今週は地方競馬が本当に忙しい。
目まぐるしくレースが行われるので、ゆっくり賭けて楽しむということがありません。
仕事の忙しいよりかは何倍もマシですが、じっくり予想するタイプには本当にせわしない1週間になりそうです。
水曜日も重賞が2本もあるので、忙しい1日になりそうだ。
その中でも注目は南関牝馬3冠の最終戦である関東オークスでしょうか。
牡馬路線とは違い牝馬路線は固定されていないので、かなりタイトなローテーションの様に思えます。
その中でもしっかり結果をだすから女王の名がふさわしいのかも知れません。
今年も中央と地方の大激戦をみることが出来そうです。
さぁ、それではいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。
1番 ランスオブアース 牝3 54.0㎏ 泉谷騎手
兵庫チャンピオンシップでは牝馬とは思えない力強い競馬で3着。
レース終盤がもっとスムーズならさらにいい結果を残せたのではないだろうか。
脚質的にもこの枠はプラス。
走って下さいとお膳立てされている感じだが、鞍上がこのプレッシャーに耐えられるか。
2番 レディブラウン 牝3 54.0㎏ 伊藤騎手
前走で川崎2000mを経験して好走出来たのは大きい。
距離延長が課題となる馬が多いなか、このアドバンテージは大きい。
東京プリンセス賞での大敗が目立つが桜花賞3着など実績の持ち主。
この枠を活かした競馬が出来ればチャンスはある。
3番 ネイバーアイランド 牝3 54.0㎏ 魚住騎手
金沢からの遠征する心意気には拍手を送りたい。
非常に厳しい条件ではあるが、挑戦することは非常に素晴らしい。
魚住騎手にとってもいい経験になれば。
4番 グロリオーソ 牝3 54.0㎏ 矢野騎手
前走は不利な立ち回りだったものの3着と力がある所を示した。
しかし基本的にはマイル周辺でこそって印象。
今回は大幅距離延長で対応出来るのかが鍵。
血統的には行けそうだがどうか。
5番 リフレイム 牝3 54.0㎏ 木幡巧騎手
中央所属馬で初地方なので砂は走ってみないと分からない。
もともと芝で経験を積んでいたが、頭打ちとなり血統背景からダートに転向。
まだダートで大成という印象はないが、2戦目の今回はもう少しやれてもいい。
6番 ウェルドーン 牝3 54.0㎏ 武豊騎手
中央所属馬でもちろん地方の馬場は初体験。
しかしそれよりも武豊騎手に手戻りし、連勝の勢いがある。
前走の競馬内容なら地方なら十分に通用する。
距離延長も問題ない。
7番 ケラススヴィア 牝3 54.0㎏ 森騎手
中央所属馬を蹴散らすのケラススヴィアか。
なんといっても三冠達成の可能性があるからでしょう。
三冠馬が誕生している今の日本競馬界の流れを考えるとここかも知れない。
森騎手というのも心強い。
8番 ディアリッキー 牝3 54.0㎏ 本田騎手
安定感が持ち味で、血統面を考えるとディアリッキーが地方の総大将な気もしなくはない。
条件的にも問題ない。
三冠を阻止出来る最も近い存在と言える。
9番 ベルヴォーグ 牝3 54.0㎏ 幸騎手
中央所属馬ではあるものの、その中では一枚落ちる印象。
ただ気になるのは前走の新たな一面。
今までの真逆の競馬を得たことで攻め方のヴァリエーションは増えた。
前に行きたい馬が多いので前走通りか。
10番 スセリヒメ 牝3 54.0㎏ 藤本現騎手
前走を見る限りではこのメンバーに入ると力不足。
この枠殻では厳しい競馬になる。
11番 ウワサノブシコ 牝3 54.0㎏ 和田譲騎手
前走はかなり強かった。
過酷な条件でしっかり勝ち切ったのだから、近い条件の今回は間違いなくチャンスがある。
外めの枠だが、前半から自分の競馬が出来れば枠は気にする必要性はなさそうだ。
12番 サンシェリダン 牝3 54.0㎏ 笹川騎手
高知から勇敢な遠征に拍手を送りたい。
他地区の牝馬限定重賞なら結果を残しているが、今回はメンバーが手強い。
現状どこまでやれるのか楽しみである。
以上が関東オークスの全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。
過去の傾向から見ると勝ち切るのはJRA所属馬が圧倒です。
しかし2着3着には南関所属のクラシック馬が割って入っています。
今年も順当な出走ですので、2頭軸は確定して3列目をやや手広くいくのが良さそうです。
脚質は横の比較が難しいですし、そもそもこれまで経験してきた平均ペースも異なります。
JRA勢が厳しいペースを常に経験しているといっても良いでしょう。
従って、南関勢では先行好位で競馬をしつつ上がりをまとめれる馬でないと勝負にならないと言えます。
◎6番ウェルドーン
ここ2走が急成長を見せたような強い競馬でした。
鳳雛Sを好位から抜け出して突き放す競馬で、ハッキリ言って強いです。
好位からの競馬であり、ライバルになりそうなケラススヴィアをターゲットにレースができる点も強みでしょう。
○7番ケラススヴィア
父サウスヴィグラスで距離延長は不安視していましたが、東京プリンセス賞ではむしろより強さを見せました。
逃げ馬が残れるのが川崎2100mですので、そういう点でも3着以内を濃厚とみて対抗にします。
▲1番ランスオブアース
小倉のネモフィラ賞、兵庫チャンピオンシップの内容からはやや見劣りはあります。
好位で競馬をして粘るスタイルなので川崎には合っていると思いますが、決め手は劣るでしょう。
△9番ベルヴォーグ
前走を+10㎏で勝利している点は評価が高いです。
ダービー調教師藤原厩舎が照準を合わせてきているでしょうから、要注意ですね。
前でも後ろでも勝利した経験があるのは強みと見ます。
×11番ウワサノシブコ
前走は比較的余裕のある勝ち方で態勢は整ったとみるべきでしょう。
先行して終いも伸びる脚があるので地力は通用すると思いますし、何より川崎で勝った点を評価したいと思います。
×5番リフレイム
父アメリカンファラオに母父タピットと、ダートでいかにもといった血統背景でしたが、前走は案外な競馬でした。
京王杯2歳Sで1番人気に支持されるほどの素材ですので、大事にしてもらいたいところですが、ここでは一応の押さえまででしょう。
買わないと来そうですし、買うと来ない印象です。
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浦和桜花賞をパスして東京プリンセス賞で2着。
年明け3戦目で余力はあるでしょう。
ホッコータルマエとスペシャルウィークなら血統的なスタミナ面の心配はありません。
距離伸びて良くなって、中団差しが3着に届くイメージで入ります。
印は以上です。
馬券は、3連単1・2着、1・3着固定
1・2着固定
1着馬：6
2着馬：7
3着馬：1,5,9,11,穴
1・3着固定
1着馬：6
2着馬：1,5,9,11,穴
3着馬：7
この10点でいきましょう。
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