【新馬戦】末脚抜群アンセムが白星スタート！！【2016年10月30日】
【馬名】 アンセム（牡2）
【日時】 10月30日（日）
【レース】 京都5R 芝1800m
【期待度】 ★★★☆☆☆☆ 【1600万級】
【適正距離】1600m～2000m
【適正】 芝
【父馬】 ディープインパクト
【母馬】 オータムメロディー
【調教師】 野中賢二（栗東）
【短評】
馬格はしっかりしているが少し小ささを感じる462㎏の馬体でした。チャカチャカしていてまだまだ幼さが前面に出ていました。スローペースで最後は終いの脚勝負になったので産駒の切れ味が生きたような競馬でした。メンバーレベルもそこまでだったので評価はここまでです。
こんにちは、新馬を斬る！虎徹です。
レースの総評としては、スタートは少し立ち遅れて行き脚がつかなかったので最後方の内側から競馬をする形になりました。前半1000mが63.3秒とかなりスローペースでした。直線では末脚勝負になりましたが、ラスト400mから一気に加速しました。速い上りでゴール前の競り合いから抜け出してクビ差で勝利しました。勝ち時計は1:50.6でした。
スタートで少し遅れましたがペースがなんで前半の1000mが63.3秒と遅い流れになっていたので楽に集団に取りつきレースが出来たのも大きかったです。早めからムチは入っていましたが、最後の末脚勝負になると産駒の良さが生きました。上り3Fが1頭だけ33秒台の脚で一気に差し切っていきました。
身体の使い方がまだまだ硬くぎこちない走りだったのでレースに慣れてくればもっと柔らかい走りになり末脚も一層に磨きが掛かるのではないでしょうか。レース後に陣営もコメントしているのでかなり目立ちました。
今回はメンバーレベルもそこまで抜けた馬がいませんでしたし時計も平凡なのでもう少し下げた評価をしても良かったのですが、上手く体を使えていないながらに脚が使えているとなるとちゃんと走ったらどうなるのかという期待がどうしてもあります。伸びしろはかなりある馬なのでここで見切りをつけるのはもったいないです。次戦以降もしっかり注目して評価したいです。