待ちに待った金杯が終わりました。
中山金杯はJRAからメッセージなのか「3-9」サンキュー。
京都金杯では3連単が100万馬券となったお年玉馬券。
一年の計は金杯にありという格言があるが本当にそう思える金杯デーでした。
金杯が終わると地方競馬も少し落ちつきを取り戻す感じです。
といってもいつも通りな感じなのですが。
年末の怒涛の重賞ラッシュは勘弁してほしいですね。
世の中の流れ的にも密はダメなんで、もう少し分散してくれたらと願いつつ、2021年も地方競馬予想をやっていきます。
新年一発目の地方予想となるのが、7日(木)浦和競馬場で行われるニューイヤーカップです。
この時期の重賞らしい名前です。
出走頭数としては南関の中では非常に少ないのですが、今回はメンツが結構揃いましたね。
頭数の割には予想も難解ですし、見応えのあるレースになることは間違いなしです。
馬券的にも南関からのお年玉になる可能性もありそうです。
まずはいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。
1番 サヨノグローリー 牡3 56.0㎏ 町田騎手
デビューから全て浦和なので適性面は問題ありません。
一度も馬券から外れていませんし、どんな条件でも堅実に走っています。
どんな展開でもしっかり末脚を使えるのが特徴です。
最内枠も引けて運もあるので楽しみな存在です。
2番 カシノルシーダ 牡3 56.0㎏ 吉留騎手
下級クラスでも結果を残せていません。
今回は少頭数戦ですが、相手はなかなかのメンバーなので今までよりも結果は残すのは難しい状況下。
どこまでやれるか。
3番 ジョーロノ 牡3 56.0㎏ 吉原騎手
小久保厩舎所属なので要注意です。
今回3頭出しなのですが、能力的にはこの馬が抜けている。
園田ジュニアグランプリは相手関係を考えれば悲観的になる必要はない。
能力的には上位ですし、同脚質の馬はいるものの枠も良いところに入ったので崩れないか。
4番 ピースフラッグ 牡3 56.0㎏ 山崎騎手
隣に前に行きたい同型馬がいるので、浦和が得意な山崎騎手がどのように乗るか。
内枠に入れたのもプラスですし、やり合わずスムーズな競馬が出来れば勝ち負けか。
5番 トランセンデンス 牡3 56.0㎏ 森騎手
小久保厩舎の管理馬です。
門別出身という点も抑えておきたいポイント。
前走は移籍初戦・ハイレベルなメンバーだったので結果は残せなかった。
しかし今回は相手関係も落ち着き、条件的には楽になった。
前走に引き続き森騎手が騎乗するので、仕切り直しと行きたい。
6番 キャストロポポ 牡3 56.0㎏ 和田騎手
門別出身馬で移籍してからも安定しています。
ただ今回は今まで以上にレベルの高い馬を相手にしないといけない。
このメンバーでどこまでやれるか。
7番 ワールドリング 牡3 56.0㎏ 張田騎手
前に行きたい馬が多いので前がやり合って自滅する展開になればチャンスあり。
後ろから競馬をする馬なので、どうしても展開の助けがないと厳しくなる。
展開さえ嵌れば突き抜ける。
8番 サイダイゲンカイ 牡3 56.0㎏ 左海騎手
小久保厩舎の管理馬です。
門別在籍時には中央経験もあります。
南関に移籍してからは目立った崩れない。
バランスは良い馬だが決め手に欠ける馬なので左海騎手がどう騎乗するか。
9番 ハートプレイス 牡3 56.0㎏ 桑村騎手
門別在籍時から注目されていた素質馬です。
唯一2桁着順で敗れたのは中央の芝レースに出走したときなので参考外。
初浦和がどうかですが、条件的には問題ない。
あとは南関のトップクラスにどこまで食らいつけるか。
10番 キャッスルヒーロー 牡3 56.0㎏ 本田騎手
安定感はあるが目立った特徴があるわけでもない。
近走は悔しい競馬が続いているが、今回は相手関係大幅強化なので厳しい競馬になるでしょう。
以上がニューイヤーカップの全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。
帯に短したすきに長しのメンバーで難解な一戦。
展開を考えるとジョーロノ・ピースフラッグ・サイダイゲンカイと逃げ馬が揃い、差し馬向きの流れとみるのがセオリーでしょう。
馬券をボックスで買うものの印をつけるなら
◎5番トランセンデンス
全日本2歳優駿で左回りもこなせることは確認できました。
南関移籍2戦目で環境に慣れ、馬体も戻してくればチャンスはあるのではないでしょうか？
ただ勝ち切れないタイプで決め手に劣るので、森騎手とは言え勝つのは難しいかなと感じます。
○3番ジョーロノ
浦和3戦3勝、南関2歳重賞で3着以内数度、JRA交流でも掲示板確保かつ逃げなくても競馬ができることを証明しました。
展開が有利とは言えず、勝ち切れない印象です。
▲4番ピースフラッグ
逃げた時は3戦3勝と強さを見せています。サイダイゲンカイの0.7差の実績もあり力は五分でしょう。
ジョーロノと競る形になると思いますが、単穴では狙ってみたい一頭です。
△1番サヨノグローリー
前走はジョーロノに完敗といった内容でした。展開はジョーロノに有利に働きましたが、それにしても負け過ぎかなと。
力は一枚落ちますが、浦和1600mは内枠有利ですので、インベタスルスルで突っ込んでくるかも。
馬券は馬複4頭ボックスでいきましょう。人気サイドですが仕方ありません。
3連複は3着に変なのが来てもおかしくない（展開が早くなると見込んで後方ポツンの終いだけ競馬で届く可能性があります）ため、妙味はなくなりますが馬複でいきましょう。
馬複4頭ボックス（6点）
1,3,4,5
トランセンデンスを軸に馬単表裏で6点にするかはギリギリまで悩みましょう。
5⇔1,3,4
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