【新馬戦】パルティトゥーラ牡馬顔負けの競馬センスでデビュー勝ち!!【2016年10月29日】
【馬名】 パルティトゥーラ(牝2)
【日時】 10月29日(土)
【レース】 東京5R 芝1600m
【期待度】 ★★★☆☆☆ 【1600万級】
【適正距離】1400m~1800m
【適正】 芝
【父馬】 マンハッタンカフェ
【母馬】 フォルテピアノ
【調教師】 和田正一(美浦)
【短評】
鞍上を務めたC・ルメール騎手はこの勝利でJRA通算500勝を達成しました。まだまだ幼い一面が残るレースぶりだったので伸びしろがありそうです。道中はリラックスして走れていましたし、反応も良かったので昇級戦も楽しみです。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、スタートこそ少し立ち遅れた様に見えましたが二の脚が早いのですんなり先団に取りつきました。番手に控えた競馬でしたがしっかり折り合いながらリズム良く競馬をしていました。最後は直線でごちゃつく競馬をしていましたが上手く馬郡を捌きながら脚を伸ばして新馬勝ちをしました。勝ち時計は1:39.1でした。
スタートこそ不満が残る内容でしたが、スピード乗りが良い馬なのですんなり先団に取りついていました。道中は少しちぐはぐな競馬をしていましたが、最後の直線ではかなりタイトな競馬になりましたが、牝馬とは思えない力強さで裁いて伸びてきました。
鞍上を務めたC・ルメール騎手が「直線で手前を替えたところで外の馬にぶつかって他馬に迷惑をかけた。」とコメントしているのでまだまだ幼さが残っているのでしょう。もう少し稽古が必要でしょうが良い素質を持っていると思います。最後の直線での攻めは確かに他馬に迷惑をかけたかも知れませんが、牡馬相手に馬郡を捌きながら脚を使ったので評価するべきではないでしょうか。
レース内容は派手でしたが時計を見る限りではスローの上り勝負なのでレースレベルは高くありませんでした。ただ最後の直線での派手さは能力が無いと出来ない競馬だと思うのでしっかり成長していってくれれば昇級戦も十分勝負出来るでしょう。
2着馬のニシノスマッシュも最後は差されましたがスタートから直線に侵入するまで良い競馬をしていました。東京では難しい脚質なのでここまでやれれば新馬戦では十分でしょう。未勝利戦はすぐに抜け出せるのではないでしょうか。