【新馬戦】メダーリアフレイム4馬身差の圧勝劇【2016年10月2日】
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
藤田菜七子騎手の兄貴分でもある同厩舎に所属している丸山元気騎手が調整ルームで外部との連絡をとっていたので30日間の騎乗停止処分を受けてしまいました。JRAは丸山元気騎手が中山競馬場内の調整ルームで携帯電話を使用して外部と通信を行ったため、10月8日~11月6日まで30日間の騎乗停止処分を科したと2日に発表しました。丸山騎手は1日の中山競馬9Rの騎乗後に同日のレースで勝利した厩務員さんにメールを送っており、厩務員さんがTwitterにアップしていたことで判明したようです。
最近で言えばC・ルメール騎手も同じような事をしたため、デビューが遅れるという珍事がありましたよね。携帯電話は個人のプライバシーがすべて詰まっているので、レース前に回収などは出来ませんが、賭け事なのでその辺はクリアにするべきだと思います。長期の騎乗停止処分を結構ですが、再発防止に動くのが今のJRAに必要なことではないでしょうか。公平性を保つならその辺りもしっかりシステムを作って欲しいです。
今回の記事から日曜日の新馬戦回顧をしていきます。この日は中山で2鞍、阪神で1鞍の新馬戦が行われました。実績馬の弟がデビューやGⅠレース日だったのでいつもより注目された新馬戦だったのではないでしょうか。それでは日曜中山の新馬戦回顧です。
【馬名】 メダーリアフレイム(牝2)
【日時】 10月2日(日)
【レース】 中山4R ダート1200m
【期待度】 ★★★★★☆☆ 【GⅢ級】
【適正距離】1000m~1400m
【適正】 ダート
【父馬】 Medaglia d’Oro
【母馬】 Fanfirn
【調教師】 伊藤圭三(美浦)
【短評】
少し太目残りの余裕のある馬体でしたが、レースの内容は非常に良く映りました。道中も非常にリズム良く走っていました。最後は余裕残しにしては良い脚を使っていました。反応も良いので今後の成長次第では重賞タイトルが獲れる可能性を感じさせてくる競馬でした。
レースの総評としては、スタートも良く二の脚も早い馬なのですんなりと先団の後ろにつける位置取りでした。道中もリズムよく軽快に進んで楽な手応えのまま直線に侵入しました。ジョッキーのGOサインに素早く反応して、前で粘る馬を交わしてさらに引き離す勝利でした。勝ち時計は1:13.4でした。
馬体は太目残りの印象を受けましたが馬格は良いものを持っているように映りました。道中はリズム良く走っていました。最後の直線でも反応良く伸びていて、しっかりした脚色で伸びていたので素晴らしい内容でした。
時計は1:13.4と決して目立った時計ではありませんが、それでも見ごたえのあるレース内容だったので時計以上のモノを感じさせる内容でした。次走ひと叩きされてさらに良くなることが予想されるので再評価が必要な1頭かも知れません。