞典の2着は逃げ馬・2番手馬が揃って最下位とブービーに沈むハイペース。
トリオンフとの着差はありましたが、ペース的にはそれくらい厳しい流れの方が持ち味は出せるタイプです。
カワキタエンカの流れを考えると違うでしょうね。

 

ジュールポレール 55.0
昨年の3着馬でリピートレースを考えると穴をあけてくれそうな期待はあります。
前走阪神牝馬Sは、鉄砲タイプを裏切る凡走。着順以上に内容のない競馬で、どうしたんだと言わざるを得ません。
好位からの切れ味が身上ですが、そこに衰えが見えたと感じます。
悩みますが、厳しく見ていきたいところですね。と思ったら穴をあける気もしますが。。。

 

ソウルスターリング 55.0
終わった感がありますね。復活なるかどうかですが、こればっかりは分かりません。
藤沢厩舎もイマイチな状況に戻っていますし、状態が昨年の春のように戻ってくるかどうか。
追い切り見て確認です。ただ、昨年の力が戻っていれば勝ち筋は見えます。

 

デアレガーロ 55.0
京都牝馬Sは2着と好走もスタートからドスローの流れの用意ドンの流れに乗れた形でした。
決め手はあるので、3着ならという気がしないでもないです。
ただ、G1の流れを未経験というのは不利と見るべきでしょう。

 

デンコウアンジュ 55.0
昨年の2着馬で終いの脚も堅実。カワキタエンカのペースで3着に入った前走を考えると今回も押さえは必要でしょう。
リピートレースでもありますし、ここはあまり考えずに△の予定です。

 

ミスパンテール 55.0
4連勝と勢いも一番なら、逃げて良し差して良しで隙が無くなってきました。
イメージ的にはG1ではコケるタイプに見えますが、取捨が難しいですね。
力は今一番だと思います。

 

メイズオブオナー 55.0
前走はスローの用意ドンのレースを3番手から逃げ馬を交わしたところでゴール。
現状、G1で勝ち負けというイメージは持てない内容で、ここは消してもいいでしょう。

 

ラビットラン 55.0
ローズSの衝撃からややトーンダウンの状況です。ここ数戦はみるものも乏しくです。
思い切って、最後方からも直線一気の競馬をすれば入着を狙えそうな気はしますが、そんな冒険ができる騎手は乗らないでしょうから、結論としては消しですね。

 

リエノテソーロ 55.0
本記事をなぜラップタイムを確認するような内容にしたかというと、前走高松宮記念組に注目しているからです。
高松宮記念はハイペースで息の入る隙もなく、ラップを重ねるごとに時計がかかるという厳しい流れ。
大敗はしていますが、この経験を踏まえた上での、昨年NHKマイルC2着馬。
流れは悪くないと見ています。

 

リスグラシュー 55.0
リスグラシューに関しては本命に置かざるを得ないかなと考えています。
というのも、VMというレースそのものが「3歳牝馬3冠で残念だった馬が勝つレース」だからです。
ホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、あるいはアドマイヤリード。
3冠全てに出走し2着5着2着で、いい感じの戦績です。
能力的にも混合の東京新聞杯を勝利している点で問題なし。
そろそろ戴冠でしょう。

 

レッツゴードンキ 55.0
高松宮記念2着と衰えを見せません。昨年は11着大敗と人気を落とすようなら狙いたいところですが、皆さん押さえには回すでしょう。
無条件で押さえに回します。

 

レッドアヴァンセ 55.0
ジワジワと成長を見せています。エリモピクシーの血が騒ぐなら、惜しくも勝てずという結果を想像してしまいます。
実際、そうなりそうですが、馬券的に押さえは必要でしょう。成長力は間違いないです。

 

レーヌミノル 55.0
マイルCSで4着、高松宮記念7着と混合G1でも戦えている桜花賞馬です。
昨年より強くなっていると思いますので、久々の牝馬限定ならチャンスありでしょう。
安定感やレースへの対応力からはリスグラシューに譲りますが、対抗に置こうかどうかで思案中です。
いずれにしても重たい印で臨むでしょう。

 

ワントゥワン 55.0
現状はまだG1では厳しいでしょう。
展開的にも最後方からの直線一気ですが、圧倒的な決め手がある訳ではありません。
ソコソコの脚では届いて掲示板まででしょう。

以上、出走予定馬18頭に一言を入れていきました。

まとめると、前走高松宮記念組に注目している、です。
一方で、本命はリスグラシューで仕方ないかなぁと。

1着馬を2頭置く形で予想する方向で組み立てたいと思います。

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