近年札幌記念のG1昇格論が熱を帯びてきている。札幌記念がG1に昇格すれば当然今まで以上に馬券売り上げも見込める。夏競馬のドル箱不足を解消するにはピッタリなのだが・・・。ここは意外と賛否が分かれるところ。ここ数年大阪杯・ホープフルSがG1に昇格している。いずれも芝のレース。G1レースが増えれば競馬ファンの楽しみが増える事はとてもいいことなのでこの点に関しては特に異論はないのだが、少し冷静になって考えると一つの疑問点がある。
G1に昇格するレースは芝のレースばかり。現在JRAでダートG1はチャンピオンズCとフェブラリーSの二つのみ。後は全て芝のG1レースと言う偏りぶり。芝のレースに力を入れたいのは分かるが余りにも偏り過ぎと言っても良いだろう。2歳のダートG1がないのは仕方がないとしても3歳のダートG1は一つくらいあっても良いだろう。ここが引っかかる点の最大のポイントなのだ。
物事には順番と言うものがある。1の次は2なのだが、JRAの改革は1の次は5と肝心の順番を踏んでいない。ここが疑問点である。JRAも別にダート路線をないがしろにしているわけではないだろう。下級条件ではダートのレースは多い。それに比例して上のクラスでもダート重賞、そしてダートG1が比例してあれば良いのだが残念ながら現状ではその様な状況にない。これが現実の世界の話なのが少し寂しい。ダートのレースが好きな人も当然多い。その辺りも考慮するべき案件である。
話を札幌記念に戻すと毎年豪華メンバーが終結する。札幌記念から秋のビックレースに挑む馬も少なくはない。真夏のG1も悪くはない。札幌記念はG2の中でも1着賞金7000万円と2歳G1戦の阪神JFよりも高い。競馬ファンの間では【スーパーG2】と呼ばれている。確かにG1昇格には相応しいレースである事は間違いない。年々G1昇格の機運は上がってきているのも紛れもない事実。
真夏にG1開催があっても良いと思う。あとは、JRAがどう判断するかだけの問題になっている。大阪杯・ホープフルSはスンナリとG1に昇格している。ホープフルSに関しては10年前はまだオープンのレースだったが重賞に格上げされたと思ったら今度はG1にまで昇格した。JRAの判断基準が読めないのはこういった歴史背景があるからだ。札幌記念のG1昇格論は近年活発になってきている。確かに競馬ファンも望んでいる部分も多い。
札幌記念のG1昇格はそう遠い日ではないと思う。後は他のレースとのバランスを重視して最終的に決めればいい。1着賞金も1億5000万円くらいで良いのではないだろうか?そうなれば更に真夏の札幌に一流馬が多く参戦する事になる。札幌記念G1昇格は既に既定路線にはなっているがJRAは慎重な姿勢を崩さない。ポンポンと大阪杯・ホープフルSをG1に昇格した時のようにはいかない。果たしてJRAの最終ジャッジはどこで決まるのかに注目が集まる。
★アポロケンタッキー…コリアC
★アルアイン…オールカマー。鞍上は北村宏
★インカンテーション…南部杯
★ウインガニオン…京成杯AH
★ウインテンダネス…京都大賞典
★オジュウチョウサン…九十九里特別
★ガンコ…オールカマー
★キセキ…京都大賞典
★キングズガード…東京盃
★クリンチャー…フォワ賞。鞍上は武豊
★グリュイエール…新潟記念
★グレイスフルリープ…コリアスプリント
★ケイティブレイブ…コリアC
★ゴールドアクター…オールカマー
★ゴールドドリーム…南部杯
★サウンドトゥルー…日本テレビ盃
★サトノダイヤモンド…京都大賞典
★シュヴァルグラン…京都大賞典
★ステファノス…毎日王冠
★スワーヴリチャード…天皇賞・秋
★セイウンコウセイ…スプリンターズS
★セダブリランテス…新潟記念
★ソールインパクト…コーフィールドC
★ダイワギャグニー…毎日王冠
★タムロミラクル…マリーンS
★ダンビュライト…オールカマー。鞍上は武豊
★チェスナットコート…コーフィールドC
★テーオーヘリオス…JBCスプリント
★トミケンスラーヴァ…丹頂S
★ニシケンモノノフ…JBCスプリント
★ノーブルマーズ…アルゼンチン共和国杯
★ノンコノユメ…南部杯
★ハートレー…丹頂S
★ハクサンルドルフ…富士S
★パフォーマプロミス…京都大賞典
★ブレスジャーニー…丹頂S
★マイネルミラノ…新潟記念
★ミツバ…JBCクラシック
★モズアスコット…スワンS
★モンドインテロ…京都大賞典
★ヤングマンパワー…京成杯AH
★レイデオロ…オールカマー。鞍上はルメール
★ロードクエスト…京成杯AH
★ロジクライ…京成杯AH
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