【産経賞オールカマー　2017】出走予定馬とデータ分析｜タンタアレグリアを中心に！！

古馬の中長距離路線における東の秋初戦、
産経賞オールカマーが開催されます。

舞台は中山2200m。中山2200はまずはコース適性。
おむすび型にコースを周回しますので、
このトリッキーさと中山の急坂をどちらも得意とする
いえ、苦手とする馬が脱落していくレースです。

春のAJCCとならぶ中山G2。適性を最重視して
臨みたいと思います。

特別登録は17頭、順当ならこの17頭が出走してきます。

オールカマー　特別登録馬

アルバート 57.0
カフジプリンス 56.0
グランアルマダ 56.0
ショウナンバッハ 56.0
ステファノス 56.0
タンタアレグリア 57.0
ツクバアズマオー 56.0
ディサイファ 56.0
デニムアンドルビー 54.0
トルークマクト 56.0
パリカラノテガミ 56.0
ブラックバゴ 56.0
マイネルサージュ 56.0
マイネルディーン 56.0
マイネルミラノ 56.0
モンドインテロ 56.0
ルージュバック 55.0

なんだか代わり映えしないメンバーですね。
4歳はカフジプリンスのみ。
前走で復調気配を見せましたが、
相手強化の今回は、そこまで魅力を感じません。

歴戦のザG2馬達から選ぶのが良さそうですね。

春のAJCCを勝ったタンタアレグリアが、そのAJCC以来の出走。
歩様の乱れがあったとかで順調ではなかった春ですが、
使ってくる以上はある程度仕上がっているでしょう。
AJCCも半年以上の休みを経てのもの。今回も軽視危険。

とホントに混戦ですね。
これと思えるのはタンタアレグリアくらいで
その他は特に魅力を感じません。

これはデータと追い切りで割り切って買いつつ、
中山2200mで勝利実績のある馬を紐に加えて置く形でしょうか。

ではデータを見ていきましょう。

JRA公式サイトを参照していきます。

オールカマー　データ分析

１、過去3走以内のG2・G3の最高単勝人気

過去10年の傾向で、連対馬20頭中19頭は過去3走以内に出走した
G2・G3のレースで5番人気以内に支持されていました。
G2・G3でそこまで人気にならない馬はかなり軽視しても良さそうです。

対象馬：
アルバート
カフジプリンス
ステファノス
タンタアレグリア
デニムアンドルビー
マイネルミラノ
モンドインテロ
ルージュバック

２、年齢別成績

過去10年の年齢別成績で、4歳から6歳が中心。
ただ、ここ6年は4歳5歳馬が3着以内18頭中14頭を占めて
近年では4歳5歳が中心と言えそうです。

4歳5歳：
カフジプリンス
グランアルマダ
タンタアレグリア
ブラックバゴ
マイネルサージュ
モンドインテロ
ルージュバック

３、過去4走以内における中山・芝レースの最高着順

新潟開催だったときを除く過去9回の傾向です。
過去4走以内に中山芝コースでの最高着順を見ると、
1着を取っている馬は半数が馬券になり、
3着以内までに入っていた馬の好走率が高くなっています。
中山適性は最重視したいところです。

過去4走以内の中山芝レースで3着以内：
アルバート
タンタアレグリア
パリカラノテガミ
ブラックバゴ

４、過去3走の内、前走が最長距離

過去6年の勝ち馬に共通する傾向です。
過去3走の距離を見ていくと、3走の中で一番長い距離を
前走で走っています。
中山2200mをこなすためにはスタミナも必要でしょうから、
このようなローテで臨んでくる馬が良さそうです。

対象馬：
グランアルマダ
ディサイファ
パリカラノテガミ
マイネルサージュ
マイネルミラノ
モンドインテロ

以上4項目を見ていきました。

満点回答は不在。

3つクリアは
タンタアレグリア
モンドインテロ

この2頭となります。

この2頭を中心に、中山芝2200mで勝利実績のある
タンタアレグリア（重複）
ディサイファ
マイネルサージュ

の評価を上げて臨みたいと思います。