阪神ジュベナイルフィリーズ2018｜前走振り返りからエールヴォアが面白い一頭だ！

阪神JFをみていきましょう。
まずは前走を中心とした、過去レースの振り返りです。

2歳戦は横の比較が難しい面がありますので、レースレベル等も考えながらレース回顧を行っていきます。

10月27日アルテミスS

1着シェーングランツ
2着ビーチサンバ
3着エールヴォア
4着ウインゼノビア
7着アフランシール
10着レディードリー
11着グレイシア

勝ったシェーングランツ、2着のビーチサンバはどちらもいい抜け出す脚を見せました。
ただ、東京の直線で内枠が今回ほど詰まるレースは珍しく、評価が難しいところです。
走破タイムは7回のアルテミスSでは最速とレースレコードでしたので、抜け出した2頭の強さは認めないといけないでしょう。
アルテミスSからは3着以下に負けた馬から、巻き返すのはどこか？を探すところだと考えます。

10月20日アイビーS

1着クロスジェネシス

東京1800m混合戦で、レース自体は最後の直線でのキレ味だけで決まるようなレースでした。
走破タイムは過去5回の中で2番目でしたが、感覚的には平均的な勝ち時計でしょうか。
クロスジェネシスは好位からピタリと折り合って、直線もたつきながらも外に持ち出して抜け出す競馬でした。
想定では北村友一騎手が継続騎乗ですが、多頭数になったときに捌けるのか不安です。
大外に入れば逆にチャンスがある気がします。
切れ味の良さを確認するレースでした。

11月18日赤松賞

1着ジョディ―

前半3F35.6-後半3F34.1とスローな逃げを演出してそのまま押し切ったジョディ―が勝利でした。
3着馬とは0.6秒差付けていますので、地力は上位と認めますが、阪神JFではここまで楽な展開はないでしょう。
今のところ逃げた2戦で2勝、番手以下に控えた2戦は4着と逃げでしか結果が出ていません。
2走前にサフラン賞で完敗したレッドアネモスを考えると、良くて掲示板まででしょう。

11月3日ファンタジーS

1着ダノンファンタジー
2着ベルスール
4着ラブミーファイン

ダノンファンタジーは積んでいるエンジンが違うという走りっぷりでした。
阪神JFで1番人気が想定されますが、異を唱えるところはないですね。
レース内容は無駄に大外をぶん回しての競馬ですので、その辺で差し損ねる可能性は感じます。
2着ベルスール、4着ラブミーファインは無駄のない競馬でしたが、地力で劣ったという印象です。

10月7日りんどう賞

1着プールヴィル
2着ローゼンクリーガー

スローな流れで好位4番手くらいから抜け出したプールヴィルが抜け出して完勝。
ローゼンクリーガーの追込みの脚は良かったのですが、勝ち馬には全く届かずです。
走破タイム1.22.7は近年では明らかに遅い部類です。
強い馬ならプールヴィルのポジションからローゼンクリーガーの脚を使って大きく抜け出していたでしょう。
レースレベルは低いと感じます。

9月30日サフラン賞

1着レッドアネモス
4着ジョディ―

レッドアネモスは操作性がかなり高いと見ます。
2歳の若駒ですので、この時点で操作性が高いというのは大きなアドバンテージでしょう。
レッドアネモスは内枠取れれば、ロスのない競馬ができそうで上位に顔をだしてもおかしくないと感じます。
ジョディ―は上記の赤松賞でも触れましたが、馬自身の能力が若干低いと見るべきでしょう。

11月10日デイリー杯2歳S

2着メイショウショウブ

勝ったアドマイヤマーズがソコソコ強い馬という認識です。
直線で「今から！」というところでアドマイヤマーズからタックルを受けているので、メイショウショウブもなかなかの根性でしょう。
メイショウショウブはダートで勝利していますが、芝だと2着3着タイプな気がします。
人気にならないようなら馬券に加えておきたいところです。

以上、何レースかざっと振り返ってみました。

レースレベルで見ると

アルテミスS＞＞＞デイリー杯2歳S＞＞＞他、こんなイメージです。

アルテミスSの上位2頭を素直に信頼するのがいいかもしれませんね。

月曜の段階では、阪神芝1800mでしたが強い競馬を見せて、アルテミスでも3着に粘った

◎エールヴォア

ここを狙ってみたいと思いました。浜中騎手からの乗り替わりだと更に前進と見ます。

アルテミスS出走馬にダノンファンタジーとレッドアネモスを加えれば馬券は取れそうな気がしますね。

以上、阪神JFの前走振り返りでした。

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