皐月賞の枠順が発表されました。
難しい枠順になりました。
逃げを打ちそうなアダムバローズ・クリンチャー・トラストが揃って外枠。
1枠1番にマイスタイルが入ったので、弥生賞のようなペースになる可能性が出てきました。
外から先行勢が覆いかぶさるような流れだと、一団のスローペースが想定されます。
そして、動き出しが早い流れですね。3コーナーから動き始めて4コーナーではかなりゴチャ付くのではないでしょうか。
ロンスパ合戦になるならアメリカズカップは狙ってみたいところですが、どうなるでしょうか。
展開を考えると、先行しつつも内から2頭目3頭目のポジションで、4コーナーを向いたときには前に1列だけ壁になっているポジションですね。
…ファンディーナ、ベストポジションに見えます。
別の角度で見るとアルアインが2列目の好位を取ると思うので、アルアインのすぐ後ろが取りたいところでしょう。
やはりファンディーナがベストポジションに見えます。馬群に包まれて怯まなければ、3着以内は十分あるでしょう。
結論としては難しい枠順になったな、です。
では枠順です。
1枠1番マイスタイル 牡3 57.0 横山典
1枠2番スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位
2枠3番コマノインパルス 牡3 57.0 江田照
2枠4番カデナ 牡3 57.0 福永
3枠5番レイデオロ 牡3 57.0 ルメール
3枠6番アウトライアーズ 牡3 57.0 田辺
4枠7番ペルシアンナイト 牡3 57.0 Ｍデムーロ
4枠8番ファンディーナ 牝3 55.0 岩田
5枠9番プラチナヴォイス 牡3 57.0 和田
5枠10番ダンビュライト 牡3 57.0 武豊
6枠11番アルアイン 牡3 57.0 松山
6枠12番アメリカズカップ 牡3 57.0 松若
7枠13番サトノアレス 牡3 57.0 戸崎圭
7枠14番キングズラッシュ 牡3 57.0 柴田善
7枠15番アダムバローズ 牡3 57.0 池添
8枠16番クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑
8枠17番ウインブライト 牡3 57.0 松岡
8枠18番トラスト 牡3 57.0 柴田大
格付けを行っておきます。
トライアルについての見解はコチラの記事であっぷしてますので参考にしてみて下さい。
⇒【皐月賞 2017】トライアル回顧｜スプリングS・弥生賞・共同通信杯・若葉S他前走を振り返る
格付けの基準は以下のようになります。G1のところを皐月賞に置き換えてください。
Sランク…G1を勝って当たり前級
Aランク…G1を勝つレベルにある
Bランク…ハマればG1勝てる
Cランク…G1では3着まででしょう
消…検討の余地なく消す馬
惑…惑星、ギリギリまで検討
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Sランク…G1を勝って当たり前級
該当なし、現時点では突き抜けた馬はいないとします。
Aランク…G1を勝つレベルにある
2番スワーヴリチャード
東スポ杯は勝ち馬の土俵で勝負してタイム差なし。それを証明するかのような共同通信杯の完勝。
現時点では一番近いのでしょう。
4番カデナ
弥生賞の勝ち方は強いの一言。通常だと届かないところから差し切りました。
休養を経て一段階成長している印象です。
不安要素は鞍上だけ、最後方を取ったら負け。スタート直後から馬群の中に突っ込んでいくレースをすれば、直線でヴィクトリーロードは開くと思います。
Bランク…ハマればG1勝てる
5番レイデオロ
休み明けの状態面が不安要素ですが、過去3戦で見せたパフォーマンスは本物です。
牡馬クラシックに縁のない藤沢和雄厩舎なので、アテにしづらいのですが、馬自身は侮るべからずでしょう。
6番アウトライアーズ
この馬は強いと思っています。百日草特別は画像のようにカデナと互角。
前走は休み明けの分、伸びきれなかったかなという評価です。
皐月賞が早い流れになれば、この馬に出番は回ってきます。
8番ファンディーナ
スケールの大きさは感じます。一方でルージュバック臭もしています。
完全に消せるという根拠もありません。
走ってみないと分からないです。
Cランク…G1では3着まででしょう
7番ペルシアンナイト
コーナーリングが上手いので、中山の舞台・デムーロと考えると軽視は危険です。
ベストは1600mと思いますので距離面から最後交わされるとみて、アタマはないと判断します。
消…検討の余地なく消す馬
1番マイスタイル
1枠1番を引いて、「あるかも」という空気が醸成されそうですが、典さんマジックが炸裂しても、能力的に厳しいでしょう。
9番プラチナヴォイス
着順以上に内容が悪いです。買える材料が見当たりません。
10番ダンビュライト
同じく内容が悪いです。「こうすれば買えるのに」というのが見えないです。
14番キングズスラッシュ
長期休み明けで、過去3戦からも休み明けを覆してまで買いたいと思わせるものはありません。
16番クリンチャー
枠も厳しいところを引きました。同型の中でも格下に見えるので出番はないでしょう。
18番トラスト
年明けてこの2戦からローテの意図も感じられません。迷走状態です。
惑…惑星、ギリギリまで検討
3番コマノインパルス
弥生賞からの巻き返しを考えるとココかなと思います。状態が上がってくればホープフルSでレイデオロに迫ったので能力的には軽視していません。
11番アルアイン
前走はかなり強い競馬でした。能力的には一線級にも負けてないと思います。
距離がどうか、という点が不安材料なのとできればもう少し内枠が欲しかったです。
状態が毎日杯より上昇していれば買い。
12番アメリカズカップ
上にも書きましたが、ペースが緩くなってロングスパート合戦になれば出番アリと見ます。
それと、馬場が渋るか時計のかかる状態になっていればチャンスは広がるでしょう。
土曜日の馬場と、日曜の天気次第でしょう。
15番アダムバローズ
外枠が厳しいと印象を受けます。
池添がどのように乗るかでしょう。
17番ウインブライト
スプリングS当時と同じ出来ならチャンスありと見ます。
が、そのスプリングS後の私の見立てでは、「お釣りなし」です。
状態を見て。
以上各馬格付けしてみました。
ただ、総じて難しいという印象です。
この流れは今年の傾向である、5番人気以内で決着、というパターンでもあるような気がするので、オッズの動きにも注目していきたいと思います。
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