【新馬戦】超良血馬グローブシアターが快勝!!【2016年11月13日】
【馬名】 グローブシアター(牡2)
【日時】 11月13日(日)
【レース】 京都5R 芝1800m
【期待度】 ★★★★★★☆ 【GⅡ級】
【適正距離】1600m~2400m
【適正】 芝
【父馬】 キングカメハメハ
【母馬】 シーザリオ
【調教師】 角居勝彦(栗東)
【短評】
しっかりデキあがっており良血馬らしく馬格も非常に良かったです。半兄にはエピファネイアに全兄にはリオンディーズがいるので将来性も非常に-楽しみです。高いメンバーレベルの中で勝利したので力はあるのですが、438㎏という小柄な馬体が非常に気になります。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、スタートをしっかり決めて好位のポジションを確保しました。道中は中団外目で馬郡の中に入れながらもしっかり折り合いをつけて追走していました。前半1000mが61.2秒とかなりゆったりとしたペースでした。抜群の手応えで直線に侵入すると追い出されてグングンと伸びていきました。直線では叩き合いになりましたが、まだまだ余力たっぷりのレースで勝利しました。勝ち時計は1:48.8でした。
母のシーザリオは2005年の日米オークス馬です。半兄には2013年の菊花賞と2014年のジャパンカップを制したエピファネイアや、全兄には昨年の朝日杯FSを制して今年のクラシック戦線を賑わせたリオンディーズがいる超良血馬です。GⅠレースに強い血統なので将来性は抜群です。
レースでもスタートも良く道中はスローペースながらしっかり折り合いをつけていたので競馬センスが非常に高い馬です。仕掛けどころではポジションをしっかり取りに行っていたので操縦性が高く乗りやすい馬なのではないでしょうか。最後のゴール前では流す余裕を見せたのでまだまだ伸びしろは十分と言えるでしょう。
唯一の不安は母や兄弟はかなり大きな馬体でしたが、438㎏というかなり小柄な馬体ということです。管理する角居調教師は「全体的にコンパクトで扱いやすい体重ですね。まだまだ良くなりそうです。」とコメントしていますが、個人的には馬体減りが非常に気になるのでこれ以上減るとパフォーマンスを下げる可能性がありますが、順調に行けば活躍できる逸材です。
2着馬のトルネードアレイと3着馬のステイオンザトップも勝ち馬に負けない良い競馬をしていたので次走も注目です。両頭とも非常に高い能力を見せてくれたので活躍出来るでしょう。