皐月賞へ向けて前哨戦を振り返っておきます。
昨日アップしたデータ分析はこちら。
⇒【皐月賞 2017】データ分析|スワーヴリチャードか?意外な穴馬か?
3/19 スプリングステークス
1着ウインブライト
2着アウトライアーズ
3着プラチナヴォイス
4着サトノアレス
ラップタイム:12.6 – 11.7 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 11.8 – 12.1 – 11.8 – 12.4
(35.4-36.3)
レースラップからは前傾で皐月賞に繋がるレースであったと思います。
先団を形成した6頭が揃って6着以下に敗れる苦しいレースでした。
ウインブライトは馬体重-12kgと究極仕上げの印象です。
捉え切れなかったアウトライアーズとサトノアレスはどちらも年明け緒戦。
上がり目という点からはアウトライアーズ・サトノアレスに軍配が上がると見るのが道理でしょう。
ウインブライトは追い切りをみて最終判断ですね。ただ勝ち方は大外ぶん回しでよく届いたな、という強い競馬。
下手に緩くなっていなければとりあえずの押さえは必要でしょう。
皐月賞関連度合い★★★(直結)
3/5 弥生賞
1着カデナ
2着マイスタイル
3着ダンビュライト
6着コマノインパルス
ラップタイム:12.4 – 11.4 – 12.8 – 13.2 – 13.4 – 12.7 – 12.3 – 11.9 – 11.4 – 11.7
(36.6-35.0)
例年の弥生賞らしい後傾ラップです。スローの上がり勝負でまんまと逃げたマイスタイルが2着に残る流れでした。
カデナの追い込みは素晴らしく、道中もいいポジションにつけていました。カデナが強くて差しきれたと言えるレースです。
G1になって更にペースが上がれば、ますます差し脚が生きる流れとなるのではないでしょうか?
マイスタイルは楽逃げが許されるとは思えず、馬券的には後退。
ダンビュライトも素直なレースぶりで展開的に恵まれていて3着なら出番は厳しいか。
むしろコマノインパルスには期待したいですね。京成杯勝ち馬でここは明らかに叩き台でした。
上昇があるならコマノインパルスでしょう。
皐月賞関連度合い★★☆(後傾ラップがマイナス)
3/18 若葉S
1着アダムバローズ
ラップタイム:12.4 – 10.7 – 11.9 – 12.1 – 12.0 – 12.8 – 12.5 – 11.9 – 11.6 – 12.4
(35.0-35.9)
アダムバローズはスタート直後から2番手に付ける積極的な競馬。
ペースを上げつつも差し馬を押さえ込んだ点は評価できます。
皐月賞が前傾ラップになる前提でいくと、この馬は押さえざるを得ません。
2歳重賞で2桁着順が続いて、休みなく走り続けていますが、
おそらく池添騎乗なのでその点からも消すには惜しい存在です。
いつかのウインフルブルームにイメージが重なります。
皐月賞関連度合い★★☆(相手関係でマイナス)
2/12 共同通信杯
1着スワーヴリチャード
ラップタイム:12.6 – 11.6 – 11.8 – 12.3 – 12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.4 – 11.7
(35.0-34.7)
東京1800mの舞台で考えるとラップは前後半同じと見ていいでしょう。
スワーヴリチャードの勝ち方は残り200mまで全くの馬なり。
仕掛けてあっという間に後続を置き去りにした点からも、強いの一言。
阪神2000mの内回りコースでの内容がイマイチですが、それは新馬戦と未勝利戦。
成長かどうか・・・アテにしづらいというのが率直なところです。
中山2000mで考えると、カデナのほうが切れ味では若干上かなと思いますが、
ポジションが取れるのはスワーヴリチャードなので、やはり評価は難しいですね。
ですが、勝ち馬候補の一頭であることは間違いないと思います。
絶対的な軸とは言い切れません。
皐月賞関連度合い★★☆(過去3年の勝ち馬は共同通信杯からです)
2/5 きさらぎ賞
1着アメリカズカップ
3着ダンビュライト
4着プラチナヴォイス
ラップタイム:12.9 – 11.6 – 12.0 – 12.5 – 12.6 – 12.4 – 12.2 – 11.7 – 12.2
(36.5-36.1)
重馬場もあってタイム的には物足りませんが、平均ペースからの用意ドンの競馬です。
阪神外回りの長い直線を4コーナーから追い通しでアメリカズカップが勝利しました。
このスタミナはすごいと思います。
当日馬場が渋るようならアメリカズカップに出番は間違いなくでてくるでしょう。
良馬場だった場合は、買うことに躊躇います。
皐月賞関連度合い★☆☆(当日の馬場次第です)
3/20 フラワーカップ
1着ファンディーナ
ラップタイム:12.6 – 11.9 – 12.0 – 12.3 – 12.3 – 12.3 – 12.4 – 11.2 – 11.7
(36.5-35.3)
フラワーカップだけを見ると強いの一言です。
風格も感じますし、牝馬だからといって消すのはナシにします。
横の比較が難しいのですが、一気に相手強化になるので、自分のペースを守って中団から競馬ができればいいと思います。
無理に先行させると飲み込まれるか、勝ち切るほどの化け物か、どちらか極端な結果でしょう。
枠は真ん中を取りたいですね。内過ぎず外過ぎず。
馬券は当初から△と決めているので、変更ナシです。
皐月賞関連度合い☆☆☆(ファンディーナの能力だけでレース関係なし)
以上、6レースを見ていきました。
現時点では、
◎スワーヴリチャード
○カデナ
▲アウトライアーズ
☆アダムバローズ
この4頭を中心に組み立てていくことになります。
馬場と天候、追い切りなどで評価していくイメージですが、
ええ、レイデオロはホープフルだけ見ると買わずにはいられませんので、
今回は割愛しました。
仕上がり具合を見て(と言っても藤沢厩舎の最終追い切りはわかんないんだよなぁ)、
結論を出したいと思います。
明日は格付けを行っていきます。
と、マリーンカップの予想ですね。
お楽しみに~
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