夏競馬が始まるということは競馬界は一気に多額のお金が動きます。
日本最大のセリでもあるセレクトセールが開催中です。
毎日のように誰が、何億で落札、とかのネット記事が上がっています。
この中に未来のダービー馬がいるかも知れません。
もしかしたらディープインパクト以上に活躍する馬もいるかもしれません。
フランケル越え・・・と上げたらキリがないです。
それだけ期待がある馬たくさんいます。
彼らがデビューするのは少し先ですが、本当に楽しみです。
競馬の楽しみはここにもあるのかも知れませんね。
中央は夏競馬期間中なので大きなレースは少ないですが、今週の地方は激アツのレースが開催されます。
競馬界全体の3歳ダート王を決めるジャパンダートダービーが行われます。
中央からは7頭が参戦します。
基本的には中央勢優勢ではあるものの、地方馬も絡む年もあるので慎重に予想したいレースです。
ジャパンダートダービーに出走するメンバーを少しずつですが見ていきます。
1番 セキフウ 牡3 56.0㎏ M.デムーロ騎手
今年に入ってから海外挑戦をするなど、精力的にハイレベルな挑戦をしています。
国内の3歳ダート路線があまり充実していないので仕方ないのかも知れませんが。
前走は帰国初戦でしたがマイルで健闘しました。
今回は2戦目なので上積みに期待したいのですが、距離短縮で好走後の距離延長は少し気になります。
2番 キャッスルブレイヴ 牡3 56.0㎏ 仲野騎手
南関所属馬ではあるものの、前走を見る限りでは力不足感は否めないです。
2000m戦は問題ないのですが、左回りでしか良績を残せていないので大井はマイナスでしょう。
今回は中央馬もいるので厳しい競馬になるでしょう。
3番 コズミックフォース 牡3 56.0㎏ 藤岡佑騎手
デビューは今年に入ってからなのですが、3戦3勝とまだ底を見せていません。
右回り替わりでも問題ないですし、距離延長もまだ余裕を感じるので問題ないでしょう。
初地方なので砂に対応出来るかは未知数ですが、対応出来ればこのメンバーなら上位を＾目指せるでしょう。
4番 トーセンエルドラド 牡3 56.0㎏ 御神本騎手
東京ダービートライアルの勝ち馬なので適性面は問題ないでしょう。
ただ本番だった前走の東京ダービーでは乗り替わりもあって結果を残せませんでした。
今回は御神本騎手に乗り替わっての一戦なので巻き返しに期待したいのですが、相手関係は前走以上なのでどこまでやれるか。
5番 コスモファルネーゼ 牡3 56.0㎏ 藤本騎手
地元馬で近4走は全て馬券に絡んでいるので調子は良いです。
ただ自己条件でのレースなので、相手関係強化でどこまで通用するか。
いきなりにしては少しハードルが高いメンバーです。
6番 ブリッツファング 牡3 56.0㎏ 池添騎手
中央所属馬です。
前走兵庫チャンピオンシップで勝利するなど地方の砂にも対応できることを証明しました。
池添騎手とコンビの時は3戦3勝と負けなしで、完全に手が合っている感じです。
距離延長でも対応出来ると思います。
楽しみです。
7番 ペイシャエス 牡3 56.0㎏ 菅原明騎手
中央所属馬でユニコーンステークスの勝ち馬です。
血統的には問題ないのですが、これまでの競馬を見る限りでは2000mは長い可能性があります。
引き続き菅原騎手が騎乗してくれるのはプラスなのですが、連勝経験がないのが機になるところです。
後は地方の砂ですね。
8番 クライオジェニック 牡3 56.0㎏ 安藤騎手
東京ダービー2着馬なので適性面は問題ありません。
デビューからずっと大井を走っているので、大井はもう庭ですね。
ただ今回は前走以上のメンバーレベルで、半数は中央馬だからかなり激しいレースになりそうです。
前走で脚質の幅が広がったと考えたら、安藤騎手のエスコートが勝負の鍵となりそうです。
9番 アイスジャイアント 牡3 56.0㎏ 三浦騎手
デビューから2連勝でJBC2歳優秀をせいたした実力馬です、
以降は地方を回っているのですがなかなか結果を残せていません。
距離延長もプラスとは思えないので、中央馬ですが厳しい競馬になりそうです。
10番 リコーヴィクター 牡3 56.0㎏ 真島騎手
東京ダービー3着馬なので、適性面は問題ありません。
門別から移籍後は大井しか走っていないので、地の利はあります。
今回はハイレベルな中央馬を相手なので、どこまでやれるか。
11番 バウチェイサー 牡3 56.0㎏ 笹田騎手
兵庫からの参戦馬です。
地元重賞では結果を残しているものの、交流重賞になると結果を残せてないです。
今回は輸送もありますし、条件的にはかなり厳しめです。
それでも遠征するのは勝算があるからでしょうか。
12番 ガルバマンボ 牡3 56.0㎏ 林騎手
高知からの遠征馬で、地元では上位クラスな存在です。
ただやっぱりレベルが違うのでかなり厳しい競馬にはなるでしょう。
どこまで高知代表としてやれるか。
13番 コマンドライン 牡3 56.0㎏ 川田騎手
好調の国枝厩舎に川田騎手が鞍上ということで注目度が高いのですが、今回が初ダートです。
デビューから3戦はC.ルメール騎手が騎乗しているので陣営の期待値も高そう。
初ダートにしては大井2000mはかなりキツイですが、嵌れば怖いですね。
14番 ノットゥルノ 牡3 56.0㎏ 武豊騎手
前走初交流重賞でしたが、兵庫チャンピオンシップで2着と地方の砂でも問題ないことを証明しました。
2000m戦の経験はありますし、距離延長にも対応出来ると思うので条件面は問題ありません。
4戦連続連対中と勢いにも乗っていますし、引き続き武豊騎手が騎乗してくれるのもプラス。
ダートに転向してから底を見せていないので、大外枠でも楽しみです。
以上でジャパンダートダービーの全馬診断を終わります。
ということでここから最終予想をしていきます。
昨年は単勝万馬券と大波乱になりましたJDDです。
今年もキャッスル＆仲野騎手が波乱を演出するのか？
波乱は来たら仕方ないというスタンスで手堅くいきましょう。
なお、馬券の購入はYoutubeライブでご紹介します。
確たる逃げ馬不在で、東京ダービーで控えたクライオジェニックがいくと面白くなりそうです。
単穴で買っておくのも一考かもしれません。
先行好位で追走するのはブリッツファングとペイシャエスあたりか。
コマンドラインが初ダートでどういう競馬するか分かりませんが、砂を被らないように外の2列目からの競馬はありそうです。
前日予想は素直に地力の高いと考えている順に。
◎6番ブリッツファング
兵庫チャンピオンSも強かったですし、阪神1勝クラスも良かったです。
ヒヤシンスSは4コーナーで外の馬を気にするそぶりを見せてレースを辞めました。
その後の2戦が強かったので問題視しなくて大丈夫でしょう。
先行から押し切る強さは大井2000mで生きると見ます。
○3番ハピ
デビュー以来3連勝、間隔もほぼ2か月おきに使っており順当なローテと言えます。
鳳雛Sの2着馬3着馬は次走で古馬を相手に完勝とレースレベルは高いと言えます。
やや後ろから行くので差し届くかどうか。
展開的には◎優勢と見て対抗へ。
▲7番ペイシャエス
既に7戦を消化とJRA勢としては経験豊富です。
ユニコーンSは上手くハマった感はありますが、それでも強かった。
中山1800mで勝利、伏竜S3着から距離は問題ないでしょう。
先行からしぶとく粘る競馬で最後まで争ってくれそうです。
△14番ノットゥルノ
伏竜Sではペイシャエスの先着。一呼吸置いた前走はプラス9㎏と体調管理に重きを置いた調整だったと思われます。
1.3差ほどの力差はないでしょう。
状態一つで勝ち負けまで持ってくると見ます。
中心はこの4頭ですね。
3列目にどこを置くかはYoutubeライブで決定していきます。
19:30頃スタートしますので、ぜひご参加ください。
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