【東京スポーツ杯2歳ステークス 2017】出走予定馬とデータ分析|ルーカスvsワグネリアンでは決まらない?!

来春のクラシックに繋がる2歳重賞東京スポーツ杯2歳ステークスを見ていきます。

特別登録は9頭。頭数も少ないので各馬の前走などを振り返っておきます。

 

東京スポーツ杯2歳ステークス 特別登録馬

カフジバンガード 55.0
ケワロス 54.0
コスモイグナーツ 55.0
ゴールドギア 55.0
シャルルマーニュ 55.0
スーサンドン 55.0
ノーブルアース 54.0
ルーカス 55.0
ワグネリアン 55.0

 

カフジバンガード
3戦目で未勝利突破。スタミナはかなりありそうです。
不良馬場を苦にもせず2番手から上がり最速。
絶対的なスピードは感じませんが、スタミナ勝負になれば
出番はありそうです。

 

ケワロス
新潟の未勝利戦を勝ち上がってきましたが、
ペースはドスロー、上がりも特にみる点はなく、
今回は厳しいでしょう。

 

コスモイグナーツ
前走はオープンのアイビーSで逃げて勝利。
不良馬場を内ラチに沿って、他馬が大きく外を回す中で
逃げ切り勝ち。
通常は内ラチギリギリは空けておくものですが
ぴったりとグリーンベルトを回ってきていました。
2着シャルルマーニュは後述しますが、シャルルマーニュの方が
上と見るべきでしょう。

 

ゴールドギア
新馬戦は東京マイルで17番ゲートからスタート。
後方からの競馬で決め手を生かして外ぶん回しの粗い競馬でしたが、
差し切り勝ちでした。
2着の馬が上がり最速を出していたのですが、次走で9着大敗。
この新馬戦では展開の助けもあっての勝利とみるべきでしょう。
あまり強さは感じません。

 

シャルルマーニュ
上のコスモイグナーツのところで少し触れましたが、
前走はアイビーSで2番手から捉えきれず2着。
スタート直後から内から4頭分くらい空けて、
馬場のいいところを選びながらのレースで、
距離損は相当あったと思います。
ハナ差まで追い詰めた点、フラットレーやタニノフランケルに
先着で来ている点などからここでもそこそこやれそうです。

 

スーサンドン
福島のきんもくせい特別で3着。
7頭立ての少頭数のレースで、公開調教みたいなレースですが、
1・2着馬とは明らかに実力差がある3着でした。
重賞では厳しいでしょう。

 

ノーブルアース
新潟マイルの新馬戦で先行4番手からの競馬。
重馬場の中6枠スタートもあって外外から
馬場のいいところを選びながらの競馬。
直線で一気に突き放し2着以下に0.9差以上と着差を付けました。
重馬場で1.36.8なら時計も悪くないと思いますので、
実力はあるとみたいです。
10月29日から中2週で疲労がなければ穴で加えておきたい一頭です。

 

ルーカス
モーリスの全弟ですね。
札幌1800mの新馬戦でモレイラ騎乗。
3コーナーで捲っていって4コーナー手前で先頭に並びかける。
4コーナーで鞭が入るロングスパートでしたが、
最後は2馬身突き放して勝利。
強い馬にしかできない強引な勝ち方でした。
3コーナーで捲っていったのが意味が分かりませんが、
切れ味、という点ではさほどでもなさそうです。
東京の長い直線を考えると、4コーナーで捲って先頭。
直線ではジワジワ脚を伸ばして押し切る競馬になりそうです。
展開に左右されそうですね。ムーアが騎乗のようですので、
内枠取れれば馬群をこじ開けながら先頭に躍り出てきそうです。

 

ワグネリアン
阪神の野路菊Sを後方からレースを進めて、
直線を向いてから「さあ行こうか」とエンジンをかけて
次元の違う脚で差し切って2着とは0.4差。
余力十分なレースで、本気は見れていませんが強いの一言です。
福永騎手騎乗ですので、しっかりと外に出してから追いはじめる
レースになりそうで、スムーズにはできそうですね。

 

続いてデータも見ていきましょう。
JRA公式サイトを参照します。

 

東スポ杯2歳ステークス データ分析

1、前走着順

前走勝っていた馬が中心です。
2着から4着で辛うじて、5着以下は該当馬なしです。

前走1着馬:
カフジバンガード
ケワロス
コスモイグナーツ
ゴールドギア
ノーブルアース
ルーカス
ワグネリアン

 

2、前走3番人気以内

連対馬20頭すべてに該当するデータで、前走3番人気以内が必須です。

前走3番人気以内:
ゴールドギア
ノーブルアース
ルーカス
ワグネリアン

 

3、前走4コーナー2番手以下

過去10年の3着以内馬30頭すべてに該当するデータで、
前走逃げた馬は馬券になっていません。
前走4コーナーは2番手以下ですね。

前走4コーナー先頭(消し馬):
コスモイグナーツ

 

4、前走上がり3F

過去10年の前走上がり3Fで2位以内が好走している傾向です。
3位以下だと好走率がグッと下がります。

前走上がり3F2位以内:
カフジバンガード
ケワロス
ゴールドギア
ノーブルアース
ルーカス
ワグネリアン

 

5、通算出走回数

過去10年の通算出走回数別の傾向で、2戦以内が目安となります。
3戦以上だとオープンクラスで2着以内の実績が必要です。

通算出走回数2戦以内:
ケワロス
ゴールドギア
ノーブルアース
ルーカス
ワグネリアン

3戦以上だがオープンクラスで2着以内:
コスモイグナーツ
シャルルマーニュ

以上、5項目を見ていきました。

 

満点回答は

ゴールドギア
ノーブルアース
ルーカス
ワグネリアン

この4頭でした。

ルーカスvsワグネリアンという構図だけで勝負するのは
危険な香りがしますね。

福永騎手はワールドエースのきさらぎ賞だったかな、
若駒Sだったかな。あの印象が未だに強いので少頭数は関係ないですし、

ルーカスはそもそもそこまで強さを感じません。

ノーブルアースの状態次第では軸馬にして馬連で勝負でいいかもしれませんね。

以上、東スポ杯2歳Sの出走予定馬とデータ分析でした。

最終予想は金曜の夜にアップする予定です。

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frankelkeiba