今週も中央ではGⅠレースはありませんが、来週の宝塚記念で春GⅠは終了します。
高松宮記念から始まったのですが、あっという間に終了しました。
競馬をしていると本当に月日が早く流れているなと実感します。
そして翌週には本格的に夏競馬が始まります。
全国的に梅雨にはいったばかりなのに夏競馬って感じですか、今年もしっかり夏競馬を楽しんでいこうと思います。
地方競馬はダービーシリーズが終盤に差し掛かっています。
今週も各地で行われます。
そんな中今週の南関メインは南関牝馬三冠の最終戦である関東オークスが行われます。
川崎2100ｍという未知の条件のあげくに交流重賞なので中央からも参戦してくるのでハイレベルな一戦になります。
しっかり予想して的中を目指していきます。
関東オークスに出走するメンバーを少しずつですが見ていきます。
1番 スピーディキック 牝3 54.0㎏ 御神本騎手
桜花賞・東京プリンセス賞を制して南関牝馬三冠に王手をかけています。
地方馬とは力比べが済んでいるので相手は中央馬だけです。
あとは内枠が少し気になるところ。
脚質的に詰まる可能性もあるので、御神本騎手の手腕もかかる一戦です。
2番 トキノゴールド 牝3 54.0㎏ 矢野騎手
二冠とも結果を残すことが出来ませんでしたが。崩れることなく安定した結果を残しています。
世代の中では上位の力を持っているという証拠でしょう。
ただ気になるのは距離が伸びるごとにパフォーマンスが落ちてきていることです。
矢野騎手がどのようにエスコートするかに注目です。
3番 リッキーマジック 牝3 54.0㎏ C.ルメール騎手
後半になって勢いが出てきたC.ルメール騎手が鞍上です。
前走の青竜ステークスは案外な競馬でしたが、デビューから連勝している実力馬です。
今回は鞍上強化なので陣営の本気度も感じます。
ただ小回りコースは初なので、対応出来るかどうか。
4番 ソレイユスマイル 牝3 54.0㎏ 森騎手
実績面では少し乏しいものの、前走の内容は評価出来る内容です。
前走で川崎2000mを経験しており、そこで結果を残しているので適性面も問題ありません。
条件に不確定要素が多い陣営が多い中で、条件的には問題ないのでこのアドバンテージを活かして上位にどこまで食らいつけるでしょうか。
5番 ティーズハクア 牝3 54.0㎏ 達城騎手
桜花賞2着馬なので能力的には上位です。
桜花賞以降も注目されていましたが、今回はそれ以来の出走なので状態面が少し心配です。
門別時代を考えれば距離延長も対応出来そうな印象もあるものの、間隔と2000m以上というのが気になります。
不確定要素が多いので取捨が難しい1頭です。
6番 サンオルソーライズ 牝3 54.0㎏ 町田騎手
ホッコータルマエ産駒で前走川崎2000mを経験済みなので適性面は問題ありません。
条件面的には問題ないのですが、今回はかなりハイレベルなメンバーなのでどこまでやれるでしょうか。
条件のアドバンテージを活かしてどこまでやれるか。
7番 グランブリッジ 牝3 54.0㎏ 福永騎手
中央からの参戦馬です。
しっかり自己条件でキャリアを積んで毎戦力をつけているように思えます。
距離延長にも対応しているので、2100m戦も問題ないでしょう。
さらに今回は福永騎手に乗り替わるので、陣営の勝負気配も伺えます。
あとは初地方なので地方の砂に対応出来るかどうか。
8番 グラーツィア 牝3 54.0㎏ 笹川騎手
現在連勝中と勢いがあります。
ここに来て安定感が出てきたので、一皮むけた印象があります。
相手関係は強化されるのですが、今の勢いと鞍上を考えれば警戒が必要でしょう。
同型馬が多いもののスムーズな競馬が出来れば一発ありそうです。
9番 クレールアドレ 牝3 54.0㎏ 増田騎手
笠松からの参戦馬です。
近走の戦績を見る限りでは少し力不足ですし、今回は相手関係大幅強化なのでかなり厳しい競馬になるでしょう。
無理せずケガなく回ってほしいです。
10番 ラブパイロー 牝3 54.0㎏ 山崎騎手
中央からの参戦馬に地方騎手が乗るので不気味な存在です。
当馬自身は今年から芝に転向して先日行われたオークスに出走しました。
結果は残念でしたが、オークスに出走したことを評価したいです。
今回はダート戦ですが、今までの経験が活きればいきなりでも活躍しそうです。
11番 ドライゼ 牝3 54.0㎏ D,レーン騎手
中央からの参戦馬です。
川崎競馬場に名手D.レーン騎手が登場します。
中央では2勝クラスですが、2戦2勝で負けなしです。
小回り・左回りも問題ありません。
ただ後ろから行くタイプなので、そこが気になるところです。
12番 コーミズアムール 牝3 54.0㎏ 張田騎手
昨秋のローレル賞から一気にブレーキが掛かってしまいました。
近走の戦績や競馬を見る限りではここで太刀打ち出来るイメージが出来ません。
距離延長もプラスとは思えないので、条件が揃った時に改めて期待ですね。
13番 ケウ 牝3 54.0㎏ 岡村騎手
川崎は地元なのでコース実績もあるので適性面は問題ないです。
2走前には佐賀で1800mもクリアしているので距離は心配なさそうですね。
あとは力関係と大外枠がどうか。
どちらも厳しい条件ではあるものの、スムーズに自分の競馬が出来ればチャンスはあるでしょう。
以上で関東オークスの全馬診断を終わります。
ということでここから最終予想をしていきます。
東京プリンセス賞と桜花賞の2冠に輝いたスピーディキックですが、
ここでは思い切って評価を下げていきましょう。
この馬はスピードを生かした競馬があっており、2100mの道中緩い流れは苦しくなりそうです。
東京プリンセス賞でも、よく言えば道中押上げ、悪く言えば我慢できずに進出。
結果的には勝利しましたが、本質は長い距離ではないと見ます。
ならば馬券はどうするのか？
基本はJRA組から入りましょう。
特にダートで2勝を挙げている3頭ですね。
3番リッキーマジック
7番グランブリッジ
11番トライゼ
この3頭を中心に、JRA福島1700mダ勝利ある10番ラブパイロ―、
川崎2000mカサブランカオープンで強かった4番ソレイユスマイルあたりを押さえに
馬券を組み立てていく予定です。
最終予想はYoutubeでライブ配信をやりますので、その時に。
パドックを見て決めましょう。
明日はアスコット競馬場でプリンスオブウェールズステークスも開催されます。
シャフリヤールの単騎逃げになりそうな5頭立てですが、どうなるでしょうか？
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