【新馬戦】外国産馬ミセスワタナベ圧巻のスピードでデビュー勝ち!!【2016年10月15日】

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こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。

 

今週のメイン重賞である【菊花賞】に予備登録されているサトノダイヤモンドですが、香港カップ(12月11日シャティン・GⅠ・芝2000m)と、香港ヴァーズ(12月11日シャティン・GⅠ・芝2400m)に登録していることがわかりました。管理する池江調教師は「選択肢を増やすために登録しておきます。」とコメントしています。現時点ではGⅠタイトルを持っていない超良血馬が海外GⅠを目標にする可能性があることを示唆しました。

 

 

この登録は菊花賞予想にも動きがありそうです。池江調教師の性格や今までの発言の信憑性などを考えると菊花賞に自信がないような行動です。自信があるならそんな登録はせずにジャパンカップや有馬記念など国内で勝負をすると思うので。是が非でもGⅠタイトルを獲得したい陣営の判断なのかわかりませんが少し驚きの報道でした。

 

 

先週からローカルの新潟競馬も始まり3場開催となっています。土曜日は新潟競馬場では新馬戦は組まれていませんでした。東京・京都で2レースずつ組まれ、素質馬もデビューしているので注目です。それでは先週の新馬戦回顧を始めます。

 

 

【馬名】  ミセスワタナベ(牝2)

【日時】  10月15日(土)

【レース】 東京4R ダート1400m

【期待度】 ★★☆☆☆☆☆ 【1000万級】

【適正距離】1000m~1400m

【適正】  ダート

【父馬】  Tapizar

【母馬】  Foxy Friend

【調教師】 木村哲也(美浦)

【短評】

外国産馬でダート適正は非常に高いです。馬体重は488㎏ですが、馬格は非常に整っている印象でした。レースセンスがあり競馬も上手く新馬戦とは思えないレース内容でした。最後は脚が上がっていたので1400mも長い印象が残りました。路線的に厳しいかも知れませんが成長が楽しみです。

 

 

レースの総評としては、大外枠からのスタートとなりましたが、好スタートでスピードに乗るとハナに立ちました。その後はかなり飛ばして直線に入るまでに2番手に5馬身以上の差をつけて侵入しました。直線では失速して一杯一杯になりましたが、最後はなんとか凌いで逃げ切りました。勝ち時計は1:26.3です。

 

 

スタートも良かったのですが、スピードがかなり目立っていました。ハナに立つまでは少し時間が掛かりましたが、他の馬とスピード値が違うのですんなりハナに立ち、抑えられずその勢いそのままに快調に飛ばしていました。前半600mを34.9秒で通過しているので直線であれだけのセーフティリードが出来たのでしょう。

 

 

最後はバテたのか上り3F39.2秒とギリギリなので1400mは適正ではないのでしょう。どちらかというとスピードが生きる1000m~1200m専門といった感じではないでしょうか。馬体がもう少し柔らかくなれば距離が少し伸びそうですが。短いダート路線の活躍を願いたいです。


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