【東京ダービー2022予想】超ハイペースなら差し追込みで！

春の連続東京GⅠ開催も終わり、春GⅠは残すは宝塚記念のみとなりました。
グランプリレースなのですが、有馬記念みたいなメンバーは毎年集まりません。
開催時期などを考えると宝塚記念よりも別の選択肢を取る陣営や、秋に向けて備えたり、それまでにアクシデントがあり休養に入ったり、なんせだんだんレースレベルが下がっている気もします。
ただ春グランプリレースに変わりはないです。
上半期の総決算なので、出来る限り豪華メンバーが揃ってほしいです。
どんな馬が出走するか楽しみです。

先々週に中央競馬の日本ダービーは終わりましたが、3歳馬達のダービー挑戦は終わりません。
今週から地方競馬の各地域でダービーが本格的に行われます。
今週の南関メインは東京ダービーです。
南関所属の3歳猛者達が世代の頂点に挑戦します。
今年は牝馬が1頭出走するので、牡馬相手にどこまで通用するでしょうか。

東京ダービーに出走するメンバーを少しずつですが見ていきます。

1番　ミヤギザオウ　牡3　56.0㎏　真島騎手
羽田盃の勝ち馬なので南関クラシック三冠に向けて二冠目に挑戦します。
羽田盃を勝ったので能力は本物ですが、前走は真島騎手のファインプレーと展開が嵌った感はあります。
これまでのキャリアは全て大井なので適性面は問題ないのですが、2000mは少し長いような印象も。
前走がフロックでない証明が出来るかどうか。

2番　タツノエクスプレス　牡3　56.0㎏　町田騎手
前走の東京湾カップは強い内容でした。
今回は相手関係をさらに上げてくるので勢いでどこまで通用するでしょうか。
キャリアは全て左回りで、大井・右回りは初なので適性は未知数です。
距離も血統的には微妙ですが、勢いのある3歳馬の見えないパワーに期待。

3番　リコーヴィクター　牡3　56.0㎏　笹川騎手
門別デビュー馬で交流重賞で3着に絡むなど能力は高いです。
ただ後方から競馬するタイプなので取りこぼすことが多いです。
前走の羽田盃も最後は届かずの5着なので、展開が要になりそうです。
そういう意味では距離延長はプラスなので、2走前の様な競馬が出来ればベスト。

4番　ライアン　牡3　56.0㎏　今野騎手
小久保厩舎は今年は3頭出しです。その中でも注目株はライアンでしょう。
低評価だった前走の羽田盃の競馬は衝撃的でした。
前走がいい刺激になれば復活していると思うので、2歳時の様な活躍に期待出来そうです。
後方からの方が脚を活かせていたので、展開が嵌れば羽田盃のリベンジは十分あるでしょう。

5番　ミゲル　牡3　56.0㎏　本田騎手
前走の競馬を見ている限りではこのクラスになると力不足感は否めません。
左回りは問題ないだけに前走見せ場がなかったので、ここで激走も考えにくいです。
相性の良い本田騎手に乗り替わってどこまで前進出来るか。

6番　ノブレスノア　牡3　56.0㎏　左海騎手
小久保厩舎×左海騎手の組み合わせは重賞では一発に警戒したい。
ノブレスノア自身も左海騎手が乗れば勝率100％ホースなので、乗り替わりは大歓迎です。
もともと森騎手がずっと騎乗していた馬なので能力はお墨付きですよね。
距離延長も歓迎なので、久しぶりに好条件がそろった今回は楽しみです。

7番　シャルフジン　牡3　56.0㎏　御神本騎手
門別デビュー馬で南関移籍後は一度も馬券を外していません。
御神本騎手とも合っていますし、前走のインパクトが大きく今回も期待したいです。
ただ前走はかなり消耗度合いが激しい奇策に出たと思うので状対面が少し心配です。
この脚質で大井2000mはかなり厳しい。

8番　レディオスター　牝3　54.0㎏　酒井騎手
牝馬路線に行けば間違いなく主役クラスをあえてこちらを選んだという事は陣営もある程度戦えると判断した証拠でしょう。
安定感はこのメンバーの中でも光っていますし、先行力を活かした競馬が出来れば牝馬でも楽しみです。
女王誕生なるか。

9番　カイル　牡3　56.0㎏　本橋騎手
小久保厩舎管理馬です。
左海騎手が別馬を選んでいるのは気になるものの、相性の良い本橋騎手に戻ったのはプラスです。
能力的には勝負出来ると思いますし、大井2000mも対応できると思います。
条件から前走の結果で軽視するのは危険かも知れません。

10番　フレールフィーユ　牡3　56.0㎏　和田騎手
クラウンカップの勝ち馬なので能力はあるのでしょうが、前走の羽田盃の大敗は疑問です。
初右回りのせいなのか、そもそも右回りがダメなのか。
そう考えると今回も大井なのはプラスではないです。
相手関係も前走に引き続き一緒くらいなので、右回り2戦目でそこまでやれるか。

11番　ナッジ　牡3　56.0㎏　矢野騎手
前走は完全に勝負所をミスっていましたね。
矢野騎手のミスとまでは言いませんが、ナッジのポテンシャルを100％活かしきれなかった感じです。
矢野騎手が今回も鞍上ということでリベンジに燃えているはず。
前走のような競馬ではなく、いつもの競馬が出来れば勝ち負けのチャンスはあると思います。

12番　イルヴェント　牡3　56.0㎏　岡村騎手
今回は強敵の同型馬がいるので、先行勢どうしの兼ね合い次第な部分があります。
前走の様に嵌れば強いですが、さすがに今回は展開的には厳しいでしょう。
本当の意味での力試しが出来るレースでしょう。

13番　クライオジェニック　牡3　56.0㎏　安藤騎手
逃げないと良さが出ないタイプなので、是々非々でも逃げるでしょう。
ただ大井2000mは逃げ切るには難しいコースですし、同じ前に行きたいタイプも多いです。
今回も簡単には自分の得意な競馬は出来ない可能性が高いです。

14番　リヴィフェイス　牡3　56.0㎏　森騎手
ここまで安定した結果を残してきましたが、前走の羽田盃で初めて掲示板を外しました。
能力の差とみるか、初右回りが響いたとみるか。
森騎手が引き続き騎乗することを考えれば後者の可能性はあります。
右回り2戦目で本来のパフォーマンスを取り戻せるか。

15番　トーセンエルドラド　牡3　56.0㎏　張田騎手
御神本騎手が別馬を選んだのが気になります。
大井に転厩後は2戦2勝で結果を残してきましたし、ダービートライアルの勝ち方はここも期待出来る内容でした。
それでも張田騎手に乗り替わったのはなぜなのか。
戦績よりもこの乗り替わりに疑問が残る感じですね。

16番　キャッスルブレイヴ　牡3　56.0㎏　仲野騎手
重賞では少し物足りない戦績ではあるものの、経験は豊富なのでレース慣れはしているでしょう。
右回りの経験は少ないものの、苦手意識まではなさそう。
主戦の仲野騎手とともに競合相手んいどこまで食らいつけるか。

以上で東京ダービーの全馬診断を終わります。
ということでここから最終予想をしていきます。

最終予想

羽田盃同様、前が早い展開で差し馬を狙っていきましょう。
馬場は火曜日も不良馬場発表で、どこまで回復できるか分かりませんが、
東京は梅雨入り宣言が出た様子で、引き続き不良馬場と想定します。

◎15番トーセンエルドラド
前走が不良馬場で逃げて勝利。
ただ逃げ差し自在がこの馬の持ち味でしょう。
御神本騎手から張田騎手への乗り替りはありますが、馬の力で持ってくると見ます。
2着に負かした相手からも、差はないと思います。

○4番ライアン
羽田盃は復活を遂げる2着でした。
不良馬場を勝った平和賞のように、不良なら逆転まであると見ます。
あとはジョッキー次第。

▲1番ミヤギザオウ
羽田盃が見事な差し切りで決め手を生かす流れになれば出番です。
続いて極端な枠に入ったのでありそうな気はします。

△11番ナッジ
もうちょっとやれていいハズなのですが、大井の砂が合わないのでしょうか。
展開も向いていますし見限る訳にもいかず。

×2番ダンツエクスプレス
×7番シャルフジン

最終予想はYoutubeライブでパドックを見て決めたいと思います。

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