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NHKマイルカップ2018 血統からライバルたちを逆転する穴馬2頭を発表!

NHKマイルカップの血統予想をヒロシレスさんにお願いしましょう。
東京マイルが舞台ですが、3歳限定のレース。

荒れる傾向も強いレースですので、タワーオブロンドンを受け入れるだけでなく、
否定するところから入りましょう(笑)

ではどうぞ▽▽▽

こんにちは。血統担当のヒロシレスです。
今週はNHKマイルカップの血統分析を行っていきます。

主役はタワーオブロンドンですね。
まずこれを否定することから私の予想は始まります(笑)
父はゴーンウエスト系で母はミルリーフとサドラーズウェルズの配合。芝2000mまでなら走れる血統だと思います。
ですが、ここまでのレースで圧勝してきた訳ではなく、血統からはパワータイプでもあり、高速馬場の日本を代表する東京マイルの長い直線を走れる「軽さはあるのか?」が焦点になってくるのです。もちろん当日の馬場が重ければ本命でいいんですが、良馬場なら疑ってかかりたいですね。

 

では他に推せる馬はいるのか?
タワーオブロンドンは朝日FSで同じく今回出走予定のケイアイノーテックとハナ差。
ケイアイノーテックは稍重のこぶし賞でパクスアメリカーナに0.2差で負け。パクスアメリカーナは前走アーリントンカップでタワーオブロンドンに0.1差で負け。このパクスアメリカーナはNHKマイルで勝利したアエロリットとクラリティスカイと同じくクロフネ産駒。しかも、姉はあのホエールキャプチャ。こう考えると大差のないこの3頭の中ではクロフネ産駒のパクスアメリカーナが浮上します。

 

別路線ではどうでしょうか?
過去の傾向からはヴァイスリージェントを筆頭にダンジグやストームキャット等ノーザンダンサー系スピード型を内包する馬が目立っています。ここから面白いのはダノンスマッシュ、ギベオン、ミスターメロディ、デルタバローズ

アーリントンカップで5着のダノンスマッシュはロードカナロア産駒。産駒は当該コースで 勝率 23.1% 連対率 26.9% 3着内率: 38.5% とかなりの適性。しかし、ダノンスマッシュは重賞で大敗が続き実績からは推せません。

ギベオンはディープインパクト産駒。ディープインパクト産駒はマイルカップでミッキーアイルしか勝利がありませんがこれまであまり出走する馬もいませんでした。今年は有力馬が多数集結し席巻する可能性もありますね。しかし、ケイアイノーテックと同様にどの馬もシーソーゲームな感があり推しきれません。

デルタバローズはノーザンダンサーの強い配合ですがキレがなくイマイチ。

ミスターメロディは17番人気で2着に来たタガノブルグと同じヨハネスブルグ系。母にヴァイスリージェント配合で1発の可能性がプンプンします。前走は2頭の重賞馬を倒していて1400mとはいえスタミナの必要な中京だったので1600mもこなせます。東京の重賞に強い藤原調教師というのもいいですね。

 

他にはテトラドラクマ、ロックディスタウンも気になります。
テトラドラクマはルーラーシップ産駒がマイルでも走れることを証明した1頭。ここまでの戦績は桜花賞10着プリモシーンとどっこいどっこいです。ここから計るとやはり推しきれません。

ロックディスタウンは血統的にも推せるんですが姉の重賞馬キャットコインとタガノエリザベートは3歳になるとまるでダメで早熟血統の可能性があります。

 

こうなるとパクスアメリカーナとミスターメロディが残ります。どちらかで内枠に来たほうが狙えますが枠が確定していない現段階では私はミスターメロディに賭けてみたい気になっています。

frankelkeiba

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frankelkeiba