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フェブラリーステークス2020出走馬分析|本命不在なら伏兵馬の出番!

まだ今週の開催が終わっていませんが、来週の中央開催はGⅠレースが行われます。
今年初めての中央開催でのGⅠレースです。
あまり中央では馴染みのないダートGⅠですが、1年で2つしかない中央ダートGⅠレースなので、ダート馬にとっては貴重なグレードレースです。
今年も現時点で24頭の精鋭が登録しています。
豪華なメンバーが集結しましたね。
ダート馬の層は例年分厚いので、展開次第や枠順次第で勝ち馬は変わるのですが、今年もその傾向は変わりそうにないですね。
抜けた存在がいない分、馬券も高配当になる可能性があるので、しっかり分析して今年最初のGⅠレースを仕留めたいです。

この記事では来週の日曜日の東京競馬場で行われるフェブラリーステークスの全馬短評を行います。
詳細な予想、印や買い目などはYouTubeチャンネルの方で公開しています。

アルクトス     牡5 57.0㎏ 田辺騎手
昨年は一気に本格化した1年でした。
馬体もボリュームアップして馬格も出てきました。
中央地方問わずに安定した結果を残しており、ここでも実力上位です。
平場レースではあるものの東京マイルは4戦4勝と負けなしのコースなので、適性面は問題ありません。

インティ      牡6 57.0㎏ 武豊騎手
昨年のフェブラリーステークスの勝ち馬です。
昨年は7連勝という快進撃で制覇したのでインパクトが大きかったです。
以降は結果を残せていませんが、近走は崩れていませんし復調している様に思えます。
適性面は問題ありませんし、相手関係もそこそこなので2連覇も十分あります。

キングズガード   牡9 57.0㎏ 秋山騎手
2017年のプロキオンステークス以来勝ち星こそありませんが、GⅠレースを含めハイレベルな重賞レースでも崩れることなく安定した結果を残しています。
年齢を重ねるにつれて末脚の精度は上がっているので、明け9歳でも強烈な末脚で追い込んで来てくれるでしょう。
秋山騎手と手の内は合っていると思うので、東京マイルでどこまでやれるか。

クリノガウディー  牡4 57.0㎏ 未定
除外対象馬です。
芝でキャリアを積んでいた馬がここでダート挑戦するのかと思っていましたが、次走は阪急杯が有力のようです。

ケイティブレイブ  牡7 57.0㎏ 未定
一昨年のJBCクラシックの勝ち馬なのでGⅠ馬です。
近走は地方を巡業しており、地方騎手が騎乗しているので中央騎手を手配出来なかったのでしょうか。
海外挑戦から一気にリズムを崩しましたが、腐ってもGⅠ馬なので追い切りの動きを見て取り捨てを判断したいです。

サンライズノヴァ  牡6 57.0㎏ 松山騎手
南部杯を勝利している馬なので能力的には高いのですが、操縦性が難しい馬で仕掛けどころを間違うとパフォーマンスを落とす傾向があるので、この乗り替わりプラスとは言えないでしょう。
東京マイルは4勝している好相性の舞台なので、適性面は問題ありません。
相手関係も例年に比べると楽なので馬券に絡むチャンスはあるでしょう。

スマートアヴァロン 牡8 57.0㎏ 石橋脩騎手
除外対象馬です。
8歳にして初めてのマイル挑戦です。
オープン大将の馬で今回は相手関係が厳しいので好走は難しいでしょう。

タイムフライヤー  牡5 57.0㎏ 未定
GⅠに昇格したホープフルステークスの初代勝ち馬です。
2歳時には期待されていましたが、クラシックでも活躍する事が出来ず、ダート路線に活路を求めました。
ダート路線に変更すると隠れた才能が開花し、ハイレベルな重賞レースで安定した戦績を残せるようになりました。
前走のチャンピオンズカップ後に鞍上を務めたO.マーフィー騎手がかなり評価していたので、得意の東京マイルの舞台で嵌まれば怖い存在です。

ダノンフェイス   牡7 57.0㎏ 岩田康騎手
除外対象馬です。
ただ近走の戦績を見る限りでは斤量に難はあるものの、嵌まればこのメンバーなら複勝圏内に入線しても驚けません。
ここに来て新馬の時にコンビを組んでいた岩田騎手とコンビを再結成。
これは陣営の勝負気配を感じる人選なので、出走可能なのであれば狙ってみたいです。

テーオージーニアス 牡5 57.0㎏ 丸山騎手
除外対象馬です。
オープンレースで一度も勝利経験がないので、さすがにここで好走するのは厳しいでしょう。
実力馬と同斤量での出走はさすがに厳しいでしょう。

デルマルーヴル   牡4 57.0㎏ 未定
キャリア的にはあまりパッとはしませんが、どんな条件でもどんな相手関係でも着実に走る馬なので信頼度は高い馬です。
中央よりも地方経験の方が多いのですが、東京マイルは好走している舞台なので適性面は問題ありません。
人気もあまりしないでしょうし、オッズ的にも美味しい存在でしょう。

ドリームキラリ   牡8 57.0㎏ 未定
除外対象馬です。
年齢的にもキャリア的にも出走が叶っても厳しいでしょう。
もし出走すればペースを作る馬になるので、考慮した予想を立てて行きたいです。

ノンコノユメ    セ8 57.0㎏ 真島大騎手
一昨年のこのレースの勝ち馬です。
去年地方競馬の大井に転厩し、地方では地力の違いからか大活躍しています。
中央から地方に移籍した馬がまた中央に戻ってくるのは考え深いです。
今回は大井でコンビを組んでいる真島騎手と共に出走予定。
地方馬の代表として、得意舞台でどこまでやれるか注目です。

ブルドッグボス   牡8 57.0㎏ 和田騎手
キャリアのほとんどが1400m以下なのでマイル戦は久しぶりです。
短い距離でキャリアを積んでいるものの、マイル戦は1戦1勝なので距離延長をマイナス材料と考える必要はないでしょう。
近走は地方巡業ばかりで人気の盲点になりそうですが、嵌まれば怖い存在なので抑えておきます。

ミッキーワイルド  牡5 57.0㎏ 北村友騎手
東京コースは相性の良い舞台なので適性面は問題ありません。
前走の根岸ステークスの競馬を見る限りでは、負けすぎの印象があるので叩き2戦目でも厳しいでしょう。

ミューチャリー   牡4 57.0㎏ 御神本騎手
地方のトップホースが中央に挑戦します。
どんな馬でも地方馬が中央馬に挑むのはカッコいいです。
この英断をした陣営に拍手と感謝を送りたいです。
前走の先行策が生きれば、距離短縮の今回はその作戦が生きてくれるでしょう。
鞍上は主戦の御神本騎手が務めてくれるのも心強いです。

モジアナフレイバー 牡5 57.0㎏ 繁田騎手
この馬もミューチャリー同様に生粋の地方馬です。
陣営には敬意を表します。
前走は少し距離が長かったのですが、今回は距離短縮の一戦なので条件的にはプラスです。
ただ雨が降って少し馬場が湿れば、この馬にとっては好走する可能性が上がるので当日の天候にも注目したいです。

モズアスコット   牡6 57.0㎏ C.ルメール騎手
一昨年の安田田記念の勝ち馬なのでGⅠ馬です。
安田記念以降は芝では結果を残せていないので、前走からダートに転向しています。
外国産なので持ち前のパワーを生かして初ダート戦の根岸ステークスを快勝しました。
前走の様な競馬が出来ればここでも結果を残せるでしょう。

ヨシオ       牡7 57.0㎏ 未定
除外対象馬です。
前走の根岸ステークスの競馬を見る限りではここは力不足です。

ラプタス     セ4 57.0㎏ 未定
除外対象馬です。
重賞未経験ですが、ダートに転向してからは4戦4勝とまだ底を見せていません。
今週のバレンタインステークスに出走するので、ローテーション的には厳しいでしょう。

ロードグラディオ  牡4 57.0㎏ 未定
除外対象馬です。
ラプラス同様に今週のバレンタインステークスに出走予定なのでローテーション的にも実力的にも厳しいでしょう。

ワイドファラオ   牡4 57.0㎏ 福永騎手
ダートに転向してからも安定した戦績を残しているものの、GⅠになると力不足感が否めません。
ただ今回は抜けた存在はいませんし、東京ダートマイルは好相性の舞台なので好走出来る可能性はあります。
前走の根岸ステークスは緩い仕上げでしたが、叩き2戦目なので状態面も上がってくると思うので追い切りの内容次第では抑えておきたいです。

ワンダーリーデル  牡7 57.0㎏ 横山典騎手
昨年は9着と結果を残せませんでしたが、今年は重賞初勝利など力をつけての一戦なので非常に楽しみです。
横山典騎手とは手の内が合っているので問題ありませんし、東京マイルは武蔵野ステークスで好走した舞台なのでここでも期待したいです。

ヴェンジェンス   牡7 57.0㎏ 幸騎手
キャリア28戦目にして初めてのマイル挑戦です。
東京コースもデビュー2戦目以降は走っていないので正直読みにくいです。
ただ距離短縮はプラスですし、左回りも問題ないので、適性面は問題ないと考えるとここでも期待したい存在です。
枠順や展開などの注文はあるものの、馬券的には抑えておきたい存在です。

以上がフェブラリーステークスの全馬短評です。

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