【ブリーダーズゴールドカップ20201予想】マルシュロレーヌを認めつつも、先行馬を狙う！

所属騎手らの馬券不正購入などいろいろな膿を出し切るために開催自粛が続いていた笠松競馬が、来月9月8日から再開することが発表された。
この件に関してはあまり触れないでおこうと思ったが、一人のファンとして応援したいという気持ちはある。
ただ、馬券購入の有無に関してはこの先正直買う気にはなれない。
不正があったことはもちろんだが、協会の説明のなさに絶望を覚える。
しっかり対策を講じたから大丈夫ですよねスタンスが非常に鼻につく。
公営ギャンブルではあってはいけない事が普通に行われていたのだからしっかり説明責任を果たすべきである。
信用を取り戻すと組合は言っているが、本当にそれを取り戻したいならレース再開するのではなく、まずはしっかり説明をして欲しい。
そこからはファン次第である。

今週の重賞はメンバー的にあんまりだと昨日の記事で書きましたが、今回予想するレースは別。
交流重賞なのでなかなか面白いメンツが揃った。
中央馬5頭と門別馬5頭の真っ向勝負。
ただもちろんどう考えても中央馬が有利なのに違いない。
逆転は無理にしても馬券圏内ならと思わせる地方馬はいる。
このレースは予想よりも馬券力が問われそうだ。

それでは、いつも通り全馬を少しずつ見ていきます。

1番　リネンファッション　牝4　55.0㎏　武豊騎手
中央所属馬です。
昨年からダートに絞っているが、芝でも走れる兼用タイプ。
ダートに絞ってからは大崩れなくしっかり結果を残している。
前走で地方の砂は経験済みなので砂対策も問題なし。
安定感もあるので馬券を買う身としてはありがたい。

2番　マリーンワン　牝5　55.0㎏　阿部騎手
今年から本格的に中距離路線に参入。
ただ目立った結果を残せていない。
基本的にはスプリンターなので、マイルまでが限界か。

3番　ネーロルチェンテ　牝4　55.0㎏　石川騎手
地元勢で可能性を感じるのはネーロルチェンテ。
再転入後は比較的安定したレースをしている。
この安定感なら着狙いは十分狙える。
大井や中央で得た経験を活かしてどこまで。

4番　アッシェンプッテル　牝5　55.0㎏　藤岡佑騎手
オープン入り後は未勝利。
ただ弱いわけではなく、戦績は比較的安定している。
前走芝を使った意味が分からないので、このレースがどう影響するか。
このメンバーに入ると少しパンチ力不足。

5番　マルシュロレーヌ　牝5　57.0㎏　川田騎手
実績・実力ともに一枚抜けている。
帝王賞は着順だけ見ればそうでもないが、メンバーと内容を見れば強さがわかる。
今回は牝馬限定な上にライバル馬も不在。
力を出し切れば勝ち負け。

6番　サイファリス　牝5　55.0㎏　服部騎手
地元勢なので適性面は問題なし。
距離も十分対応可能ではあるが、メンバーが問題。
このメンツは初めてみたいなのでどこまでやれるか。

7番　クオリティスタート　牝7　55.0㎏　桑村騎手
実績はあるが、さすがに年齢からフレッシュさは皆無。
このレースでは結果は残せていない。
今更逆転は厳しい。

8番　レーヌブランシュ　牝4　57.0㎏　松山騎手
昨年の3着馬なので適性面は問題ない。
ただ去年の結果だけ見ると、今年はどなのかという不安が大きくなる。
今回は相性抜群の松山騎手を手配。
陣営の勝負度とレーヌブランシュの良さを引き出せる松山騎手ならではの奇策に期待。

9番　メモリーコウ　牝6　55.0㎏　古川騎手
昨年の2着馬なのでこちらも適性面は問題なし。
勝ちきれないが、大崩れなく安定的に走れるのはプラス。
枠も良いところなので、久しぶりの勝利なるか。

10番　ストラール　牝5　55.0㎏　阪野騎手
今年から本格的に中距離路線に参戦するも微妙な結果。
その中で相手関係強化は厳しすぎる。
さすがにここで好走はない。

以上がブリーダーズゴールドカップの全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。

出走メンバーの半分が中央馬なので、圧倒的に中央勢有利に間違いない。
しかし中央馬も全ての馬が馬券になるわけではないし、取りこぼす可能性もある。
少々の波乱を期待しましょう。

最終予想

◎人気ブログランキングへ
先行好位から抜け出す競馬で崩れるイメージはありません。
前走は相手が悪かったと言うしかない競馬でした。
55㎏で出走できますし、ここも格好をつけたいところでしょう。

○5番マルシュロレーヌ
2000mのレースを考えると自力の高さはここが一番でしょう。
後ろから行くため、引っ張る馬がいないと展開的には有利と言えませんが、それでもねじ伏せる競馬になりそうです。

▲9番メモリーコウ
昨年2着ですし、今年もここが一つの目標になっていたようなローテです。
前走も混合のレースで3着は地力が高いことの証明でしょう。
好位差しで前を捉えつつマルシュロレーヌをどうやって凌ぐかの競馬になりそうです。

△8番レーヌブランシュ
昨年3着馬ですね。中央のオープンレースは厳しい結果となりましたが、TCK女王盃は先行から惜しい競馬でした。
松山騎手なのである程度前目につけると思いますので、要警戒ですね。

穴3番ネーロルチェンテ
距離が伸びてよさそうなこちらを穴馬にしましょう。
展開もそんなに厳しい流れにはなりそうにないので、3着に踏ん張ってくれればという期待ですね。
クオリティスタートは過去3回出走して8着が3回と。さすがにもう厳しいでしょう。
門別勢からはこちらを指名しましょう。

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