いよいよ今年も締めくくりのレースがやってきました。
多くの競馬ファンは有馬記念で競馬納めかもしれませんが、私は違います。
この記事を読んでくださっている方もそうでしょう。
交流重賞ではあるのですが、今年1年の競馬界総決算レースであるGⅠ東京大賞典が競馬納めになるのではないでしょうか。
当サイトは地方競馬にも最近力を入れているので年末一杯まで競馬納めになる事はありませんが、このビッグレースで一区切りを迎えることが出来そうです。
さらに今年は日曜日に開催されるので史上初で東京大賞典が地上波でテレビ中継されます。
地方競馬なので多くの方があまり見る機会が無いと思うのですが、中央よりもファンとの距離感が近く、競争馬も近くで観れるので一度虜になるとやめられませんよ。
そんな地方競馬が地上波で放送されれば、地方競馬の世間のイメージが良くなると思うので個人的には来年からも放送して欲しいです。
来年からの放送は今年に掛かっていると思うので、番組を見て少しでも視聴率という形で貢献したいですね。
話を東京大賞典の事に戻しますが、今年は豪華なメンバーが集結しました。
例年中央馬だけでなんとかなるというメンバー構成ですが、今年は地方勢いのメンツも豪華です。
東京大賞典は大井2000mで行われます。
これは中央の東京芝2400mと同じように、地方では最も代表格となるコースです。
今年最後のGⅠレースを制するのはどの馬なのか。
全馬分析を行っていきます。
1枠1番 アポロテネシー 牡4 57.0㎏ 武豊騎手
中央所属馬で武豊騎手が鞍上と言う事で変に支持を集めです。
武豊騎手自身もこのコースはかなり経験しているので熟知はしているでしょう。
ただ馬の能力が少し足りないです。
最内枠を生かしてどこまで着をあげれるかでしょう。
2枠2番 ケイティブレイブ 牡6 57.0㎏ 御神本騎手
浦和記念は本当に強かったですね。
いろいろな不安材料がある中での勝利なので価値があります。
今回は得意の大井に替わるのでさらに楽に競馬が出来るでしょう。
今年こそは3着以上を目指してほしいですね。
鞍上の御神本騎手も大井を知り尽くしているので心強いです。
3枠3番 ウマノジョー 牡6 57.0㎏ 有年騎手
さすがにこのメンバーになると全く力が足りていません。掲示板も厳しいのではないでしょうか。
4枠4番 サンドプラチナ 牡6 57.0㎏ 石崎騎手
この馬もここでは厳しいですね。
4枠5番 モジアナフレイバー 牡4 57.0㎏ 繁田騎手
勝島王冠は好メンバーの中で結果を残しました。
今回は地方勢の大将としての出走ですね。
自分の競馬に徹する事が出来れば十分勝ち負け出来る能力の持ち主です。
南部杯の競馬を見る限りでは中央勢ともやり合えるので注目の地方馬です。
5枠6番 サノサマー 牡5 57.0㎏ 勝浦騎手
中央馬でオープンで走っています。
中央勢の中では下っ端なのでさすがにこの馬から勝負するのは厳しいでしょう。
今回は地方馬も力があるので掲示板も厳しいのではないでしょうか。
5枠7番 ロンドンタウン 牡6 57.0㎏ 岩田康騎手
韓国GⅠを勝利して2年経っているのですね。
中央でも地方でもなかなか勝ち切れていないのですが、地方戦では馬券に絡めています。
相手関係は今までの交流重賞と比べ物になりませんが、地方なら抑えておいても良いのではないでしょうか。
鞍上も元地方競馬騎手の岩田騎手なので大井2000mの攻略法も熟知しているでしょう。
6枠8番 バルダッサーレ 牡6 57.0㎏ 笹川騎手
笹川騎手というのはアツいのですが、バルダッサーレの最近の2000m越えの戦績を見ている限り相手レベルも上がるので難しいでしょう。
6枠9番 オメガパフューム 牡4 57.0㎏ M.デムーロ騎手
前走のチャンピオンズカップでは抜群の手応えで道中進んでいましたが、最終コーナーで前に壁が出来てしまい捌くことが出来ず6着に敗れました。
あれだけハイレベルメンバーとの一戦では一瞬の不利が命取りになるだけなので、そこまで悲観的になる必要はないでしょう。
今年に入って戦績も安定していますし、ハイレベルメンバー相手にもしっかり結果を残しているので今が充実期と判断出来ます。
昨年と同じローテーションで巻き返しているので、今年も巻き返しが期待できます。
昨年の勝ち馬なので適性面も問題ありません。
唯一の不安材料は鞍上のM・デムーロ騎手。
今シーズンは全く良いところがありませんでした。
しかし、「終わり良ければ総て良し」ここでデムーロ・マジックを見せて欲しいです。
7枠10番 ノンコノユメ セ7 57.0㎏ 真島騎手
中央馬のイメージが強いですが、今年から地方に移籍しているので地方馬です。
馬柱を見ると中央勢と張り合えるのはノンコノユメくらいでしょう。
ただ年齢的な衰えなのか、少し下降気味にも感じます。
重い印を打つのは難しいですが、抑えておいても良いかも知れません。
7枠11番 ゴーディー 牡11 57.0㎏ 安藤騎手
流石に厳しいでしょう。
8枠12番 ゴールドドリーム 牡6 57.0㎏ C.ルメール騎手
ベスト条件ではないものの、このメンバーではやはり最上位です。
昨年の帝王賞で制している舞台なので適性面は問題ないでしょう。
近走勝ち切れていないのと、昨年の結果から考えると今回も勝ち負けというより複勝圏内といった感じでしょうか。
C・ルメール騎手は今年はアメリカにバカンスに行くようなので、気持ちはそっちにいっていると取りこぼす可能性も。
8枠13番 ロードゴラッソ 牡4 57.0㎏ 川田騎手
巷では川田騎手を買えば何とかなると言われるくらい、日本人騎手の中でも信頼のある騎手です。今秋のGⅠシリーズでも結果を残して来ました。となると変に支持を集める可能性もあるので注意したいです。外枠は不利とまでは言いませんが、脚質的にはもう少し内目が良かったと思いますし、間隔が詰まっているので疲れも気になるところです。
以上が東京大賞典の全馬分析です。
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