フランケルJr.の競馬予想

本日はマイルCSの追い切り診断を行っておきます。
出走馬は確定していませんが、チェックしておいて、除外・回避になった馬が他のレースで使われる場合には参考になるかと思います。

追い切りの私自身の考え方については昨夜youtubeにアップしました。

追い切りとは？チェックするポイントを分かりやすく解説

皆様の予想の一助になれば幸いです。

では各馬を見ていきましょう。

アメリカズカップ
栗東坂路で52.8-12.5を単走でマーク。
この馬にしては好タイムで状態の良さが伺えます。
走りっぷりや伸びもいいですね。
一雨くれば、押さえておいてもいいかもしれません。

イスラボニータ
美浦の南Wを追いかける形で併せて併入。
66.6-12.9と時計も走りっぷりもいつも通り。
この馬の力は出せる状態です。

ウインガニオン
栗東坂路を53.6-12.6と軽快に走っています。
中京記念当時と比較して、変わらないですね。
この馬の力は出せる状態だと思います。

エアスピネル
栗東坂路を併せて51.3-12.3と好タイム。
前走富士Sの時は、1週前に51.3を出して最終は52.5-12.2と
終い重点。今回は1週前が53.5-12.4で時計だけでは難しいのですが、
雰囲気や動きから状態キープといった内容だと判断します。

ガリバルディ
栗東の芝コースを追いかける形で併せて1馬身突き放す。
前走から芝コースに変更していますが、
雰囲気としては前走並み。特に上昇は感じません。

クルーガー
栗東坂路を単走で52.4-11.9と終い重点。
前走より終いの伸びが顕著に違い、素晴らしく伸びています。
状態は確実にアップしています。
除外候補ですが、出走できても出来なくても（別のレースでも）買いたい一頭です。

グァンチャーレ
動画がアップされていませんが、栗東坂路で49.8の好時計。
カシオペアS時は51.1-12.3でしたので、時計的には上昇ありです。
除外候補で他のレースなら狙いたいですね。

グランシルク
美浦の南Wで追いかける形で併せて1馬身突き放す内容。
68.0-12.7と最後までしっかり伸びています。
ただ、追い切りとレースが直結しないタイプで判断は難しいですね。
前走もかなりいい仕上がりに見えていましたが凡走でした。

サトノアラジン
栗東CWで3頭併せで84.8-11.8としっかり伸びています。
ただ安田記念当時と比べると迫力やスピード感で見劣りします。
ベストではない印象です。地力でどこまでやれるかでしょう。

サングレーザー
栗東坂路を単走で56.0-12.9、前走が58.8-12.3と
最終追い切りは調整といった感じで行っています。
日曜日に坂路で時計を出すのですが、52.3-12.4と
この馬にしては平均的な時計を出しています。
動画の雰囲気で見ても、状態キープといったところでしょう。

ジョーストリクトリ
栗東坂路を単走で52.5-12.6でしたが、
これまではCWで最終追い切りを行ってきました。
ピリッとしてないのかな、という印象です。

ダノンメジャー
栗東CWで併せて83.7-11.6といつも通りの最終追い切り。
素軽い印象でいい仕上がりだと思います。
買いたい、というところまでの迫力などは感じません。

ディサイファ
美浦の坂路を追いかける形で56.1-12.7で最後1馬身程度突き放す。
昨年は非常に素晴らしい追い切りで、比較すると出来落ち。
前走天皇賞秋も雰囲気は良かったのですが、がんばったので
疲労が残っているのかな、という印象です。

ブラックムーン
栗東CWで追いかける形で併せて併入まで持ち込めず。
66.2-11.8と終いは伸びていると思うのですが、
併走馬のエミネントレコードの状態が良いので、
ブラックムーンがイマイチに見えるとも言えそうです。
悪くはないと思いますが、良いとも言えません。

エミネントレコードは東京の土曜・日曜に1000万下のダート1400mがあるので、
そちらに使ってくるなら面白いかもしれません。

ペルシアンナイト
栗東CWで併せて84.4-12.3と最終調整的な追い切り。
皐月賞の時はもう少しダイナミックな走りで一発あるなぁと
感じさせるものでしたが、今回は見劣りします。

マルターズアポジー
美浦の南Wを単走で53.4-12.3といつも通り。
いつも良く見せるタイプで今回も順調そうです。

ムーンクレスト
栗東CWを単走で81.1-12.3でフォームも乱れず、
いい仕上がりです。時計の割にスピード感がないのもいつも通り。
この馬自身の力は出せると思いますが、除外候補です。

メラグラーナ
動画がアップされていないので、木曜追いかな。
坂路で54.4-11.8という時計が上がってきていますので、
動画が追加されたら書き直します。
時計の刻み方は春のオーシャンSと同じでラスト1Fだけ
好タイムを出すパターンで来ています。

ヤングマンパワー
美浦の南Wで併せて67.0-12.7と前走並み。
前走の毎日王冠も仕上がりがいいと思っていただけに、
特に上昇は感じません。

レッドファルクス
美浦の南Dで併せて67.8-11.9、最後一気に3馬身4馬身突き放す、
圧巻のパフォーマンスを見せています。
スプリンターズSはいつも通りな感じでしたが、上昇しかありません。
ド迫力で、一言で言うと「抜群にいい」です。
単勝、買っておきます。

レーヌミノル
栗東CWを単走で81.7-11.6で秋華賞当時が
81.6-11.7でした。時計的には変わりませんが、
通ったコースは秋華賞は馬場の真ん中、今回は外ラチ沿い。
距離は今回の方が大きく回しています。
雰囲気は抜群です。3歳には厳しいレースですが、
これは素晴らしいデキですね。
桜花賞の時よりいいと思います。

以上、22頭を見ていきました。

追い切りから評価すると

レッドファルクス

が過去最高のデキで単勝勝負に行ける仕上がりだと考えます。

穴枠で

レーヌミノル

こちらも素晴らしい仕上がりで馬券に加えておきます。
当初は消す予定でした。

人気になりそうなところでイマイチと感じたのは

サトノアラジン
ペルシアンナイト

この2頭ですね。どちらも消すことはできませんが、
印は一段階低く設定したいと思います。

以上、追い切り診断でした。

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