【新馬戦】パイロ産駒が独占!トウケイライデンがデビュー勝ち!【2016年10月16日】
【馬名】 トウケイライデン(牡2)
【日時】 10月16日(日)
【レース】 京都4R ダート1200m
【期待度】 ★☆☆☆☆☆☆ 【500万級】
【適正距離】1000m~1400m
【適正】 ダート
【父馬】 パイロ
【母馬】 シークレットアート
【調教師】 清水久詞(栗東)
【短評】
492㎏と大きい馬体ですが仕上がっていたので恵まれた馬格の持ち主です。行き脚も良くすんなりと逃げることに成功して、終始この馬向きの展開とペースになりました。時計もやや遅い印象を受けたのでそこまで強いという印象を持つことはありませんでした。まだまだ幼さが残っているので成長してどうか。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、ゲートの出もスムーズで好スタートを切ってすんなりハナを奪いました。道中もリズム良く走っておりマイペースにラップを刻んでいきます。余裕の手応えで直線に侵入すると後続が迫ってくる中もうひと伸びする余力がありました。2着馬に1馬身1/4をつけて逃げ切りました。勝ち時計は1:14.1です。
馬体は仕上がっている印象を受けましたが、鞍上の武豊騎手のコメントではまだまだ仕上がっていないようなので叩き2戦目で変わり身に期待できるそうです。確かにスピードは速くすんなり自分のポジションを獲って競馬を出来るのは特徴的で好材料かも知れません。
ただ今回はメンバーレベルがかなり低く走破時計も上がりもかなり掛かっています。低いメンバーレベルの中での派手な競馬といった印象でしょうか。終始ハナを譲らないレースでしたが前半3Fは36.9秒で後半3Fは37.2秒とどちらも逃げ馬が有利なレース展開でした。
叩き2戦目の次走は確かに変わり身はあるかも知れませんが、メンバーレベルも一気に上がり逃げ馬として標的にされるのは当然なのであまり触手は動かない1頭ではないでしょうか。もう少し距離適性も伸ばさないと中央ダートも限られてくるでしょう。
3着までパイロ産駒が独占しましたが際立って強い印象を受けた馬はいませんでした。上位入選馬でも次走以降は厳しい競馬になるでしょう。