香港カップ2018｜タイムワープは消し！データ分析から見えた勢力図！！

今週は香港で4レースがあります。
本日はメインとなる香港カップの出走馬とデータをチェックしておきましょう。

出走を予定しているのはこちらの10頭です。

香港カップ　出走予定馬
香港カップ　データ分析

香港カップ　出走予定馬

馬名（生産国）レーティング
サングレーザーSUNGRAZER (JPN)120
タイムワープTIME WARP (GB)120
ワーザーWERTHER (NZ)119
シーズンズブルームSEASONS BLOOM (AUS)118
ノーザンスーパースターNORTHERN SUPERSTAR (SAF)118
ディアドラDEIRDRE (JPN)113牝馬
ゴールドマウントGOLD MOUNT (GB)114
ストーミーアンタークティックSTORMY ANTARCTIC (GB)114
ステファノスSTAPHANOS (JPN)112
グロリアスフォーエバーGLORIOUS FOREVER (GB)102
注記：牝馬については、本競走の牝馬のアローワンス4ポンドを加算して順位を決めています
注記：レーティングの単位はポンド

レーティング順に掲載しています。
大まかな力関係順ですね。

続いてJRA公式サイトのデータを確認しましょう。

香港カップ　データ分析

１、ゲート

枠順ですね。内枠有利です。
10番から外で勝ったのはエイシンヒカリですので、スタート良くハナに立てる馬ならチャンスはありそうですが、基本は8番より内枠が有利と言えそうです。

２、単勝人気

単勝人気別の傾向ですが、勝ち馬は3番人気以内です。
2着は9番人気以内、3着はどこからでも、という感じですね。
多少でも高配当を狙うなら、1着に3番人気以内、2着に4番人気から9番人気の6頭を並べた馬単が点数を絞る上でも買いやすいかもしれません。

３、前走

過去10年の3着以内馬の前走と11月18日行われた前哨戦香ジョッキークラブカップの着順別の傾向です。
先に香ジョッキークラブカップの出走馬と着順です。
ワーザー3着
ゴールドマウント4着
グロリアスフォーエバー6着
タイムワープ9着
香ジョッキークラブカップで6着以下から巻き返した例はありませんので、人気の一角タイムワープにとっては厳しいデータと言えそうです。

全体的には前哨戦の香ジョッキークラブカップを除くと日本フランスアメリカのG1からの馬が勝っていますので、別路線組は誰もが知っているレースを使ってきた馬を評価すべきでしょう。

天皇賞秋：
サングレーザー
ステファノス

エリ女・凱旋門・BCターフからの出走馬はいません。

４、脚質

逃げ先行が有利なコースです。平坦ですしね。
ラスト2Fで10番手から追い込んで勝ち切るには相当の切れ味を持っていないと不可能です。
10番手以下から勝っているのはその年の香港の年度代表馬ですので、そのレベルの馬でないと厳しいでしょう。
堅実に前で勝負できる馬を狙いたいところです。

５、前年香港C・同年QE2世C

リピートレースかどうか、相性のいいレースはあるのか？そういった視点です。
前年の香港C勝ち馬が2年連続で馬券になるのは1988年以降で一回だけ（2011年―2012年）でした。
連覇は厳しいレースと見るべきでしょう。
一方で同年4月に開催されるQEⅡ世Cの勝ち馬は全体的に好走しており、悪くて4着です。
今年の勝ち馬は不在ですので、微妙ですが2着はゴールドマウント、タイムワープが8着でした。

以上、5項目のデータを見ていきました。

データのポイントは

・3番人気以内
・ゲート8番以内
・前走天皇賞秋or香ジョッキークラブカップの5着以内

サングレーザーは現地でもそこそこ人気になりそうです。
内枠が取れればチャンスは大きくなるでしょう。

宝塚記念で2着と日本人にも馴染みのできたワーザーも脚質を含めて有利でしょう。

タイムワープがどれだけ人気になるか分かりませんが、狙いたいのはゴールドマウントでしょうか。

該当項目はほとんどないものの、力関係を考えるとディアドラも面白そうですね。
単勝で狙ってもいいかもしれません。

と、まとまりがなくなってきましたので、データから3頭ピックアップしておきましょう。

枠順次第のところはありますが、現時点では

◎ワーザー
○サングレーザー
▲ゴールドマウント

と、

消タイムワープ