【新馬戦回顧】ヴゼットジョリー(父ローエングリン)【2016年7月23日】

競馬サイト

WP HTTP Error: 有効な URL ではありません。

A feed could not be found at http://web-antenna.net/feed.rss. A feed with an invalid mime type may fall victim to this error, or SimplePie was unable to auto-discover it.. Use force_feed() if you are certain this URL is a real feed.

こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。

1993年にクラシック戦線を沸かせて余生を送っていたユキノビジンが村田牧場で急性心不全で26歳で短い生涯に幕を下ろしました。競馬界の一時代を気付いた馬達が相次いで天国に旅立っているのでもの凄く寂しさを感じますが、改めて感謝をしているところです。現世代の有力馬に直結している訳ではありませんが、彼らが競馬界を盛り上げてくれたお陰で今の競馬界がある訳ですから。

 

12頭の子供達を残しましたが中央では結果を残す事は出来ませんでした。繁殖牝馬としては戦績が残せませんでしたが、現役の時からファンの多い馬なのでネットでは悲しみの声などが多かったです。競馬は他のギャンブルと違って命ある馬を相手にしているので死というものは間近に存在します。普段は忘れがちの事実なのですが、常に忘れてはならない事実です。騎手も命賭けて騎乗しているので、私たちはそれを忘れずに競馬を楽しみたいですね。

 

土曜日の中京で行われた唯一の新馬戦は18頭のフルゲートでの1戦でした。この多頭数戦の経験はのちに必ず生きてきます。古馬になると関係ありませんが3歳のクラシックや大一番にでるまで多頭数を経験しないままで出走する若駒もいます。多頭数戦は流れや捌きなど色々な事を試せる絶好な舞台なので注目です。それでは土曜日中京の新馬戦回顧です。

 

【馬名】  ヴゼットジョリー (牝2)
【日時】  7月23日(土)
【レース】 中京5R 芝1400m
【期待度】 ★★★★☆☆☆ 【OPEN級】
【適正距離】1200m~1600m
【適正】  芝
【父馬】  ローエングリン
【母馬】  フレンチビキニ
【調教師】 中内田充正(栗東)
【短評】
重い馬場でこの頭数を捌けたのは非常に価値がある内容です。頭数の割には楽な競馬になりましたが最後の直線では力が要求されるなか牝馬とは思えないパワフルな走りでした。馬場は良馬場の方が良いパフォーマンスをしてくれそうなので良馬場ではさらなる前進が見込めそうです。レースとしては派手ではありませんが、スライドが大きいのに先行で上手く折り合って最後の末脚なので大物の予感はします。

 

レースの総評としては、スタートも良かったのですが二の脚が早くハナに立つ勢いでした。鞍上の指示で前に馬を置いてのレース運びになりましたが集中力を欠く事なくしっかり折り合っていました。4コーナー途中から追っていましたがエンジンの掛かりが遅いみたいで直線に入ってから掛かった様でそこからはメンバー最速の上がりで抜き去る競馬でした。牝馬ですが脚が長いのでスライドも大きくパワフルな走りがもの凄く印象的でした。

 

パドックでも際立っていましたが脚が長くモデル体型の馬で背も高いので走りもダイナミックに見えます。ただレースになると馬体全体で走っているのですがもう少し重心を低くすれば推進力をついて楽な競馬が出来るのではないだろうか。末脚は世代の中でも素晴らしいもの持っているので直線が長いコースになればさらに末脚が生きそうです。

 

エンジンの掛かりが遅いのが少し気になるので鞍上の仕掛けどころも重要になりそうです。追い切りよりも動いていたので本番に強い馬かも知れないので追い切りで調子が悪いからといって軽視するのは危険な馬です。福島に続いてこの産駒が勝ったのでこの産駒も新馬戦では注目したい産駒です。重馬場でここまでのレースを見せてくれたので良馬場ならさらに良いレースを見せてくれそうです。

 

 

【メルマガ募集】フランケルJr.のここだけの話

※無料です。

フランケルJr.のここだけの話
http://frankelmagazine.com/
※登録完了通知が迷惑メールフォルダへ届いている可能性があります。

フランケンjr緑2no_R

 

応援よろしくお願いします!m(_ _)m
競馬ブログ・ランキング image88 競馬予想D 他の競馬予想も見る

 


PAGE TOP