【新馬戦】末脚は一級品のスプリングタイムがデビュー勝ち!【2016年10月8日】

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こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。

 

土曜日に2歳マイル重賞の【サウジアラビアロイヤルカップ】が行われました。昨年からこのレース名で行われていましたが重賞扱いでした。今年からGⅢレースに格上げされました。2歳重賞が1つ増えたので個人的にはすごくうれしいです。2歳戦は新馬戦や未勝利戦が多いのであまり注目されることはありません。ただこのような重賞レースがあると注目度が一気に上がるので良いことだと思います。

 

 

素質馬が揃った一戦だったので非常に難しかったですが、ブレスジャーニーが期待答えて勝利しました。新馬戦では3着だったので記事では取り上げることはありませんでしたが、新馬戦の内容と未勝利戦の内容を考えると当たり前だったのかも知れません。クライムメジャーダンビュライトは勝つことは出来ませんでしたが能力十分の走りをしてくれました。ダンビュライトはルーラーシップ産駒初重賞制覇が掛かっていましたが、次回に持ち越しとなりました。

 

 

先週は3日間開催だったので新馬戦が9レース組まれています。有力2歳馬もデビューしているのでしっかり全レース回顧して暮れの2歳GⅠに控えたいです。それでは土曜日京都の新馬戦回顧をしていきます。

 

 

【馬名】  スプリングタイム(牝2)

【日時】  10月8日(土)

【レース】 京都4R ダート1400m

【期待度】 ★★☆☆☆☆☆ 【1000万級】

【適正距離】1000m~1400m

【適正】  ダート

【父馬】  ストリートセンス

【母馬】  ヒントオブスプリング

【調教師】 野中賢二(栗東)

【短評】

レース前は終始うるさい仕上がりだったのでまだまだ性格面で幼さが残っているのでしょう。馬体は仕上がっていたので状態面は完璧に近い状態だったと思います。芝スタートなのでスタートはあまり評価できませんが、相手をしっかり追走してのデビュー勝ちなので良いレースでした。ただまだまだ子供の一面が隠せないのでこの評価にします。

 

 

レースの総評は、スタートが芝スタートだったので良いスタートを切りましたが芝が長く位置取りが下がってしまいました。道中は中団で前を見ながらのレースになりました。4コーナー中盤から追い出し初めて逃げ込みを図る馬を最後はしっかり捉えました。メンバー最速の上り3F37.2秒の脚でした。勝ち時計は1:25.5でした。

 

 

スタートは芝なので仕方がありませんが比較的に好スタートだったと思います。道中も外を回されるレース展開になりましたが、しっかりリズム良く走っていたのでその辺りも問題ないでしょう。反応も良くしっかり追走出来ていたので、仕上がりの良さを感じました。

 

 

ダート路線はレベルが高いのでこのメンバーレベルでこの競馬となると少し評価はしにくいです。精神的な幼さが目立っているのも気になりますが、首の使い方が少し硬いのも気になります。現時点では昇級しても厳しい競馬になりそうですが、スピードを生かしたスプリント路線などでも良いかも知れません。


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