ゴールデンウイークも終盤に突入しました。
始まる前は長い連休だからゆっくり体を休めると思っていましたが、蓋を開けるとあっという間に終わってしまいそうです。
毎日競馬漬けで一喜一憂していたせいでしょうか。
好きなことなんでストレスはありませんが、あと数日したらストレス社会に逆戻りなので体調不良になりそうです。
残りの数日も競馬をガッツリ楽しみます。
地方重賞のゴールデンウイーク仕様は5日で一旦ひと区切りします。
この2日間は南関を取り上げてきたのですが、この日のためでもあります。
5日の南関メインはビックレースが行われます。
交流重賞のGⅠかしわ記念が行われます。
中央馬が6頭も参戦するレースです。
それでは、かしわ記念に出走するメンバーを少しずつですが見ていきます。
1番 ショウナンナデシコ 牝5 55.0㎏ 吉田隼騎手
同じ中央勢からも力のある牡馬が参戦しているので、そこに通用するかが鍵になります。
前走のマリーンカップは牝馬限定ですが、かなり強い内容だったので牡馬との対戦も楽しみです。
ただローテションが少し気になります。
中央馬にしては休みなく使っているので状態面がどうか。
そこさえクリアしていれば中心メンバーになれるでしょう。
2番 ソリストサンダー 牡7 57.0㎏ 戸崎騎手
昨年の2着馬なので適性面は問題ありません。
この条件は最も得意としている条件なので崩れることは考えにくいです。
能力面だけで考えれば今年も中心視出来るのですが、今年は昨年とローテーションが違います。
海外帰り初戦をどう評価するか。
3番 テイエムサウスダン 牡5 57.0㎏ 岩田康騎手
1400m一本で経験値を積んできましたが、前走マイル解禁で結果を残したので距離も問題ないでしょう。
前走は今回よりもメンバーが厳しい中央ダートGⅠのフェブラリーステークスなので、どこであれだけどの競馬が出来れば文句はありません。
競馬センスも高いですし、鞍上の岩田騎手は地方を知り尽くしているのでどんな競馬をしてくれるのか楽しみです。
4番 タイムフライヤー 牡7 57.0㎏ 森騎手
これが地方移籍初戦なので、実質は中央馬扱いでいいのかも知れません。
昨年も出走しており3番人気で9着なので、能力を考えると地方の砂が合っていない可能性も。
地方を走るのは昨年ぶりなので、砂に対応できればチャンスはあるでしょう。
移籍初戦で、鞍上は森騎手、陣営の強気な気配は感じます。
5番 サンライズサーカス 牡9 57.0㎏ 小杉騎手
笠松からの遠征馬です。
さすがにこのメンバーの中に入ると格下なので、掲示板がどうかという感じです。
無事にレースを終えてほしいです。
6番 カジノフォンテン 牡6 57.0㎏ 本田騎手
大事な一戦で張田騎手から本田騎手に乗り替わったのは気になります。
前走の内容も良かったですし、交流GⅠの常連なので中央馬相手でも引けを取りません。
昨年のチャンピオンなので、前走を見る限りでは連覇の可能性も十分ありました。
騎手の乗り替わりはかなり残念ですが、能力は本物なのでどこまで本田騎手が良さを引き出せるか。
7番 ユアマイラブ 牡9 57.0㎏ 西村騎手
この春から高知から愛知に移って競馬をしています。
近走の活躍や年齢的な面から考慮しても掲示板も厳しいでしょう。
無事に帰ってくることが目標ですね。
8番 ギェルダル 牡4 57.0㎏ 矢野騎手
自己条件連勝で勢いがあります。
まだまだ伸びしろはあるものの、現状は力足らずな印象です。
勢いと若さだけでどこまで上位陣に食らいついていけるか。
9番 グレートコマンダー 牝8 55.0㎏ 實川騎手
今年にはいって交流重賞に参戦するのは4戦目です。
かなりハイペースな感じで参戦しているので状態面が気になります。
力不足なのは明白なので、どこまで思い切れるかですね。
10番 マイネルヘルツアス セ5 57.0㎏ 臼井騎手
愛知からの参戦馬ですが、3月まで難関所属でした。
ただ大井のみで経験を積んだので船橋との相性が気になるところです。
さすがにここは相手が強いので厳しい競馬になるでしょう。
11番 サンライズノヴァ 牡8 57.0㎏ D.レーン騎手
去年からずっとGⅠのみに出走しているが、さすがにもう年齢的にも厳しい部分があります。
中央馬ですが、さすがに近走の戦績では手が出し辛いですね。
一昨年には3着と結果を残している舞台で、鞍上が世界的名手D.レーン騎手が騎乗してどこまで馬が変わってくるか。
12番 ナラ 牝6 55.0㎏ 深澤騎手
笠松からの参戦馬です。
近走の競馬や鞍上を考えても勝負気配は低いです。
深澤騎手に経験を積ませるような一戦なので、この一戦で何かを学んでほしいです。
13番 エアスピネル 牡9 57.0㎏ M.デムーロ騎手
この1年はダートのみでキャリアを積んできましたが、GⅠではさすがに力が足りないですね。
今回もメンバーが揃ったので厳しい競馬になるでしょう。
ただGⅠで好走していた馬なのでもともとの能力は高いので、嵌れば怖い存在です。
14番 インティ 牡8 57.0㎏ 武豊騎手
大外枠に入りましたが、かしわ記念なら軽視は禁物です。
かしわ記念には過去2回出走していて全て馬券圏内なので、非常に相性の良いレースです。
年齢を重ねて衰えるどころか、進化しているのでまだまだ十分戦えるでしょう。
前走フェブラリーステークスで大敗後はしっかり休息をとっているので、仕切り直しの一戦という感じでしょうか。
以上でかしわ記念の全馬診断を終わります。
ということでここから最終予想をしていきます。
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最終予想
GW交流重賞は手堅いながらもかきつばた記念・兵庫CSと連勝できました。
ここも決めて3連勝を狙いたいところです。
展開を考えるとカジノフォンテンがどのようなレースをするかはポイントになりますが、やや衰えが見え始めており不問でいきましょう。
内からテイエムサウスダンかショウナンナデシコがいく流れになりそうです。
ペースは平均的に決め手がないと最後は優劣がつきそうです。
◎3番テイエムサウスダン
交流重賞の実績を引っ提げて、中央に戻ると連続好走。
逃げ差し自在な脚質ですが、今日までの馬場を見ると逃げるか先行が有利でしょう。
内枠の岩田騎手ならある程度行くと思いますので、終いまで残す競馬になると見ます。
○8番ギャルダル
南関勢がどこまでやれるか、という視点ですが船橋ならある程度通用すると見ます。
力関係は見えない中ですが、この馬の好位差しは侮れません。
決め手の面から中央勢に負けているとも思えず。
▲1番ショウナンナデシコ
マリーンCの競馬が良すぎて反動が心配のレベルです。
先行好位で競馬をしてどこまでやれるか。
混合戦はベテルギウスSで2着もあり問題ないでしょう。
△2番ソリストサンダー
ドバイ帰りが懸念材料です。
能力的には昨年2着、フェブラリー4着で地力上位は間違いありません。
この馬の力が出せれば勝ち切るところまで。
印はこの4頭でいきます。
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3-1,2,8
3点勝負でいきましょう。
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