【皐月賞2017】至高の単複予想｜詩人ロングフェローは言った「青春は人生にたった一度しか来ない。」

皐月賞の時期を迎えるたびに、首を傾げてしまう、キャメロットです。

皐月って、旧暦の5月のことなのでは？

このレースの開催時期は、滅多なことがない限り、4月の中頃である。暦に沿うなら、卯月賞と名乗るのが正しい。しかし、調べてみると、皐月に開催されていた時代もあった。
幻の馬、トキノミノルが勝った日は、1941年の5月13日。サラ系の意地を見せたヒカルイマイは、1971年5月2日。
最後の”皐月”賞馬は、ターフの魔術師の異名を持った武邦彦とコンビを組んだキタノカチドキ。1974年5月3日に制した彼以降は、全て卯月の皐月賞馬である。

ただ、今年で77回目の歴史を重ねる伝統のレース。今更、皐月賞を卯月賞に変える方が、よく分からないことになってしまうだろう。

よく分からない。と言えば、今年の皐月賞、いや牡馬クラシック戦線は、混迷に混迷を極めていると思う。
抜きん出た馬が不在。誰が勝ってもおかしくない状況は、予想のしがいがある反面、一度悩み出すと、抜け出せない袋小路に陥ってしまう。

現在の私は、まさに袋小路のど真ん中にいる。
当初は、ファンディーナに◎を打とうと考えていた。前走のフラワーカップは、メンツの強弱関係なしに、強い馬でしか出来ない走りを見せてくれた。トキツカゼ、ヒデヒカリというセピア色の名牝に肩を並べると思っていた。
しかし、先週の桜花賞でソウルスターリング、アドマイヤミヤビが敗退。馬場に敗因を求める苦しい言い訳から、ファンディーナも大したことはないのでは？という疑念が過ぎった。

人間の男女にも体力差がある様に、サラブレッドにもそれがある。3歳の春に牡馬とやり合うには、ウォッカの様な逞しさがなくては、難しい。ファンディーナには、ウォッカレベルの逞しさは、まだ無いとみて、今回は消させてもらう。兎に角、怪我なく無事に帰って来ればそれでいい。

クラシックシーズン前「今年のオンタはチ◯◯コが付いてない。」と、馬鹿にされた野郎共よ。男の意地を見せるときが来たぞ。

皐月賞の時期の中山は、芝生の状態が悪いと言われている。あの武豊が公の場で放言するくらいなので、相当傷んだ状態なのだろう。

荒れ馬場、傷んだ馬場ならステイゴールドの子。ということで、◎はウインブライトにしたい。
中山はJRAの競馬場の中で、最も適性が求められる場。本馬は、中山を3回走って【2-1-0-0】。全く問題は無い。天国で見守る父に、もう一つ皐月賞の冠をプレゼントするだろう。

最後に、これから皐月賞、ダービー、菊花賞とクラシックを走る若駒達へ、ロングフェローの言葉を贈っておこう。

青春は人生にたった一度しか来ない。

悔いなく走れ！

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