【ダイオライト記念　2017】予想｜クリソライト一強ムードも「太目残り」？パドックで確認を！！

いよいよ、マジで虫明亜呂無さんのようになってきたキャメロットです。

寺山修司氏曰く、虫明先生は本命の複勝馬券を的中させるたびに、祭りのように騒いで喜んでおられたそうです。
数多ある馬券の中で、最も配当妙味が期待できない本命の複勝馬券。先生が競馬に打ち込んでいた時代でも、万馬券がボンボン出る現在でも、100円を110円にしたところで何の自慢にもならないでしょう。

しかし、当たりは当たり。馬券を的中させ、利益を出した。という事実は、嘘偽りのない事です。塵も積もれば何とやらと言うので、貪欲に当たり馬券を拾っていきたいですな。
ちなみに私の火曜馬券成績は1000円買って、100円の浮き。赤飯を炊いて祝いたいと思います。

水曜日、船橋競馬場で行われるダイオライト記念の展望を行う前に、黒船賞を振り返っておきましょう。

主導権を奪ったのは、断然の一番人気に推されたニシケンモノノフ。最内のトウケイタイガーが、逃げると見ていたので、この戦法には驚きました。
ただ、番手に付けたグレイスフルリープ、ブラゾンドゥリスあたりが楽に逃げさせない様にシッカリとマークをしていたので、やや苦しい逃げだったと思います。
３角前でJRA勢が前を固め始め、勝ち馬はJに絞られた。その中で必死にの踏ん張りを見せていたトウケイタイガーは、褒めてやりたいですね。

直線に入るとニシケンは早々と脱落。満を持してグレイスフルリープが抜け出しを図るところへ、内からキングズガードが鋭く伸びてきましたが、外から伸びたブラゾンドゥリスのパワフルな末脚には敵わなかった。
勝ち馬はここが昇級初戦でしたが、歴戦のOP馬達に全く引けを取らない素晴らしい走りだったと思います。親父のように、全国各地の交流重賞で暴れ回って欲しいですね。
５着に敗れたニシケンモノノフは、一度立て直して次に期待したい。◎に推したドリームバレンチノは、酷量にもめげずによく差を詰めていましたが、ここまでが限界かもしれません。今後馬券で狙うかどうかは分かりませんが、最後まで見守ってやりたいと思います。

では、ダイオライト記念を考えていきましょう。

3/15　船橋11R　ダイオライト記念【JpnⅡ】　D2400m

黒船賞と同じく、このレースもクリソライトの一強ムードが漂っています。一昨年、昨年と当レースを連覇中の本馬。コーナー６回の2400m戦もお手の物だと思います。昨年の浦和記念で２着した後、放牧へ出され態勢も万全。ここは余計な争いを起こさず、◎を打ちたい。ただ、一つ気になるのは「少し太い」という陣営の談話。厩舎コメントを信じるなんて愚策の極みですが、本馬は音無厩舎所属。この厩舎の休み明けは、よく裏切ってくるので、もし談話通りなら危険度が増します。
帰厩後から随分乗り込み、且つ今回は船橋への輸送もあるので、もしかすると逆の可能性もあるかもしれません。リアルタイムで買える方は、馬体重に注意することをオススメします。

対抗は大外枠のマイネルトゥラン。500万、1000万、1600万と３連勝し一気にOP入り。東京の2100で連勝してきた実績が示す通り、左回りの長距離ダートはベストの舞台と言えるでしょう。（船橋は左回り）
発馬も問題なく、確実に好位へ付けられるので、もしもクリソライトに暗雲が立ち込める状況なら逆転Vもあると見ます。

▲は地方馬のユーロビート。
2400mの東京記念を２勝、前走は2600m戦の金盃をVと南関競馬が誇る最強ステイヤーです。近況は、中央馬相手だと結果が出ていませんが、長距離適性を評価して押さえておきたい。

もう一つ印を回すなら、白山大賞典V歴のあるマイネルバイカ。この馬も2000m以上のダート戦が得意。マイペースに走ることが叶えば面白い。

◎クリソライト
◯マイネルトゥラン
▲ユーロビート
☆マイネルバイカ

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