昨日の夜競馬ファンが待ち望んだ嬉しいニュースが飛び込んできました。
今日が七夕という事もあり、一日早い彦星と織姫からのプレゼントでしょうか。
、と冗談はさておき制限付きではあるもものの一部ウインズの営業が再開するようです。
競馬場は引き続き無観客で行われるので現地観戦が出来るのはまだまだ先ではあるものの、ウインズが開かれるのはファンとしては嬉しい事です。
詳しい事はJRAの公式ホームページを見ていただきたいのですが、久しぶりに馬券として競馬を楽しめます。
ただ気を付けて欲しいのはクラスターを起こさないことです。
これでどこかのウインズでクラスターが起きれば開催も危ぶまれます。
みなさんで注意しあって一刻も早く現地で馬券を握りながら競馬を楽しめること願うばかりです。
さて昨日も少し触れましたが今週の地方競馬は交流GⅠが行われます。
3歳ダート王を決めるジャパンダートダービーです。
このレースは中央のみや地方のみではなく交流戦なので新の3歳ダート王が誕生するレースです。
ただ今年の地方馬はかなり可哀想です。
例年中央と地方の差が如実には出るのですが、今年は特にです。
中央に1頭とんでもない化け物クラスの馬がおり、他の馬も例年クラスの馬なので厳しいレースになるでしょう。
この記事ではジャパンダートダービーに出走するメンバーを各馬みていき、最後に予想を公開します。
1番 エメリミット 牡3 56.0㎏ 山口騎手
前走の東京ダービーは鞍上の好判断もありましたが、強敵相手に見せ場たっぷりの競馬でした。
今回もメンバー的にも枠順的にも前走と同じような展開になる可能性も。
相手関係は大幅に強化されますし、逆転までは難しいかも知れませんが、結果を残している馬なので軽視は禁物です。
2番 カフェファラオ 牡3 56.0㎏ D.レーン騎手
中央勢の中でも次元が違う化け物クラスの馬です。
戦績はもちろん無敗の3戦3勝馬。
この厩舎の期待馬らしく全て外国人騎手が騎乗しています。
粗削りの競馬で無敗なので完成したらどうなるのでしょう。
初ナイターなど不安材料が無い訳ではないが、地力だけでもねじ伏せそうです。
3番 バーナードループ 牡3 56.0㎏ C.ルメール騎手
カフェファラオと対照的なのがバーナードループ。デビュー戦でカフェファラオに敗れはしたものの、以降は無傷の3連勝。こちらは完成度が高い競馬で安定感があります。特に戦争の兵庫チャンピオンシップでは勝負根性も見せてくれました。デビュー戦の時よりも成長しているので逆転も可能なのでは。
4番 ゴールドボンバー 牡3 56.0㎏ 矢野騎手
若竹賞や自己条件の競馬を見てもここは太刀打ちできないでしょう。
5番 フルフラット 牡3 56.0㎏ 武豊騎手
サウジダービーを勝利し勢いそのままに日本でも好走するかと思いましたが、帰国初戦で万全な状態でないとカフェファラオに逆転するのは難しいと判断出来ます。今回は帰国2戦目ですし、鞍上も武豊騎手を手配するなど陣営の勝負気配も感じます。普通に力を出せる状態ならカフェファラオとやり合えるのではないでしょうか。
6番 リコーシーウルフ 牡3 56.0㎏ 藤田騎手
いきなりGⅠ挑戦でもハードルが高いのに、今回は中央勢がとんでもないのが揃いました。
今までのような結果は残せないでしょう。
7番 ブラヴール 牡3 56.0㎏ 本橋騎手
デビューから一度も連対を外していないのですが、前走の除外が気になります。
除外は以降に走らなくなったりする可能性があるので、こればかりは走ってみないと分かりません。
ただ地方馬の中ではトップクラスである事は間違いないので、自分の競馬がスムーズにいけば複勝圏内なら可能性はあるでしょう。
8番 ガミラスジャクソン 牡3 56.0㎏ 鴨宮騎手
兵庫からの参戦馬です。
他地区からわざわざこのハイレベルのレースに乗り込んでくるのは陣営の自信の表れなのかもしれませんが、兵庫チャンピオンシップの内容を考えると良くて複勝圏内でしょう。タフな馬なのでどんな展開でも自分の力は出してくれそうです。
9番 ダノンファラオ 牡3 56.0㎏ 坂井騎手
重賞実績はあるものの、抜けている馬がいるのでそれに逆転出来るかとなると疑問です。
戦績にもムラがあるので中心視はしにくいが、実績的には抑えておかないと痛い目をみるでしょう。
10番 キタノオクトパス 牡3 56.0㎏ 田辺騎手
最近は脚質にも幅が出てきました。
好位で控えて脚を使う競馬は近代競馬では必要不可欠なのでそれが出来る様になったのは大きな収穫です。
距離延長も問題なくこなしてくれるでしょう。
実績に劣るので、どこまでくらいついてくるか楽しみです。
11番 ミヤジコクオウ 牡3 56.0㎏ 幸騎手
デビューから一度も馬券は外していないものの、全て自己条件での結果なのでこのメンバーに入ると実績的にも劣ります。
ただメンバーの中では時計は良い方なので、重賞初挑戦でも中央馬なので軽視は禁物です。
外枠ですが脚質的には問題ありませんし、むしろ好枠とも言えます。
引き続き幸騎手が騎乗してくれるのも心強いです。
12番 ダイメイコリーダ 牡3 56.0㎏ 池添騎手
ダートに転向してから良績を残せるようになりました。
前走は古馬相手に2着となかなかの逸材です。
ただ幸騎手がミヤジコクオウを選んだように彼との力比べは済んでいる。
池添騎手に乗り替わるのは問題ないが。
13番 コージーサンラッド 牡3 56.0㎏ 本田騎手
安定した戦績を残していますが、さすがにこのメンバーと距離は厳しいの一言です。
以上がジャパンダートダービーの全馬診断です。
怪物カフェファラオを除いて他をどう見るかのか。
地方馬の激走はあるのか、いろいろな観点から予想したい。
私が出したは結論は以下の通りです。
●2番カフェファラオ
ユニコーンSはレースレコードで圧勝。
馬場の影響（稍重）もあるとはいえ、フェブラリーSを上回る時計で勝利なら強すぎることを疑うべきか。
レコードの反動は原因不明の凡走に挙げられるところなので、1着ではない馬券も組み立てていく。
◎11番ミヤジコクオウ
鳳雛Sで1番人気1着と安定した走り。伏龍Sはミナリク騎手なので度外視。
前を見ながら仕掛ける競馬で外目の枠を引けたのは運も味方しているか。
カフェファラオは強いと思うが、次点ではここでしょう。
○12番ダイメイコリーダ
前走は古馬2勝クラスに混ざって2着。3歳の時点では古馬の1000万下（現2勝クラス）と戦えれば世代戦ではG1でも勝負できる。
能力的には十分通用するが、現時点ではミヤジコクオウが直接対決で上回っており、逆転には至らないか。
▲7番ブラヴール
JRA勢に先行勢が揃い、前が早くなるのは必至。
後方一気の豪脚は決して引けを取るものではなく、間違いなく通用する。
不良馬場でも上がり最速を出したこともあり、馬場不問で飛んでくる。
△1番エメリミット
東京ダービーの勝ち時計は例年並みと考えると掲示板は可能性十分。
先行勢を見ながら終いをどこまで伸ばせるかが勝負だが、東京ダービーほど楽な展開にはならない。
地力強化は間違いないと思うので一応の押さえへ。
△3番バーナードループ
兵庫チャンピオンシップに勝利して3連勝。
新馬戦ではカフェファラオに全く歯が立たずの2着を考えると、差が詰まったとしてもまだまだ遠いか。
3連単
1着：2
2着：11
3着：1,3,7,12
（4点）
1着：11
2着：2,12
3着：1,2,3,7,12
（8点）
馬連
軸馬：7
相手：2,11
（2点）
これと、その他を当日考えて追加していく形でいきましょう。
当日は、19:20よりライブ配信を行います。
ぜひご参加のほどお願い申し上げます。
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