【新馬戦】叩き合いを制したヤマニンベリンダがデビュー勝ち!!【2016年12月17日】
【馬名】 ヤマニンベリンダ(牝2)
【日時】 12月17日(土)
【レース】 阪神6R 芝1200m
【期待度】 ★★☆☆☆☆☆ 【1000万級】
【適正距離】1200m~1600m
【適正】 芝
【父馬】 キングズベスト
【母馬】 マダニナ
【調教師】 河内洋(栗東)
【短評】
460㎏と馬体重的には良い馬体ですが、パドックから線の細さがかなり目立っていました。パドックでは終始落ち着きのなさが目立っていました。レース内容は直線で叩き合いを演出するなど派手なレースでした。ただパドックでの様子や時計の遅さなどを考えるとあんまり高い評価は出来ません。長い目で見守ることが必要なのかも知れません。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、ゲートの出も良くて好スタートを切りながらさらに二の脚も早い馬なのですんなりハナ争いに参加しました。3コーナー辺りでは枠の影響を受けたのか2番手に後退しましたが、折り合いを欠くことなくスムーズな競馬をしていました。直線に侵入すると動き出しますがなかなか前の馬を捉えることが出来ませんでした。最後は4頭が横並びになりましたが、勝負根性を見せて2着馬に1/2差を開けて勝利しました。
パドックから落ち着きが無くてスタートを心配していましたがスタートダッシュはバッチリ決まっていました。線の細さが目立っていたので牡馬ともやり合えるのか疑問が残りましたが、揉まれる競馬にならなかったのが功を奏したのかスムーズな競馬運びが出来ました。鞍上も前を見ながらちょうど良い位置で競馬が出来たとコメントしているので、この馬にとって1番良い競馬が出来たのではないでしょうか。京都金杯3着のヤマニンウイスカーやラジオNIKKEI賞2着のヤマニンファラオの半妹と活躍馬を出している血統なのでこの先も非常に楽しみな逸材です。
ただ時計面は速いものではありませんでした。最後は叩き合いを制しての勝利で見応えは良かったですが、線が細く細身の身体だったので反動などが気になります。次走以降はその辺りは注視したいです。