夏競馬が始まって数週間経ちましたが馬券の調子はいかがでしょうか。
毎週の様に万馬券が乱発しており夏らしさを感じております。
そして夏競馬と言えば2歳新馬です。
来年のダービーやオークスを目指して多くの若駒が毎週デビューしていきます。
この中から生涯で重賞を制覇するのは一握りで、GⅠ馬になるのはその中から選ばれたエリートのみです。
そして名馬と言われるようになるのは、ほとんど0%に近いです。
キタサンブラックなどの新種牡馬の活躍も目立っています。
新馬戦は予想は難しいが違った楽しみ方で楽しめるレースでもある。
今週はどんな新馬がデビューするのか楽しみだ。
今週末のためにも平日は地方重賞で軍資金を稼いでおきたいです。
今週はやたら重賞レースが組まれてはいるが、入魂予想でバチっと的中させたい。
盛岡で行われるマーキュリーカップは交流重賞である。
ただ中央勢のメンツも微妙なので、地方馬の下剋上を再び見ることが出来るかも知れない。
それでは、いつも通り全馬を少しずつ見ていきます。
1番 クインズサターン 牡8 54.0㎏ 落合騎手
北海道からの遠征。
8歳という年齢に疑問はあるが、最前線でもまだまだ通用する能力はある。
浦和記念はさすがに力不足だったが、自己条件では結果を残し続けている。
相手関係強化でどこまで競馬が通用するか。
2番 マスターフェンサー 牡5 58.0㎏ 松山騎手
中央所属馬で昨年の勝ち馬である。
昨年はこのレースから交流重賞3連勝するなどの活躍をしていたが、今年に入って凡走が続いている。
松山騎手との相性が悪いのか結果を残せていない。
さらに今年は昨年よりも4.0kg重い斤量を背負うことになる。
さすがに強きにはなれない条件が揃った。
3番 バンクオブクラウズ 牡4 54.0㎏ 大野騎手
中央所属馬です。
勝ちきるイメージはあまりないものの、今年は4戦して連対率100%なのでどんな条件でもしっかり結果を出せる。
枠も良いところに入り、相性の良い大野騎手に戻るのでスムーズな競馬が出来ればチャンスはある。
4番 エンパイアペガサス 牡8 54.0㎏ 山本騎手
地元ではトップクラスだが、さすがにこの条件で好走するのは厳しいか。
相手関係は一気に上がるし、コース経験も少ない。
現状の力でどこまで通用するか。
5番 メイショウオオゼキ セ11 54.0㎏ 関本騎手
高齢馬ではあるが元気にレースに出ている。
ただこのメンバーに入ると力不足。
怪我無く無事に回ってほしい。
6番 センティグレード 牡10 54.0㎏ 菅原辰騎手
今までのレース結果からここで好走するのは難しい。
掲示板も厳しいだろう。
7番 ラストマン 牡4 54.0㎏ 菅原明騎手
中央所属馬です。
中央勢の中では一枚格が落ちる上に、鞍上も初騎乗。
左回りの戦績も良くなく、地方は初なので砂があうのかも不明。
完全に信用するのはさすがに危険か。
8番 ブラックカード 牡7 54.0㎏ 南郷騎手
岩手に転厩してから4戦したが、一度も勝利経験がない。
最高が2着だがあくまでも自己条件。
地元重賞でも結果を残していないのに、交流重賞で激変があるとは思えない。
9番 ヒストリーメイカー 牡7 54.0㎏ 藤岡佑騎手
中央所属馬です。
近走は中央重賞で2戦連続2着が続いており、陣営もやきもきしているだろう・
そこで重賞初勝利の請負人として藤岡佑騎手が手配されたとみた。
彼が騎乗すれば必ず勝利している。
ただ左回りは4戦して一度も馬券に絡んでいない。
この点をどう評価するか。
10番 ヤマショウブラック 牡5 54.0㎏ 高橋騎手
もう伸びしろはあまり感じない。
前走の競馬からもここで変わり身があるとも思えない。
もうここからは下がる一方なのかも知れない。
11番 デルマルーヴル 牡5 57.0㎏ 岩田康騎手
中央所属馬です。
中央馬にしては珍しいローテーションだが、しっかり毎レース自分の競馬をしている点は評価したい。
ここのところハイレベルな重賞が続いたが、今回はメンバー的には一気に楽になる。
巻き返すならココしかない。
12番 ニシノゲンキマル 牡10 54.0㎏ 高松騎手
地方馬は本当にタフだ。
10歳でもまだまだ第一線で活躍しようと模索する。
ただ現状能力不足。
自己条件で頑張って欲しい。
13番 ホーリーブレイズ 牡7 54.0㎏ 藤田騎手
南関から遠征馬だが、南関では結果を残せていない。
地方競馬の中ではトップレベルなので仕方ないのかも知れないが、前走の兵庫での重賞であそこまで競馬が出来るなら当然ここでも期待したい。
ただ今回は中央馬もいるので、どこまでやれるか。
以上がマーキュリーカップの全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。
盛岡で開催される交流重賞マーキュリーCの予想をいきましょう。
昨年は3着に盛岡で無類の強さを見せたランガディアが来ました。
今年も地方所属馬の激走は注目ですが、イマイチですね。
素直にJRA所属馬だけで組み立てましょう。
展開を考えるとインで先行は3番バンクオブクラウズ、外から積極的に行きそうなのは地元の12番ニシノゲンキマル、そして大外13番ホーリーブレイズ。
先団はこの3頭ですがペースや逃げは予想がし辛いですね。
確たる逃げ馬不在、とはいえJRA勢は標準ペースが早いので前一団、オタマジャクシ型の隊列になりそうです。
マーキュリーカップのレース展開としては後ろから飛んできても圏内に届くところでしょうか。
前だけで決まるレースとも言えないと考えます。
が、地力重視でいきましょう。
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現在3戦連続2着と勝ち切れなさを露呈していますが、交流重賞の名古屋大賞典での2着は評価できます。
勝ったクリンチャーはベストレースと言えるほどのレースっぷりでしたので、気にしないで良さそうです。
左回りは東京2100mで連続2着中ということで、地方の砂も左回りも問題なし。
何より54㎏が大きいと考えます。
前で競馬して残すか、中団差しに徹して外ぶん回しながら伸びてくるか。
どちらにしても馬券圏内濃厚でしょう。
○9番ヒストリーメイカー
左回りが案外なタイプで過信は出来ませんが、浦和記念0.5差5着ならこなせないことはない、という位置付けです。
地力は高いですし、54㎏も走りやすいでしょう。
展開的にも前を見ながらどこで仕掛けるかの競馬になりそうです。
最近藤岡佑騎手が乗れていない印象です。直近20走を見ると結果が人気を下回ったの11戦、人気通りが2回、人気以上に走ったのが7回です。
過信は禁物で相手までとしましょう。
▲2番マスターフェンサー
昨年の勝ち馬ですが、今年に入っての2戦がイマイチです。
ここも様子みたいところですが昨年の勝ちっぷりは良かったので復活する方向で捉えます。
枠と展開は向いていると思います。
△11番デルマルーヴル
昨年の2着馬ですが、近走ややレベルの高いレースで苦戦気味です。
JRAのダートではもう走れなさそうですし、地方に行ってもG1クラスでは厳しい。
久しぶりに自己条件的なレースですので、ここは差のないとみていいでしょう。
馬券は上記4頭を3連単1頭軸流し。
3連単1頭軸流し(1着パターンと2着パターン)
◎→2,9,11→2,9,11
2,9,11→◎→2,9,11
この12点でいきましょう。
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