【新馬戦】勝負根性抜群のレッドコルディスがデビュー勝ち!!【2016年10月10日】
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
先週の日曜日東京6Rで久しぶり菜七子スマイルを見ることが出来ました。4番人気ラミアカーサに騎乗してハナ差の激戦を制してJRA通算5勝目をマークしました。直線ではかなりムチを使っていましたが執念の追い込みを見せて5月28日以来約4か月ぶりの中央勝利となりました。藤田菜七子騎手は「ずっと勝てなくて苦しかった。少しは恩返しができました。」とコメントして、4戦連続で同馬の騎乗を依頼した関係者に感謝の弁を述べていました。
やっとしっかり追ってくれるレースをしてくれました。まだまだ勝ちたいという執念は新人騎手の中でトップの木幡騎手やトップ騎手と比べると感じられませんが、今までの騎乗の中で一番しっかり追っていて勝ちたいという気持ちが強かったのではないでしょうか。これを機に勝ち星を増やしてほしいです。
今回の記事で先週の新馬戦記事は最後になります。3日間開催だったので多かったです。合計10レースの新馬戦が組まれていました。素質馬のデビューもあったので見ごたえのある10レースでした。それでは先週最後の新馬戦回顧です。
【馬名】 レッドコルディス(牝2)
【日時】 10月10日(月)
【レース】 京都5R 芝2000m
【期待度】 ★★★★☆☆☆ 【オープン級】
【適正距離】1800m~2400m
【適正】 芝
【父馬】 ハーツクライ
【母馬】 ストライキングヴェイル
【調教師】 高橋義忠(栗東)
【短評】
デキは良くバランスのとれた骨格で474㎏と馬体を良く見せていました。スローな展開でのレースだったので早い流れでどうかという点は残りますが対応出来そうなレースぶりだったので注目です。次走でどのような競馬をするか試金石となるでしょうが、今回よりも良い競馬が出来れば評価を上げたいです。
レースの総評としては、スタートはあまり上手く無くてダッシュがつきませんでしたが押して押して先団へとりつきました。道中は逃げ馬を見ながら2番手をキープしました。前半1000mを64.5秒とスローな展開でした。折り合いもしっかりついていました。直線でしっかり加速して叩き合いを制してデビュー勝ちしました。勝ち時計は2:04.8でした。
スタートはあまり良くありませんでしたが、二の脚が早くスタートさえ決まればもっと楽にハナ争いが出来るでしょう。道中もリズム良く走っていました。最後も勝負根性を見せてくれましたし、しっかり末脚を見せてくれたので能力は一級品です。
ただ時計が遅かったぶん楽な展開でした。もう少し標準や早いペースでの競馬で改めて能力値を評価したいです。もう少しクビを使えればパフォーマンスが上がると思うのでその辺りは稽古が必要でしょう。