【新馬戦】末脚抜群イノバティブ次戦も期待！！【2016年10月10日】
こんにちは、新馬を斬る！虎徹です。
スプリンターズステークスで惜しくも2着と苦渋を飲んだミッキーアイルが香港遠征をやめて国内路線を進むことが管理する音無調教師から発表されました。音無調教師は「放牧に出たばかりで正式には決まっていないけど、香港遠征をやめたので、マイルＣＳということになるでしょう」とコメントしています。
有力馬が国内GⅠを盛り上げてくれるのはファンとしてはうれしいです。スプリント路線とマイル路線はあまり充実していないので国外に出るケースが近年増えてきています。GⅠレースなので国内の頂上決戦をしてほしいのですが、そうなってないのが現状です。ミッキーアイルの参戦で今年のマイルCSはかなり面白くなりそうです。
月曜日の新馬戦は素質馬が多く出走した新馬戦が多かったです。その中でも注目度が高かったのはやはりサトノダイヤモンドの半妹リナーテでしょうか。まだまだ素質馬が控えているのでしっかり新馬戦を見届けたいです。それでは月曜日東京の新馬戦回顧です。
【馬名】 イノバティブ（牡2）
【日時】 10月10日（月）
【レース】 東京5R 芝1600m
【期待度】 ★★★☆☆☆☆ 【1600万級】
【適正距離】1600m～2000m
【適正】 芝
【父馬】 ディープブリランテ
【母馬】 ケイティーズミスト
【調教師】 相沢郁（栗東）
【短評】
牡馬としては少しスリム体形の440㎏の馬体でしたが、見せるところは見せる良い馬体でした。まだまだ粗削りな部分はありますが競馬センスとしては高い馬ではないでしょうか。メンバーレベルがあまり高く無かったので大きな評価は出来ませんが、上りの脚は良かったので次戦以降も期待出来る内容ではないでしょうか。
レースの総評としては、スタートは良く好位につける競馬を選択しました。スタート直後は少し行きたがるそぶりを見せていましたが、内で足を溜めていました。4コーナー終盤から外目に持ち出して抜け出して、上り3F33.6秒の脚で抜け出しました。勝ち時計は1:38.7でした。
スタートからの二の脚も早くすんなり好位にキープ出来ていました。序盤は少し行きたがる素振りが見えましたがしっかり落ち着いて内で脚を溜めれているので競馬センスの高さがうかがえます。勝ち時計としては平凡ですが、上りの時計は早いので良い末脚を持っていると思います。
メンバーレベルがそこまで高くなかったので一概には言えませんが、次走以降も末脚が発揮できれば楽しみです。ただまだまだモタモタしているのが直線で見られたのでまっすぐ追走出来ればもっとタイム的にも良かったのかも知れません。