【キーンランドカップ2020最終予想】ビリーバーの追込みに期待！

キーンランドＣの最終予想といきましょう。

素直に入るならダイアトニックがインの2番手を確保して抜け出す。
外からライオトンキューが突っ込んできて逆転できるか？
というレースになるでしょう。

その可能性が高いとは思いつつ、ダイメイフジが前走も逃げて2着と勢いはあります。
今回もハイペースで飛ばしていきそうですし、そこに負けじとカッパツハッチも絡んできそうです。
激走になればダイアトニックが最後の最後に息切れ、という場面もありそうですね。
あるいは、前を行く2頭に壁を作られるか。

どっちを取るかで変わってきますが、セオリー通りの競馬となっても
穴馬が来てもどっちでもいいように、あるいは両方狙う形でいきましょう。

先日アップしたデータもご参考に下さい。

枠順確定
データ分析
最終予想

枠順確定

1枠1番ダイアトニック　牡5　58.0　武豊　安田隆
1枠2番イベリス　牝4　54.0　横山武　角田
2枠3番ダイシンバルカン　牡8　56.0　勝浦　吉田
2枠4番ビリーバー　牝5　54.0　杉原　石毛
3枠5番メイショウショウブ　牝4　54.0　横山典　池添兼
3枠6番ショウナンアンセム　牡7　56.0　石川　田中剛
4枠7番メイショウカズヒメ　牝6　54.0　柴山　南井
4枠8番カッパツハッチ　牝5　54.0　大野　矢野
5枠9番ダイメイフジ　牡6　56.0　菱田　森田
5枠10番クールティアラ　牝4　54.0　丹内　矢野
6枠11番フィアーノロマーノ　牡6　56.0　藤岡康　高野
6枠12番ライトオンキュー　牡5　57.0　古川　昆
7枠13番アスタールビー　牝4　54.0　吉田隼　南井
7枠14番エイティーンガール　牝4　54.0　坂井瑠　飯田祐
8枠15番ディメンシオン　牝6　54.0　松田　藤原英
8枠16番ヤマカツマーメイド　牝3　51.0　池添　池添兼

データ分析

JRA公式サイトを参照しデータをチェックしていきましょう。

１、年齢

年齢別の傾向では、4歳が優勢となっています。次点で5歳ですね。
6歳以上は苦戦傾向ですが、エポワスのようにコース巧者・洋芝巧者に注意を払えば問題ないでしょう。

6歳以上（割引）：
ダイシンバルカン
ショウナンアンセム
メイショウカズヒメ
ダイメイフジ
フィアーノロマーノ
ディメンシオン

２、JRAのオープンクラスで勝利経験

過去10年の連対馬20頭すべて、3着以内馬30頭中28頭がJRAのオープンクラスで勝利した経験がありました。
夏の上り馬というだけでは連に絡むことは難しいですね。
実績重視が良さそうです。

オープンクラス勝ちあり：
ダイアトニック
イベリス
ショウナンアンセム
ダイメイフジ
フィアーノロマーノ
ライトオンキュー

３、G1で5着以内の実績と性別

過去10年の勝ち馬・連対馬のそれぞれ7割はJRAのG1で5着以内に入った経験のある馬でした。
連軸としてはG1で5着以内は意識したいデータです。
また、その経験がない場合、牝馬の好走率、とくに3着に食い込んでくる5頭が目立つ数字となっています。
夏は牝馬の格言もありますが、実績で見劣りする場合も牝馬は加えた方が良さそうです。

G1で5着以内あり：
ダイアトニック
ショウナンアンセム
ヤマカツマーメイド

４、前年以降、札幌・函館の3勝クラス以上で3着以内

過去10年の勝ち馬はすべて、前年以降の札幌・函館開催における3勝クラス以上のレースで3着以内に好走した実績がありました。
コース適性＋レース格のどちらも満たしている馬が勝ち切っており、また好走率も高くなっています。

対象馬：
ダイアトニック
イベリス
ビリーバー
カッパツハッチ
ダイメイフジ
ライトオンキュー
アスタールビー

５、勝ち馬まとめ

過去10年の勝ち馬のまとめとなります。
・前走7着以内
・オープンクラスで1着経験あり
・前年以降の札幌・函館、3勝クラス以上で3着以内
この3つを満たした馬が勝利していました。

対象馬：
ダイアトニック
イベリス
ダイメイフジ
ライトオンキュー

以上、5項目のデータを見ていきました。
勝ち馬のまとめに挙がった4頭で、年齢が5歳以下とG1で5着以内の実績がある馬がデータ推奨馬と言えるでしょう。

データ推奨馬：

ダイアトニック

順当ですが、データからはここが本命と言えるでしょう。

データ予想は以上となります。

最終予想

冒頭でも述べたように、逃げはダイメイフジとカッパツハッチ。
2頭がやり合うか、ダイメイフジに行かせる競馬になるか。
これによって展開は大きく変わります。
この予想は難しいので、両睨みで入ります。

◎1番ダイアトニック
地力が違うでしょう。
前走も楽に競馬をしてアッサリ勝利。
叩き2走目の上昇も関係なく、馬群に包まれないように気を付けながら走れば、あとは馬が勝手に抜け出してくれます。
まずは信頼。

○12番ライオトンキュー
昨年は4着でしたが、順調さで見ると今年の方が良いでしょうか。
前走もそこまで仕上がっている感はありませんでしたが、ふたを開けてみると力が違うと言わんばかりの競馬でした。
これなら重賞でも十分勝ち負けです。
前を行く2頭、そして内のダイアトニックを見ながら差してくる競馬でいけるでしょう。
一方で地味にこちらも前が壁になりそうなので、フルキチ君の騎乗には注意が必要です。

▲4番ビリーバー
決め手勝負に徹してどこまで迫れるかのレースになると見ます。
これまでの勝ち時計を見るとスピード勝負では分が悪いと思われていました。
ところが、まさにスピード勝負のアイビスSDで3着と好走。
スピード勝負＝時計勝負になっても、それが重賞であっても戦えるところを見せました。
今回は時計のかかる札幌キーンランドCです。
アイビスSDよりはむしろ条件が良くなります。
土曜の馬場を見ても、若干差し届かない可能性はありますが、3着に来ればOkという予想で入りましょう。

△11番フィアーノロマーノ
地力は上位でしょう。一応の押さえです。
枠からライトオンキューと同じ競馬をすれば、どっちが勝るかは判断の難しいところです。

△15番ディメンシオン
夏は牝馬とよく言われますが、この馬は夏に強い印象です。
ノーマークですし、外差ししかできませんが願ったりの枠ですので、一応押さえます。

△16番ヤマカツマーメイド
昨年は2歳戦の1500mですが札幌で2着1着と洋芝が走れることは見せました。
初のスプリントで、しかもそれなりのスピードを持つ古馬相手に追走が怪しいところもありますが、
51㎏と池添騎手の思い切った騎乗で活路を見出す競馬を期待しましょう。

馬券は馬連流し・ワイド流し

馬連流し
軸馬：1
相手：4,11,12,15,16

ワイド流し
軸馬：4
相手：1,11,12,15,16

3連複も考えましたが、どっちかが飛ぶ可能性も十分にあると思い、分けて馬券を購入します。

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