【新馬戦】芝でもダートでも面白そうなスマートシャヒーンがデビュー勝ち!!【2016年12月3日】
【馬名】 スマートシャヒーン(牡2)
【日時】 12月3日(土)
【レース】 中山6R ダート1200m
【期待度】 ★☆☆☆☆☆☆ 【500万級】
【適正距離】1200m~1600m
【適正】 芝・ダート
【父馬】 タイキシャトル
【母馬】 ファイブスター
【調教師】 安田隆行(栗東)
【短評】
スプリンターを仕上げるのが非常にうまい厩舎なので、しっかり仕上がっている馬体でした。馬場は重馬場でしたがダートは走りやすい馬場状態だったので力がフルに生きたのではないでしょうか。それでもあまり目立たない競馬でした。さらに層が厚いダート路線なので評価を下げました。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、芝スタートでしたがグングン加速していきました。ダートに入ると少し脚色が鈍くなりましたが、先行勢を射程圏に捉えた4番手での追走でした。道中は折り合いも問題なくついていました。手応え良く直線を迎えると外に持ち出して一気に逃げ込みを図りました。2着馬に3馬身をつけるデビュー戦勝利の競馬でした。勝ち時計は1:12.7でした。
芝スタートでしたが抜群のスピードを見せていたので芝でも面白いのではと思うようなスタートダッシュでした。ダートに入ってから少しポジションを下げましたが、前を捉えながらしっかり追走して折り合い面も欠いていなかったので両方ともこなせるのではないでしょうか。
走りやすい馬場でしたが4角から一気にラストスパートを掛けて逃げ込みを図りました。最後の最後までしっかり伸びており、鞍上を務めたR・ムーア騎手も気性面も素直とコメントしているので距離が伸びてもこの競馬はみせてくれそうです。
レース内容は良かったのですがメンバーレベルはそこまで高くなかった印象を受けました。時計もそこまで目立ったタイムではありませんでした。次走はメンバーレベルも上がるのでここまで簡単な競馬は出来ないでしょう。その他メンバーもあまり強いと思った存在はいないので次走以降も厳しい競馬が続きそうです。