チャンピオンズCをみておきましょう。
今年は楽しみですね。
古馬筆頭格、ゴールドドリームそしてケイティブレイブ。
ここに3歳ルヴァンスレーヴとアメリカのG1馬パヴェルが参戦。
更に牝馬からJBCレディスクラシックを制したアンジュデジールも。
3歳・古馬・牝馬・海外と揃い、あとは地方のNo1さえ来てくれれば、という構図ですね。
では各馬に思うところを入れて、週初めの印を決めておきましょう。
アスカノロマン 57.0
得意舞台であり、一発には期待したいですね。
点数に余裕が持てれば馬券の端っこに加えたいと思います。
地力としては全然お話にならないのは百も承知ですが、リピートコースですのでそこに賭けるという位置づけです。
アポロケンタッキー 57.0
前走が案外の浦和記念で、出走は未定ですが出てくるなら敢えて狙いたいですね。
連闘は高配当の使者と考えています。
アンジュデジール 55.0
サンビスタの例もあるので、一概に軽視はできません。
川崎や船橋といった左回りで上がり好タイムで上がっていますので、アッと驚く差しがハマる可能性は感じます。
インカンテーション 57.0
叩き2走目で上昇があるタイプです。
過去に東海Sで3着に実績もあり、左回り巧者もご承知のとおりです。
相手なりに3着に来るので扱いが厄介ですね。
ウェスタールンド 57.0
格が一枚落ちるイメージです。
前走でダートの壁も感じてしまったので、様子見が妥当ですかね。
賞金順で除外候補となっています。
オメガパフューム 56.0
3歳からの第2の刺客です。前走は古馬を相手に一歩も引かず互角の戦い。
距離は長い方が合っているイメージで、1800mだと物足りない印象です。
上がり目を考えると押さえておきたい一頭ですが、ワンパンチ足りないのも事実ですね。
クインズサターン 57.0
現状では地力面で足りないと評価すべきでしょう。
賞金順で除外候補となっています。
ケイティブレイブ 57.0
中央の舞台では弱いと言われていましたが、前走で京都のJBCを勝利。
内容も強く、十分な結果であったと思います。
昨年のチャンピオンズC4着と今年の成長を考えると、今回も上位候補でしょう。
脚質も自在性を帯びてきたので、祐一君次第と言えそうです。
ゴールドドリーム 57.0
前走は叩き台での2着なら合格点でしょう。
昨年はドバイの疲れからか、不本意な成績でチャンピオンズCに挑みましたが、8番人気を覆しての完勝でした。
今年の方が状態がいいのは明らかで素直に上位に評価すべきでしょう。
サンライズソア 57.0
地力でやや劣りますね。馬券圏内も苦しい印象です。
サンライズノヴァ 57.0
3連勝と馬が本格化してきました。
G1の戸崎は信用ならない部分が大きいのですが、馬は確実に強くなっています。
現在5戦連続で上がり最速を出しています。
差しが決まるレースですので、当然注意は必要でしょう。
センチュリオン 57.0
中山ダート1800m巧者ですので、舞台が違うと言えるでしょう。
ダノングッド 57.0
賞金順最下位であり、おそらく除外となります。
チュウワウィザード 56.0
こちらも賞金が少なく、出走は難しいです。
ダートの場合は各クラスをしっかりと勝ち上がってきた馬の方が信頼がおけ、いきなりのG1は厳しいでしょう。
ノンコノユメ 57.0
フェブラリーSは見事な直線一気でした。
ああいうレースがチャンピオンズCでもハマるので、注意は必要でしょう。
ただし、本質的には距離が長いかなと感じます。マイルまでではないでしょうか。
パヴェル 57.0
アメリカのダートレベルがわかりませんが、ドバイワールドカップで4着なら日本のG1級です。
砂質に違いでこなせるかどうか。勝つか大敗かのいずれかではないでしょうか。
ヒラボクラターシュ 56.0
3歳からの刺客3番手ですね。さすがにまだ厳しいでしょう。
ミツバ 57.0
衰えが見えますし、中京1800mのイメージもなく厳しいと見ます。
メイショウスミトモ 57.0
こちらも近走内容から上積みはなく、年齢による衰えを素直に受け入れましょう。
ルヴァンスレーヴ 56.0
1㎏しかハンデがもらえないのが残念ですが、休み明けの前走をあっさりと勝利でした。
2か月ぶりとなる今回はむしろベストなローテーションでしょう。
本番でどこまでやれるか、楽しみな一頭です。
馬券としてはMデムーロの2着3着付が安定なので、決め打ちするのもいいかもしれませんね。
以上20頭を見ていきました。
パヴェルの取捨が難しいところですが、現時点ではこうします。
◎パヴェル
○ルヴァンスレーヴ
▲ゴールドドリーム
△ケイティブレイブ
☆アンジュデジール
中京ダートは風の影響も受けやすく、当日の風速が6m以上なら逃げ先行馬を積極的に買おうと思いますが、現時点ではこの5頭が有力でしょう。
パヴェルはオッズによっては単勝だけ買って、それ以外の馬券には絡ませない形もありかなと感じます。
ルヴァンスレーヴは一定の信頼がおけるので、3連単で買う場合は1着2着においてマルチ風に買うのがいいかもしれませんね。
まとめると
１、まずは天気、風速
２、ルヴァンスレーヴは1着2着固定
３、パヴェルは勝つか大敗か
これを前提に予想を組み立てたいと思います。
以上、チャンピオンズCの展望でした。
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今年のチャンピオンズカップは、去年のＪＲＡ最終ダートホースに輝いたディフェンディングチャンピオンのゴールドドリームと、南部杯でその現王者を負かした３歳世代トップのルヴァンスレーヴが再び激突。そこに、京都開催のＪＢＣクラシックを制したケイティブレイブ、フェブラリーＳの勝ち馬ノンコノユメ、３連勝で勢いに乗るサンライズノヴァ、そしてダートの本場アメリカからはパヴェルも参戦予定と、まさに“頂上決戦”にふさわしいメンバーが揃いそうだ。
中京ダート1800ｍは基本的には『逃げ・先行』が有利なコースとして知られるが、ＧＩ競走のこのレースに関しては激流になることも多く、差し・追い込みが決まるシーンもしばしば見られる。そのため、脚質的に嫌われて人気を落とし、高配当を演出するシーンも珍しくない。事実、去年勝ったゴールドドリームは８番人気で、一昨年の勝ち馬・サウンドトゥルーは６番人気、３年前には１２番人気サンビスタがレースを制しており、伏兵が差し・追い込みの競馬で馬券に絡んでいることは頭に入れておかねばならない。
当社シンクタンクは騎手、厩舎、馬主、生産者、外厩、エージェントなど、あらゆる関係者から情報を入手しており、今年も好配当を演出する“激走穴馬”の存在をシッカリとマークしている。世間が順当と思うレースでも、波乱の可能性はいくらでも存在し、波乱になれば大万馬券決着にもなり得る。馬券を買うのであれば、確かな筋からの情報を掴んでおいた方が良いのは間違いないだろう。
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