【新馬戦】ロジユニヴァースの半妹オンリートゥモローがデビュー勝ち!【2016年10月8日】
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
先週の日曜日は【毎日王冠】が行われて、紅一点のルージュバックが勝利しました。牝馬の勝利は93年のシンコウラブリイ以来23年ぶりと久しぶりの牝馬勝利でした。メンバーレベルがレベルだっただけにこの勝利は非常に価値がある勝利だと思います。ルージュバック自身も状態面がそこまで良いとは思えない状態の中での勝利なので秋に向けて良い内容のレースでした。
ただ2着馬がアンビシャスで3着馬が人気薄のヒストリカルと続いているのでレース自体のレベルに疑問を持っています。GⅠ級のメンバーが揃った1戦だっただけにもう少しハイレベルなレースを見られても良かったのですがそこまでだっただけに秋路線に繋がるかどうかは少し微妙な評価です。
大舞台に向けて続々と2歳馬がデビューしています。どんな有名馬でも新馬戦からスタートしていきます。新馬戦から追いかけるのも違った面白さがあって楽しいものです。それでは土曜日東京の新馬戦回顧です。
【馬名】 オンリートゥモロー(牝2)
【日時】 10月8日(土)
【レース】 東京5R 芝1600m
【期待度】 ★★★☆☆☆☆ 【1600万級】
【適正距離】1400m~1800m
【適正】 芝
【父馬】 ディープインパクト
【母馬】 アコースティクス
【調教師】 萩原清(美浦)
【短評】
444㎏と少し小柄な馬体ですが太目感がある馬体でした。道中は血統的にも良いレースをしていました。ロジユニヴァースの妹なのでデビュー前から注目されていましたが期待通りのレース内容ではなかったでしょうか。ただ今回は牝馬限定戦のデビュー勝利なので混合戦となるとどうでしょうか。
レースの総評としては、スタートも非常に上手く二の脚もスピードがあるのですんなり馬郡から抜け出せましたが無理にハナにこだわらず好位で追走するレース展開を選択しました。終始inで競馬をする形になりましたが、最後の直線でもinにこだわっていました。上手く捌いて最後は良い伸び脚を見せてくれました。勝ち時計は1:36.6でした。
牝馬限定戦でしたが非常に強い内容での競馬でした。スタートも良く道中もロスの無い競馬をして最後はinで捌きながら末脚を見せてくれたので強い内容でした。血統的にこなせる重い馬場ではありましたが、能力がないとこの競馬は難しいでしょう。
自身が適応出来る重馬場だったので次戦は良馬場でもこの競馬が出来るのか見てみたいです。今回は牝馬限定戦だったので強さが目立ちましたが、混合戦で激しい競馬になってもこのパフォーマンスが維持出来れば本物です。