【新馬戦】ラプソディーアがノーステッキでデビュー勝ち!!【2016年12月10日】
【馬名】 ラプソディーア(牝2)
【日時】 12月10日(土)
【レース】 阪神5R 芝1400m
【期待度】 ★★★★☆☆☆ 【オープン級】
【適正距離】1200m~1600m
【適正】 芝
【父馬】 ディープブリランテ
【母馬】 ハルーワソング
【調教師】 友道康夫(栗東)
【短評】
414㎏と小柄な馬体でしたが良血馬らしく馬体はしっかり仕上がっていました。半兄には2014年の中日新聞杯と新潟記念を制したマーティンボロがいます。兄は中距離路線を得意としていましたが、明らかにスプリント路線が向いてそうなレースぶりでした。414㎏の馬体が気になるところですがノーステッキでの勝利なので今後も注目出来る存在ではないでしょうか。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、抜群のスタートを切るとハナを主張せずに逃げたいアタックバイオを行かせてピッタリ後方につけての競馬でした。道中は折り合いを欠くことなくリズム良く追走して馬なりのまま直線に侵入しました。直線に入ると騎手が軽く追うだけで楽々と抜け出して最後までしっかり脚を伸ばしてノーステッキでデビュー戦を勝利しました。勝ち時計は1:23.5でした。
スタートも抜群だったのですが行き脚もスピードの乗りも良かったのでメンバーの中で抜けている競馬でした。鞍上を務めたC・ルメール騎手も勝利コメントでべた褒めしていたのでかなり手応えがあったのではないでしょうか。直線に侵入するまで馬なりで走っていましたし最後は追うだけでステッキは使っていないのでまだまだ伸びしろは十分ありそうです。管理している友道調教師は「来年は桜花賞を目指します」と早くもGⅠ参戦宣言をしたので覚えておきたい1頭です。
レース内容も良かったのですが、やはり気になるのは414㎏の小柄な馬体です。今回はかなり仕上がっていた馬体だったので使われた分の反動が気になるところです。フットワークも軽くマイルまでが限界な様な印象を受けたのでクラシック戦線も桜花賞が最大のチャンスかも知れません。