大阪杯のデータを見ていきましょう。
G1に昇格したのは昨年からですが、G2としてもそれなりに格の高いレースでした。
本日のデータは過去10年の大阪杯をベースに、JRA公式サイトを参照しデータを見ていきます。
出走予定馬はこちらの17頭です。
アルアイン 57.0
ウインブライト 57.0
ゴールドアクター 57.0
サトノダイヤモンド 57.0
サトノノブレス 57.0
シュヴァルグラン 57.0
スマートレイアー 55.0
スワーヴリチャード 57.0
ダンビュライト 57.0
トリオンフ 57.0
ペルシアンナイト 57.0
マサハヤドリーム 57.0
マルターズアポジー 57.0
ミッキースワロー 57.0
メートルダール 57.0
ヤマカツエース 57.0
ヤマカツライデン 57.0
1、単勝人気・単勝オッズ
過去10年の単勝人気・単勝オッズ別の傾向です。
単勝2.9倍以下に支持された馬は3着以内率100%です。
信頼度は高いと言えそうですが、今年は少し割れそうな気配です。
当日まで待たないといけませんね。
単勝10番人気以下、単勝100倍以上の穴馬は全く来ていません。
9番人気以内の9頭から、勝負を組み立てるイメージでしょう。
2、前走着順別傾向
過去10年の前走着順別傾向となります。
1着馬から勝ち馬は出ていません。逆に2着馬は勝ち馬を7頭も輩出しています。
前走10着以下は全滅、巻き返しは厳しいと言えそうです。
前走1着馬:
ウインブライト
スワーヴリチャード
ダンビュライト
トリオンフ
前走2着馬:
アルアイン
サトノノブレス
ミッキースワロー
前走10着以下:
ゴールドアクター
3、前年秋以降のG1G2で4-6着
過去10年の連対馬20頭中8頭に該当する傾向です。
前年秋以降ののG1・G2で4-6着になっていた馬が、大阪杯で2着以内に好走することが多いです。
対象馬は多いのですが掲載しておきます。
該当馬:
サトノダイヤモンド(フォワ賞4着)
サトノノブレス(フォワ賞6着)
スマートレイアー(エリザベス女王杯6着など)
スワーヴリチャード(有馬記念4着)
ダンビュライト(菊花賞5着)
ペルシアンナイト(中山記念5着)
ミッキースワロー(菊花賞6着)
ヤマカツエース(金鯱賞4着)
ヤマカツライデン(阪神大賞典6着)
4、4走前までの重賞の単勝6・7番人気で、着順は人気を上回った馬
過去10年の傾向です。
「4走前までに重賞で単勝6、7番人気となり、単勝人気順よりも着順が上位だったことがある」という馬が、
過去10年の連対馬20頭中9頭に該当します。
該当馬:
マサハヤドリーム(小倉大賞典7番人気5着)
マルターズアポジー(中山記念6番人気3着)
ヤマカツライデン(阪神大賞典7番人気6着)
5、3走前が前年9月10月のG2
近3年の勝ち馬に共通する傾向で、3走前が前年の9月10月のG2でした。
ローテに余裕があるタイプが勝ち馬に名を連ねています。
該当馬:
アルアイン(セントライト記念2着)
サトノダイヤモンド(フォワ賞4着)
サトノノブレス(フォワ賞6着)
シュヴァルグラン(京都大賞典3着)
スマートレイアー(京都大賞典1着)
ミッキースワロー(セントライト記念1着)
以上5項目を見ていきました。
アルアインから入ろうと思っていますが、
データ的にもマイナスがなく、いい傾向ですね。
逆にスワーヴリチャードは前走1着ということで勝ち馬の要件を満たしていません。
ローテの部分は微妙ですが、3走前は11月1週目のアルゼンチン共和国杯。
比較的余裕のあるローテと言えそうです。
全体感として、まずは単勝人気9番人気以内。
ここは重要視したいと思います。
予想オッズで10番人気はヤマカツエース。
そう考えるとハイレベルなレースになりそうですね。
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マルチの軸はショートストーリー。好メンバーの揃った2走前の雅Sが0.5秒差の5着。昇級初戦としては十分な内容で、既に現級に目処は立てている。得意な小回りの1700mで大敗した前走が評価を難しくしているが、敗因は「伸びかけたところで隣の馬に噛まれてしまった」と明白で度外視が可能。消化不良の一戦から巻き返すべくメイチ勝負の今回は上位争いが濃厚だ。
★的中ハイライト★
レースはタガノグルナがやや後続を引き離して逃げる縦長の展開。勝ったノーブルサターンは中団でスムーズに折り合い、直線では先行勢の外から伸びて最後は2着馬との追い比べを制した。トレセン班から「休養を挟んで良化が顕著」と伝えられての相手候補選出。鮫島良も「馬が昨年より良くなっていた」と話していたように、馬自身の成長により掴んだ勝利であり、それを見極めたトレセン班の殊勲による高額配当の的中と言えるか。
軸としたショートストーリーも3着確保で最低限の仕事は果たした。中団追走から結果的に勝ち馬をマークする形になり、直線は1,2着馬を凌ぐ上がりで上位2頭に肉薄。わずかに連対圏には届かなかったが、「勝ち馬とは内、外の差」と加藤祥。クラス通用の力は示した。2着は10番人気のディープオーパス。ムラ駆けタイプで人気はなかったが、好メンバー相手に勝ち切った2走前が秀逸。脚質と流れを考えれば当然押さえておくべき一頭だった。
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