安田記念の前哨戦京王杯スプリングカップが土曜日に開催されます。
比較的荒れる印象のあるレースですが、今年はどうなるでしょうか?
安田記念への叩き台組と安田記念への挑戦権を賭けて本気仕上げ組との戦いです。
この辺の見極めをしっかりしつつも、今週から東京はBコースに替るので内枠逃げ先行は押さえておきたいと思います。
また、土曜日の東京の天気は雨マークです。
重馬場まで替るかどうかによっては、好走馬が大きく変わりますので天気は気にしておきましょう。
出走馬が確定しましたので確認しておきます。
13頭でのレースになります。枠順は明日発表ですね。
キャンベルジュニア 牡5 56.0 ルメール
クラレント 牡8 56.0 岩田
グランシルク 牡5 56.0 戸崎圭
サトノアラジン 牡6 57.0 川田
ダッシングブレイズ 牡5 56.0 内田博
ダンツプリウス 牡4 56.0 丸山
トーキングドラム 牡7 56.0 幸
トーセンデューク 牡6 56.0 四位
トウショウドラフタ 牡4 56.0 田辺
ヒルノデイバロー 牡6 56.0 横山典
ブラヴィッシモ 牡5 56.0 北村宏
レッドファルクス 牡6 58.0 Mデムーロ
ロサギガンティア 牡6 56.0 柴田善
昨年の京王杯SCを勝ったサトノアラジンは、今年は香港からのぶっつけ。
昨年はダービー卿CTで一叩きあっただけに、アタマ固定で買うのは少々気が引けます。
高松宮記念を1番人気3着に敗れたレッドファルクスは、ダート1400mで強い競馬を見せていることからスタミナ面で1400mを心配する必要はありません。
展開が向くかどうかですね。差し馬の流れになれば。イッタイッタになると厳しいでしょう。
おそらく1番人気2番人気がサトノアラジンとレッドファルクス。どちらも軸間違いなし!というレベルではないので、軸馬はこの2頭を除いたところが選択したいと思います。
ではJRA公式サイトを参照しデータを見ていきましょう。
データを見ていく前に前提として、1番人気の馬は過去10年で[1-0-1-8]、2000年以降の17回で[1-0-2-14]。
1番人気が大苦戦のレースです。今年も荒れることを期待しましょう。
1、前走6番人気・6着以内
過去10年の好走馬の傾向を見ていくと、「前走6着以内」あるいは「前走6番人気以内」が3着以内で好走しています。
前走海外は対象外なので、そこを除いて該当馬をピックアップします。
前走6着・6番人気以内:
キャンベルジュニア
グランシルク
トーセンデューク
ヒルノデイバロー
ブラヴィッシモ
レッドファルクス
前走海外:
サトノアラジン
2、馬番別成績
今年は13頭立てと過去10年で最小です。(15頭立てが2回)
外枠がいないので傾向が異なるかもしれませんが、参考までに。
内枠3頭の成績がイマイチ、という点がポイントですね。
3、1600万下以上のクラスで東京芝連対実績あり
過去6年の3着以内馬18頭中17頭に該当する傾向です。
東京の芝レース、かつ1600万下より上のクラスで連対実績のある馬が好走しています。
東京適性は求めていきたい傾向ですね。
東京芝の1600万下以上のクラスで連対あり:
キャンベルジュニア
クラレント
グランシルク
サトノアラジン
ダッシングブレイズ
トーセンデューク
トウショウドラフタ
ブラヴィッシモ
ロサギガンティア
4、前走距離別成績と高松宮記念4コーナー通過順位
前走の距離別実績を確認すると、基本は1400m以上のレースを使っていた馬になります。
1400m未満から馬券になった馬は高松宮記念で4コーナー通過順位が9番手以内と条件が限定されています。
前走1400m以上の馬は多数該当するので、1400m未満から高松宮記念組とそうでない組に分けます。
前走1400m未満で
高松宮記念4コーナー9番手以内:
トーキングドラム
レッドファルクス
前走1400m未満で
高松宮記念以外(消しデータ):
トウショウドラフト
以上4項目のデータを見ていきました。
馬番(枠順)を除いて好走パターンを満たすのは、
キャンベルジュニア
グランシルク
トーセンデューク
ブラヴィッシモ
こちらの4頭となります。
サトノアラジンは前走海外で1の項目が対象外ですが、その他はOK。
レッドファルクスは東京芝での勝ち鞍がないので3の項目がダメ。中京芝1400mや東京ダ1400mは勝ち鞍があるので、
この点を「東京問題なし」と評価するかどうかもポイントですね。
と言っても押さえざるを得ないところだと思っています。
さて、データと近走の充実度から行くとキャンベルジュニアですかね。
安田記念へ出走を確定するにはここで1着が欲しいです。
最低でも2着あれば賞金的にギリギリ出走可能だと思います。
軸はキャンベルジュニア。
枠は不問でいきましょう。
以上、京王杯スプリングカップの出走馬とデータ分析でした。
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