【天皇賞春　2017】出走馬紹介｜3着候補に大穴馬を抜擢！藤原厩舎のマジックあるか？！

4月27日23時過ぎ更新しました。
更新した内容は本文後半に記載していますので、ご参照ください。

天皇賞春の特別登録は19頭がエントリーしました。
阪神大賞典や日経賞の優先出走権を含めて、上から順に優先出走のある馬となります。

フルゲートは18頭ですのでトウシンモンステラが除外候補となります。

本日は上から順に各馬に短評を記していきます。
今回はどこのメディアも取り上げていますが、2強対決です。

馬券を予想する上で、この2強を外して考えることはしません。
むしろ馬連1点や3連単少点数など、「どのように馬券を買うか」の勝負でしょう。

前半の今回は有力馬の短評となります。特別登録の19頭（優先出走順）はこちら。

サトノダイヤモンド 牡4 池江　58
シャケトラ 牡4 角居　58
キタサンブラック 牡5 清水　58
ゴールドアクター 牡6　中川　58
アルバート 牡6　堀　58
ディーマジェスティ 牡4　二ノ宮　58
カレンミロティック 　セ9 平田　58
シュヴァルグラン 牡5 友道　58
レインボーライン 牡4 浅見　58
ワンアンドオンリー 牡6 橋口　58
ファタモルガーナ 　セ9 荒川　58
タマモベストプレイ 牡7 南井　58
アドマイヤデウス 牡6 梅田　58
ヤマカツライデン 牡5 池添　58
トーセンバジル 牡5 藤原　58
スピリッツミノル 牡5 本田　58
ラブラドライト セ8 斉藤　58
プロレタリアト 牝6　小島　56
トウシンモンステラ 牡7 村山　58

各馬を見ていきます。

サトノダイヤモンド
相手はキタサンブラックただ一頭。
この後宝塚記念も自重するみたいですので、ここがメイチでしょう。
有馬記念当時と比べ、斤量の恩恵がなくなります。
ついでにサトノノブレスをラビットに使うこともできません。
有馬記念から2つの不利な材料がありますが、この点をどのように捉えるか？
結論としては「お構いなし」です。
勝つのはここ。
展開面で、キタサンをマークする位置でレースができるのは大きいです。
案外と差が付くと思います。1馬身くらいは突き放すのではないでしょうか。

シャケトラ
3着争いとして、買うか買わないかの取捨となります。
取り立てて買い材料もなく、かといって消す理由もなく。
買うと着外、買わないと3着、という予感がするので3連単では押さえるかなぁ。

キタサンブラック
上のサトノダイヤモンドのところで書きましたが、展開面では不利です。
逆転するにはサトノダイヤモンドの後ろからレースをするしかありませんが諸刃の剣です。
後ろの宝塚記念を勝てると思うので、武豊ならギャンブルしてくる可能性を感じます。
感じますが、その展開だと馬券が組み立てられないので、結論としては2着です。

ゴールドアクター
横山典さんが騎乗予定です。
まさかのイングランティーレはしないと思いますが、枠によってはあるかも。
有馬記念で3着から、今回も同じ3頭で決まる可能性はあるでしょう。
昨年の大敗は不可解ですが、中山専用機だとしたら前走日経賞の負け方がこれまた不可解。
軽視は危険、という位置付けで検討していきます。

アルバート
昨年が6番人気6着。今年も同じくらいのところになりそうです。
競馬が素直なので、3着争いに加わることも難しいかなと感じます。

ディーマジェスティ
人気落ちした宝塚記念で狙います。
今回は消し。3200mという長距離も、京都競馬場もどちらも合わないと見ます。

カレンミロティック
ここは常に不気味な存在。忘れたころに一発タイプです。
今回も、もうダメだろう、という空気が流れている気がするので、
逆に買いたいところですね。

シュヴァルグラン
昨年が3番人気3着と想定通りの結果でした。
今年も3着争いでみると筆頭候補。
祐一君次第でしょう。

レインボーライン
引き続きデムーロ騎乗予定です。菊花賞2着から当然ここでも3着候補です。
叩き良化型だと思うので、前走は気にしなくていいでしょう。

以上9頭に短評を入れました。

3着に来る可能性のある馬は、
シャケトラ
ゴールドアクター
カレンミロティック
シュヴァルグラン
レインボーライン

この5頭を考えています。

以下、27日追記分です。

枠順確定後の出走馬分析（後編）

後編に持ってきたのは、基本的には「消し」と考えています。
何かしら拾う材料があれば、というのを探していきます。

ワンアンドオンリー
調教師はいつも「今回こそは」というようなコメントを残しますが、現状変わり身は期待できません。
ダービー馬には敬意を表したいと思いますが、残念ながら消し。

ファタモルガーナ
ダイヤモンドSは案外な結果でした。年齢的にも上積みなく厳しいでしょう。消し。

タマモベストプレイ
この2走万葉Sと阪神大賞典は、3歳時の粘りが戻ってきた印象です。
その名の通りベストプレイしたとして、3着あるかと言われると・・・、掲示板ならもしかしてあるかも。
悪くないと思いますが、馬券には入ってこないです。

アドマイヤデウス
穴狙いなら手を出したくなる存在です。先行3番手で粘ってどこまで、という競馬になると思います。
現状、この手のタイプはキタサンブラックに潰されるので、先行勢には厳しいと見ています。消し。

ヤマカツライデン
良績を残していた松山に戻りますね。ハナを切るレースをするのか、控えるのか？
大外は決め打ちができるので枠はこの馬にとって良かったと思います。しかし、
上述しましたが、先行勢には厳しい流れとなるとみますので、消します。

トーセンバジル
藤原厩舎はG1へ向けて、前哨戦はきっちり叩いて本番仕上げ、というパターンです。
昨秋ジャパンカップは藤原流のローテではありませんでしたが果敢に挑戦し、11着惨敗でした。
しかし、それを糧にしたのでしょう。阪神大賞典では3着に来ました。
この3着が藤原厩舎の叩きだとしたら。脚質的には中団後方からのロングスパートタイプ。
天皇賞春ではこの脚質がベストです。状態面と陣営の自信を見て最終決定しましょう。

スピリッツミノル
地力がまず足りないでしょう。この馬は2200m巧者だと見ています。
すみれSや比叡Sが内容も結果も伴っています。ここである程度目途が立てば宝塚記念の大穴枠です。
今回は消し。

ラブラドライト
万葉S・ダイヤモンドSがどちらも2着でしたが、51kgではG1に出てくるレベルではないでしょう。

プロレタリアト
紅一点ではありますが、エリ女やダイヤモンドSの内容から買い要素なし。
消しです。

トウシンモンステラ
回避となりました。

以上、後半の10頭を私なりに見解を入れてみました。
この中では辛うじて

トーセンバジル

ここだけ予想の検討をするという状況です。
その他の馬は全消しで臨みます。

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