デビューから好調だった古川奈穂騎手ですが、今週から無期限で休養に入ることが明らかになりました。
絶好調だったのになぜと思うかもしれませんが、左肩に脱臼癖がありたびたび脱臼することがプロになってからもありました。
右手一本で最後の直線を操縦していたこともありましたからね。
自分で脱臼を直しているシーンも放送されていました。
師匠の矢作調教師の英断ですね。
もちろんプロである以上完璧な状態を保たないといけないということもありますが、彼女のこの後の騎手人生を考えると今なんですよね。
せっかく夢を叶えて騎手になったのですから、1日でも長く騎手でいるためにしっかり治療して完治してほしいです。
そして最強の古川奈穂騎手が帰ってくることを楽しみにしています。
さて今週の地方重賞はクラシック祭りです。
29日は昭和の日ということで祝日です。
緊急事態宣言が発令していなければ、多くのファンが大井競馬場に足を運んだことでしょう。
南関クラシックの一冠目である羽田盃が行われます。
フルゲートは割れましたが15頭が揃いした。
的場騎手の騎手人生をかけている戦いが今年も始まります。
さぁ、それではいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。
1番 ブライトフラッグ 牡3 56.0㎏ 本橋騎手
的場騎手から本橋騎手に乗り替わります。
脚質的にはこの枠は絶好枠です。
乗り慣れた舞台なので適性面は問題ない。
同型馬との兼ね合いがどうなるか。
2番 トーセンブライアン 牡3 56.0㎏ 張田騎手
張田騎手との相性が良いので、このままクラシックに挑むようだ。
親子コンビも最近調子がいいので心強い。
このコースで好走経験があるので適性面は問題なし。
ただ実績がないだけに、このメンバーに通用するか。
3番 フォルメッシ 牡3 56.0㎏ 藤田凌騎手
張田騎手から藤田騎手に乗り替わります。
張田騎手の乗り替わりから期待値は薄いと推測できる。
距離延長もプラスには働かない。
相手関係も強化と条件が悪すぎる。
4番 アランバローズ 牡3 56.0㎏ 左海騎手
勢いが止まったか。
2歳時のような圧倒的な活躍が感じられない。
前走の内容からも勢いを感じない。
久々分もあったかもしれないが、以前ほどの信頼度はない。
5番 ランリュウオー 牡3 56.0㎏ 的場騎手
本橋騎手から的場騎手に乗り替わります。
今年のクラシックは当馬と行くようです。
悲願達成に向けてここは恥ずかしい競馬は出来ない。
雲取賞の勝ち馬らしい競馬に期待。
6番 ノットリグレット 牡3 56.0㎏ 石崎騎手
御神本騎手から石崎騎手に乗り替わります。
堅実な末脚が魅力なので、今回のメンバーなら活かせられる。
ただ重賞では活かし切れていないので、今回のメンバーにも通用するか。
7番 トゥースパークル 牡3 56.0㎏ 今野騎手
笹川騎手から今野騎手に乗り替わります。
中央ではお馴染みの勝負服。
経験値とは非常に浅いが素質は十分。
血統的にも距離延長は問題ない。
距離さえ持てばチャンスはある。
8番 イグナイター 牡3 56.0㎏ 矢野騎手
中央デビューの馬。
新馬戦を勝利しているので能力はある。
前走移籍初戦から重賞で結果を残せるので、2戦目の今回は全ての数値が向上する。
大化けしそうな予感。
9番 トーセンダーウィン 牡3 56.0㎏ 藤本騎手
今野騎手かあら藤本騎手に乗り替わります。
相手関係強化で難戦必死。
掲示板がやっとか。
10番 トランセンデンス 牡3 56.0㎏ 森騎手
森騎手が主戦なのは心強い。
最近調子を落としているのが気になるが、間違いなく地方トップ騎手の一人。
エンジンの掛かりが遅いなどの特徴は把握している。
どのような手綱さばきをするか。
11番 チサット 牡3 56.0㎏ 和田譲騎手
笹川騎手から和田騎手に乗り替わります。
勢いならチサット。
大井移籍後は安定して3連勝。
前走も強い内容だっただけに、今回はさらに期待にしたい。
12番 マカベウス 牡3 56.0㎏ 本田騎手
真島騎手から本田騎手に乗り替わるが、この乗り替わりは問題ない。
むしろ主戦に戻った。
前走の京浜盃はかなり余裕残しであった。
叩き2戦目絞れていれば期待できる。
13番 セイカメテオポリス 牡3 56.0㎏ 御神本騎手
御神本騎手が引き続き騎乗してくれるのは心強い。
脚質的にチャンスはありそうだが、メンバーや距離などの不安はある。
御神本騎手の手腕に注目したい。
14番 タブラオ 牡3 56.0㎏ 真島騎手
真島騎手が引き続き騎乗してくれます。
血統面も問題なく、適性面的にも複勝率100％のコースなので問題なし。
雲取賞以来ではあるが、状態が整っていれば可能性はある。
15番 ミラコロカナーレ 牡3 56.0㎏ 山崎騎手
今回は相手関係大幅強化なので適性面問題なくとも力負けする可能性が高い。
掲示板も厳しいのではないだろうか。
以上が羽田盃の全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。
アランバローズの前走はいかがなものか？
チサットの乗り替わりはどう評価するのか？
2強を形成すると見ますが、不安材料がない訳ではありません。
が、馬の力はこの2頭が抜けていると見ます。
ほぼ、この2頭で決まりと見て組み立てましょう。
◎4番アランバローズ
前走スタートで後手を踏み、2歩目で右にヨレ、グダグダの競馬でした。
完全度外視でいきます。
追い切りを見て、馬体の充実度が素晴らしい。
中央地方、年に数回見れるかどうかのレベルです。
スタート決めて逃げて押し切りでしょう。
○11番チサット
京浜盃は余裕を持った中団追走から、直線での抜け出しでした。
まだまだ余力ありの競馬で、3着争いはもはや大人と子供の競馬でした。
笹川騎手がどういう事情か分かりませんが、和田騎手に乗り替わりです。
それでも馬の地力を信じましょう。
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追い切りではチサットを煽っていました。
ここにきて状態が上がっているのでしょう。
ジョッキーも今手が付けれなくなっていますので、押さえる一択です。
人気も妥当なところで押さえていきます。
△12番マカベウス
長期休み明けを京浜盃で叩いてここが本番です。
外差しで競馬ができますし、展開的にもその流れになるでしょう。
妙味の出てくるところですので、確実に押さえていきます。
印はこの4頭です。
馬券は馬連流し、3連複ボックスで。
馬連流し
4－11,12,▲
3連複ボックス
4,11,12,▲
これでいきましょう。
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