今年の日本ダービーが終わりました。
エフフォーリアは残念な結果になりましたが、あのとんでもないペースの中で皐月賞馬としてよく頑張ったと思います。
人気を集めていた紅一点のサトノレイナスは気性面の問題が原因ですね。向こう正面で完全に暴走していましたから、あれでは最後止まっても致し方なしです。
サトノレイナスの結果から改めてウォッカの偉大さを知る事が出来ました、
牝馬が強いと言われる時代でも、牝馬が勝てない日本ダービー。
本当に素晴らしいレースを見せてくれました。
シャフリヤール陣営のみなさん、おめでとうございます。
さて日本ダービーは終わりましたが、地方の各地で行なわれるダービーは終わっていません。
今週の地方重賞では開催がありませんが、バンバンくるので心構えが必要です。
今週は重賞開催日は目標日だけなのですが、1日で3重賞行なわれます。
予想がとんでもなく忙しくなるので出来れば分散してほしかったのですが、こればかりはしかたないので一気に予想をしていこうと思います。
この記事ではこの日唯一の交流重賞のさきたま杯の全馬診断と最終予想をしていきます。
浦和1400m戦なのですが、メンバー的には面白いメンバーが揃いました。
ガチガチで中央勢の可能性があるものの、地方馬にも骨のある馬はいるのでワンチャンに期待と言ったところか。
さぁ、それではいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。
1番 アルクトス 牡6 58.0㎏ 田辺騎手
JRA所属馬です。
昨年の南部杯の勝ち馬なのでここは敵らしい敵は彼自身なのかも知れません。
絶好枠で相手関係もかなりラクなので勝ち負けに期待。
2番 エアスピネル 牡8 56.0㎏ 鮫島克騎手
JRA所属馬です。
芝でキャリアを積んでいたが頭打ちになりダートにコンバート。
ダートでも走れる万能タイプ。
今年のフェブラリーステークスでも2着に好走するなど警戒が必要。
初地方参戦だがあんな競馬を見せられると軽視は出来ない。
3番 ハイランドピーク 牡7 56.0㎏ 笹川騎手
JRA所属馬と紹介したいが、実は転厩しており浦和所属。
中央でもダートを走っている馬なので、ダート適性は問題なし。
地方で変わり身とまでは言わないが中央での戦績を考えればチャンスはあってもおかしくはない。
小久保厩舎に笹川騎手と陣営はかなり大駆けを狙っているような。
4番 ワイドファラオ 牡5 58.0㎏ 福永騎手
実力・実績ともにここは抜けた存在。
まだまだ伸びしろを感じるし、今回は条件的にはラクになるので狙い目でもある。
鞍上もダービー連覇の好調騎手である福永騎手というのも心強い。
トップハンデも問題なし。
5番 トロヴァオ 牡8 56.0㎏ 藤田凌騎手
浦和は相性の良い舞台なので、適性面の問題は感じない。
2018年には同レースで4着に入線していることから、1400m戦も悪くない。
近走の結果だけでは軽視しがちだが、実績からは激走があっても驚けない。
6番 メイショウオオゼキ セ11 56.0㎏ 石崎騎手
愛知からの参戦。
地元でも結果を残せていないのに、なぜ遠征したのか疑問。
衰えもあるし、条件的にも厳しすぎます。
7番 ブレスジャーニー 牡7 56.0㎏ 御神本騎手
移籍直後は調子が良かったですが、近走は全くです。
御神本騎手が引き続き騎乗してくれますが、不安の方が大きい。
ここで激走するとも思えないがどうか。
8番 ベストマッチョ セ8 56.0㎏ 森騎手
森騎手の状態面が気になるが、条件的には今回がベストな条件である。
勝ち切れない競馬が続いているのは気になるが、崩れてもいないし安定感が地方馬の中では抜けている。
斤量も魅力的なのでここは楽しみです。
9番 ノボバカラ 牡9 57.0㎏ 戸崎騎手
JRA所属馬です。
今年は一度も馬券に絡んでいない。
昨年同様にこのレースだけ覚醒しての好走の可能性もあるが、昨年と同じローテーションで結果を残していないのでどうか。
鞍上が戸崎騎手に替わるのはプラスなので、戸崎騎手がどのようにエスコートするか。
10番 プレシャスエース 牡8 56.0㎏ 左海騎手
前走は負けたがそれまで浦和1400mで3連勝なので適性面は問題ない。
スピードがある馬なので、そのスピードを活かせることが出来るかがポイントになる。
相手関係強化の一戦ではあるが軽視は禁物か。
11番 ナリタスターワン 牡9 56.0㎏ 福原騎手
経験は豊富ではあるが、ここは力不足である。
12番 ザイディックメア 牡9 56.0㎏ 山崎騎手
移籍初戦こそ勝利したが、以降は結果を残せていない。
今回は大幅に相手関係が強化されるので掲示板も厳しいか。
以上がさきたま杯の全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。
JRA勢が仲良く先行して、そんなに厳しい流れにはなりそうにありません。
浦和の逃げ先行の有力馬が外枠に入ったのは予想は簡単にしてくれますが、馬券的には旨みがなくなりました。
順当な予想で入りましょう。
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ダービージョッキーを素直に期待しましょう。
距離短縮もプラスになりますし、浦和も合うと見ています。
58㎏も馬格があるので関係ないでしょうし、マイペースでいけるので競馬も楽になります。
崩れるイメージもなく、真っ直ぐ入るならここでしょうか。
○1番アルクトス
近走先手を奪えていないのが気になるところです。
今回は1枠1番なので田辺騎手も出していくと思いますし、出さないと苦しい競馬になるでしょう。
先手を奪って馬券圏内、奪えなかったら着外まで。
▲8番ベストマッチョ
昨秋オーバルスプリントで2着の実績もありますし、通用する部分はあります。
今回は外目の枠に入りましたし、昨年ほどの勢いもなく展開に恵まれればでしょう。
△10番プレシャスエース
休み明けと外枠が不安材料ですが、こちらも諸々恵まれれば。
ノーチャンスとは思っていないです。
×9番ノボバカラ
南関の戸崎騎手は押さえないといけないでしょう。
馬券は「競馬の格言」で公開している通りに馬単表裏がいいと考えます。
馬単流しマルチ
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