先週の宝塚記念で競馬は上半期が終了しました。
皆さん、お疲れ様でした。
ビールを片手に祝杯を上げたいところですが、なぜか腑に落ちない感じです。
やはり無観客が長く続いたからなのでしょうか、馬券は買っているのになぜか充実感がない。
いつの間にか夏競馬が始まろうとしている感じです。
無観客期間も伸びましたし、いつになれば競馬を現地で見ることが出来るようになるのか、
ただ連日に様に東京の感染者数の増加傾向をみていると夏も開催は難しいのではないかと思えてしまいます。
地方競馬もダービーシリーズが終わり一段落つきました。
今週は平日に行われる地方重賞は2レースだけです。
全て門別で開催されます。
7月最初の地方の勝負レースはグランシャリオ門別スプリントです。
このレースは今年で6回目と創設されて間もないレースなのですが、スーパースプリントシリーズの1つなので注目度が高いレースです。
今年は8頭立てと出走頭数は少ないですが、なかなか面白いメンバーが揃いました。
この記事ではグランシャリオ門別スプリントに出走するメンバーを各馬みていき、最後に予想を公開します。
1番 シークロム 牡8 56.0㎏ 桑村騎手
8歳と高齢馬ですが、まだまだ現役です。
ただ今年に入ってから少しトーンダウンしました。
転厩初戦なのであまり期待は出来ないか。
2番 ニットウスバル 牡8 56.0㎏ 五十嵐騎手
前走の北海道スプリントカップは惜しかったです。
元中央馬なので当たり前かも知れないが、移籍2戦の内容は上々。
これからまだまだ飛躍する可能性が十分考えられます。
移籍3戦目で今までの競馬を考えればここは侮れない。
3番 アークヴィグラス 牝4 54.0㎏ 石川騎手
門別に再転入して2戦目です。
復帰戦もまずまずの走りで、門別1000mは2戦2勝の得意舞台なので文句なしの舞台です。
斤量面も楽になりますし、このメンバーなら中心視出来るでしょう。
4番 オールドベイリー セ6 56.0㎏ 松井騎手
門別に移籍して2戦しましたが結果を遺せていません。
元中央馬でオープンで勝ち星のある馬がここで結果出せないのは、馬に問題があるのか、門別のレベルが上がったからなのか。
どちらにせよ、近2走の競馬は評価出来ないのでここは厳しいか。
5番 メイショウアイアン 牡10 56.0㎏ 落合騎手
10歳馬で普通なら切りたいが、前走の北海道スプリントカップの競馬を見れば切れなくなるし、消す事も出来なくなるでしょう。
年齢を感じさせない競馬で、まだまだ主役クラスです。
昨年の勝ち馬なので適性面は問題ありませんし、昨年よりも良い状態でこのレースに臨んで来ているので勝ち負けして当然でしょう。
6番 アザワク 牝3 51.0㎏ 小野騎手
3歳馬なので古馬にどこまでやれるか楽しみですね。
ここは格上挑戦ですし。このレベルで競馬をするのは初めてなのでどこまで通用するか見ものです。
負けなしの舞台で古馬相手にどのような競馬をするか。
7番 ジョウラン 牡4 56.0㎏ 服部騎手
北海道スプリントカップの取消は残念でした。
もともと能力が高い馬ですし、陣営としても今年も飛躍を誓う年だと思うので恥ずかしい競馬はしないでしょう。
1000m戦の流れに対応出来るのかも気になる点。
間隔は少し空いたが、復帰2戦目でどのような競馬を見せてくれるのか楽しみである。
8番 ヴィブラビ 牝5 54.0㎏ 阿部騎手
ここは完全に力不足です。
自己条件で何とか変わって欲しいです。
以上がグランシャリオ門別スプリントの全馬診断です。
さぁ、ここから馬券を組み立てていきます。
8頭立てなので少数精鋭で勝負しないとガミる可能性があるので、極力絞って勝負します。
この4頭でどうでしょう。
◎7番ジョウラン
3歳時のレース内容からは今年はやらないといけない。
順調さに欠けるのが気になるが、4月で一つ使ったので状態は間違いなくアップしているでしょう。
地力が出せれば圧勝まで。
○5番メイショウアイアン
昨年の勝ち馬で、先日の北海道スプリントを勝ったにも拘わらず56㎏で出走とおいしい。
前走で勝利の余韻に浸りすぎていなければここも安定でしょう。
▲3番アークヴィグラス
距離短縮は買いでしょう。前走は57㎏を背負いながらも2着とはいえ3着以下をぶっちぎり。
3㎏減と斤量の恩恵もあるので、今年のスプリント路線の新しい顔となることを期待する。
血統もサウスヴィグラスでむしろ前進しかない。
△2番ニットウスバル
門別移籍後2戦とも内容のある競馬でした。
ここも順当に考えれば圏内でしょう。
馬券は悩み中も
メイショウアイアン1着固定は危険と考えて3連複少点数で
3連複1頭軸流し
5-2,3,7
単勝:◎7番ジョウラン
この4点でいきましょう。